「学園アイドルマスター」(以下、「学マス」)が2026年5月16日でゲームサービス開始から2周年。ゲーム内では昨年より親愛度コミュ「#STEP3」が展開され、そこで登場した新ソロ曲を収録した3rdシングルが順次リリース中だ。リスアニ!では「学マス」2周年と3rdシングルリリースを記念したキャストインタビューを実施し、新たな楽曲を中心にキャスト自身の成長も深堀りしていく。連載最後は、美鈴としての新たなアプローチで「VEIL」を表現した、秦谷美鈴役の春咲 暖に話を聞いた。
INTERVIEW & TEXT BY 千葉研一
――「学マス」がゲームのサービス開始から2周年を迎えました。春咲さんにとってどんな2年間でしたか?
春咲 暖 本当にあっという間でした。もう2年か……という気持ちもありますが、その2年間の中に色んなことがギュッと濃縮されていて。すごく濃くて短く感じる2年間だったなと思います。
――美鈴は1周年の時にプロデュースアイドルとして実装されましたが、その前後で何か変化はありましたか?
春咲 美鈴が実装されて、他人事ではなく自分事に変わったのが、一番大きな変化だと思います。サポートカード(サポカ)やイベントストーリーには最初からちらほら出ていて、収録自体もやってはいましたが、実装されるまではやはりどこか(キャストとしてよりも)プロデューサーとしての気持ちのほうが大きくて。例えば、アナザーガシャは初回10連無料で引けるじゃないですか。美鈴の実装前は「誰をピックアップにしようかな。まりちゃんもいいしリーリヤもいいし、この曲だったらこの子かな」などとフラットに「学マス」をプレイしていたんです。でも、実装されてからは、そこに美鈴がいる感動と美鈴のプロデュース業にグッと熱が入りましたし、コミュなどを見て「ここはこういう気持ちで録ったな」「この時期に録ったな」といった思いが込み上げてくるようになりました。
――春咲さんはリスアニ!の「学マス」インタビューに初登場となりますので、改めてオーディションのことを振り返ってお聞かせください。
春咲 オーディションはもう4年ほど前になりますが、「アイドルマスター」(以下、「アイマス」)の新ブランドが始まることをそこで知りました。その時のオーディション対象キャラクターは美鈴と(十王)星南だったのですが、資料を見て美鈴に一目惚れしたんです。めちゃくちゃかわいい子がいるなって。説明やプロフィールを読んで、血液型がB型であること、2月生まれであることなどシンパシーを感じましたし。オーディションの台本を読んだ時もそうでした。それまでは、キャラクターがこの場面でどういう気持ちになるのか、1つ1つ組み立てていくことが多かったんですね。でも、美鈴の場合は目を閉じたら情景が浮かんできたというか、ものすごく自然に演じることができました。そういった感覚になったことはあまりなかったので、これ以上のキャラクターには出会えないかもしれない、これでダメなら私はこの道には向いていないかもしれない、と思ったのが強く印象に残っています。
――美鈴を紹介する生配信(学園アイドルマスター「初星学園HR~秦谷美鈴 大紹介SP~」)では、美鈴のイラストを見て目が印象的だったと話していました。資料を見た段階で、今のような不敵さや傲慢さもわかっていたのですか?
春咲 いえ、傲慢さはまったくわかっていなかったです。いただいた資料は公式サイトのプロフィールと同じような説明で、「幼馴染み(月村手毬)のことを大切に、妹のようにかわいがっていて、マイペースでお世話好き」といったことが書いてあったので、柔らかい印象でした。髪飾りがお花で、見た目もすごく清楚で品行方正そうだったのですが……目元は今よりもキリッとしていて、ちょっとキツネっぽい感じだったのがすごく印象的で。その目元にグッと引き込まれたのは今でも鮮明に覚えています。
――「アイマス」のオーディションは過去に色々受けた経験があるとのことですが、子供の頃や学生時代に「アイマス」のことをどの程度知っていたのでしょうか?
春咲 私はそもそもそれほどゲームをしてこなかったので、「アイマス」のゲームをプレイしたことはなかったです。ただ、思い返してみると小学生の頃はまだゲーム機に触れていて、DSの「太鼓の達人」(「太鼓の達人DS タッチでドコドン!」)ですごく良い曲だなと思ったのが「エージェント夜を往く」でした。自覚はなかったですが、おそらくそこが私にとって「アイマス」のスタートだったと思います。その後はあまりゲームをすることがなくなりましたけど、中学生の時にたまたまネットで渋谷 凛ちゃんの画像が流れてきたんですね。すごくかわいい子だと思って、彼女の画像を集める謎の儀式をしていました(笑)。当時はアイドルゲームに馴染みがなかったので、ただ集めるだけで。それから、高校の文化祭では、友達に一緒に踊ろうと誘われたのが「アイドルマスター シンデレラガールズ」の「Star!!」でしたし、気づかぬうちに人生のところどころに「アイマス」が散りばめられていた感覚はありますね。
――そして、「アイマス」のオーディションといえば歌唱審査もあったと思います。そちらはいかがでしたか?
春咲 課題曲は「アイドルマスター ミリオンライブ!」の馬場このみさんの「dear…」でした。スタジオオーディションになってから歌唱審査があり、私はそこで初めて聴いたのですが、一目惚れといいますか聴いた瞬間にすごく刺さっちゃって。課題曲だからとか関係なく聴き込んじゃうくらい大好きになりました。オーディションが終わった後も、今でもカラオケで歌っています。(馬場このみ役の)髙橋ミナミさんは“THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD 2025”(以下、“MOIW2025”)で同じ日に出演させていただいたのですが、オーディションで「dear…」を歌わせていただいたことをリハでご本人にお伝えすることができたのも嬉しかったです。
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