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INTERVIEW

2026.05.18

ポピパは何でもあり!愛美・大塚紗英・大橋彩香が語る、22nd Single「どきどきデエト」に感じたPoppin’Partyの可能性と自由な発想

ポピパは何でもあり!愛美・大塚紗英・大橋彩香が語る、22nd Single「どきどきデエト」に感じたPoppin’Partyの可能性と自由な発想

声優×キャラクター×バンドのパイオニアとして前人未到の道を切り開いてきた、次世代ガールズバンドプロジェクト『BanG Dream!(バンドリ!)』発のリアルバンド、Poppin’Party。星の鼓動に満ちた10周年イヤーを走り抜け、次のディケイドに踏み出した彼女たちが届ける通算22枚目のNew Single「どきどきデエト」は、ポピパならではの楽しさと愛らしさが詰まったキラキラドキドキな一枚だ。バンドの楽曲史上最高難度を誇るカップリング曲「Game Changer」、Blu-ray付生産限定盤に収録される今年1月のワンマンライブ『Poppin’Party New Year LIVE「Happy BanG Year!!」』の映像を含め、12年目を迎えたポピパの旨味を存分に味わえる本作と、まだまだ広がり続けるバンドドリームについて、ギター/ボーカルの愛美(戸山香澄役)、ギターの大塚紗英(花園たえ役)、ドラムの大橋彩香(山吹沙綾役)がたっぷり語ってくれた。

INTERVIEW & TEXT BY 北野 創
PHOTOGRAPHY BY 堀内彩香

かわいいだけじゃない!アイデア満載のドキドキデートソング

――22nd Singleの表題曲「どきどきデエト」は、スマートフォン向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(以降、「ガルパ」)のイベント「約束重ねて、また明日」に紐づいて発表された楽曲。このところ表題曲はかっこいい系の曲が続いていましたが、今回はポップでキュートさ全開ですね。

愛美 香澄と(市ヶ谷)有咲がデートするシナリオの内容に合わせて、すごくかわいい曲になりました。楽曲を聴いた時にまず浮かんだのが、ライブで披露するとしたらどういう演出で歌おうかなということで。「どきどきデエト」というタイトルなので、香澄と有咲がステージ上で絡む演出があってもいいのかなと思ったんですよね。

――シナリオでもすれ違いから和解した後の二人は、仲の良さがこちらにもすごく伝わってきました。

愛美 香澄が有咲と二人で出かける約束をしていたのに、バイトの予定を入れてしまって、有咲がショックを受けるところから始まって。それで改めて「二人でちゃんと遊びに行こう」と約束して仲直りする解決方法もすごく微笑ましくて、私も思わずニヤニヤしてしまいました(笑)。香澄と有咲のペアの仲の良さを喜んでくれるファンの方も多いなかで、『バンドリ!』のプロジェクトが10周年を超えた今、二人の関係をまた深掘りしてくださってすごく嬉しかったです。

――他のポピパメンバーは、二人の仲直りをサポートするような立ち回りでした。

大橋彩香 「あ、またいつものケンカか」みたいな感じで。「ちょっと長引いているな」と少し心配しつつも、「この二人なら大丈夫だろう」と信頼を持って見守っている感じでした。

――そんなポピパの関係性が詰まった楽曲ですが、皆さんの推しポイントがあれば教えてください。

大塚紗英 私はみんなの掛け声が好きです。“Do Do 乙女デエト”とか“どきどきどきデエト”という掛け声が入っていて、楽曲のストーリーに合わせてセクションごとにニュアンスを変えているんです。おたえとしてかわいい曲を歌う時は、どこまでテンションを上げたり下げたりするのがいいのか難しくていつも悩むのですが、今回は私のレコーディングは最後の方だったので、苦戦しつつもみんなの歌を参考に録りました。キャラクターごとのニュアンスをぜひヘッドホンや耳に近いオーディオで楽しんでほしいです。

愛美 推しポイントかあ……でも、全部いいんですよね(笑)。ずっとワクワクドキドキしていて。

大塚 この曲、香澄としてどういう気持ちで歌ったんですか?

愛美 「楽しいなあ」と思いながら(笑)。

大塚 香澄だ(笑)。

大橋 「デート感」というより「楽しさ」が前に出ている感じがしたかも。

愛美 そうそう。有咲の方が「デート」をビッグイベントとして捉えてくれているかも?香澄はただ「楽しい、嬉しい!」っていう気持ちが前面に出ています。

大塚 歌詞を深読みしない感じですね。でもそれって、ある意味、罪な女じゃないですか?この歌詞を自分で書いて、有咲にも歌わせて、その距離感は結構、罪深いかも。

大橋 私の推しポイントは、サビ前のドラムのリズムパターンです。1小節ごとにリズムが変わっていくので、演奏する時、そこが一番忙しいんです。さえチが“Do Do”と楽しそうに掛け声をしている時、私は必死です(笑)。ばっちり決まるとすごく楽しいところなので注目してほしいです。

――この取材の時点ではまだ行われていませんが(※取材は4月に実施)、「どきどきデエト」は5月3日開催のRoseliaとの合同ライブ「DREAMS GO ON」でライブ初披露されるとのことなので、先ほど愛美さんがおっしゃっていた「ライブで披露する時の演出」のアイデアについてお聞かせください。

愛美 今回のSingleのリリース日と「DREAMS GO ON」の有明アリーナ公演は日程が近かったので、この日に初披露するだけでなく、ライブのハイライトになるような演出ができたらいいなと思ったんです。皆さんがライブを振り返った時に「あれ良かったよね」と真っ先に思い出せるようなものにしたくて。となると、いつもとは違うことがやりたい。なので、いっそ楽器を置くことにしました。有咲と香澄は演奏せず、デートに重きを置きます。

大橋 我々(大塚・西本りみ・大橋)は演奏で支えながら、ニコニコ見守っているという感じです(笑)。シナリオと同じ関係性をライブでも体現します。

愛美 ポピパはリリースから間もないホットな状態で新曲をライブでお届けする機会が意外と少ないので、今回は特別なことができればいいなと思って。プロデューサーさんが提案してくれたアイデアと、私が考えていた方向性が一致したので、ドキドキデートした香澄と有咲の雰囲気を、そのままライブでもお届けすることにしました。

――そのアイデアを聞いた時、お二人はどう思われましたか?

大橋 「いいじゃんいいじゃん」という感じでした。その時はギターとベースとドラムの3人だけで演奏する3ピースバンドみたいな編成になるので、私たちとしてもすごく新鮮で。

大塚 ポピパで新曲を練習する時は、ギターのパラデータを見ながらどのパートの演奏を担当するかスタッフさんと相談して決めるのですが、今回は生音で出すギターが私の1本だけになると聞いて。なので、どのフレーズを拾うかはかなり自分で考えました。今までやってきた曲の中でも、一番ライブアレンジした曲になっていると思います。

愛美 うんうん。さえチに「好きなパートを弾いていいよ」って伝えて。

大塚 「どきどきデエト」はギターが重なっていてデータ数が多いんですよ。そのうちどれか特定のトラックのフレーズを弾く選択肢もあるなかで、私は音源の完コピを目指すより、1本のギターで演奏しきれるようにしたほうが、ポピパのコピーバンドをやりたい子たちがマネしやすいかなと思ったんです。それで「ギターの音の一本化」を頑張ってみたので、ライブで気づいてくれたら嬉しいですね。

大橋 私は、ギターを置いたあいみん(愛美)を後ろから見るのがすごく好きで。

愛美 嬉しい!

大橋 だから今回、(伊藤)彩沙も加わって二人で伸び伸びデートしているところを後ろから見るのがすごく楽しみです。早く見たい!

大塚 今日の時点では、うちらもどんな感じになるかまだわかってないもんね(笑)。

愛美 振り付けもちょっと考えてます。

大塚大橋 えー!聞いてない!

――楽しみではありますが、大橋さんのドラムも、パートごとに変化が激しい曲なので、演奏するのは大変なのでは?

大橋 そうなんです!リズムパターンの移り変わりが激しいし、でもすごく軽快でBPMも速いので、曲調のかわいさに騙されていたけど、実際に演奏してみたら「はぁ、はぁ、ハードかも……」ってなってしまって(笑)。

大塚 この曲、めっちゃムズいよね!聴いていると全然そんなことなさそうじゃないですか。でもポップな雰囲気に騙されないでほしい(笑)。ヤバいよね、これ。

大橋 意外と忙しいので、後ろで香澄と有咲のデートを見守る余裕を持つために、しっかり練習しなくちゃなと思いました。「全然見られなかったー!」ってならないように(笑)。私、ライブではスタンドセット(立ちドラム)で演奏する時もあるんですけど、この曲はすごくかわいいので、いつかスタンドセットでやるのもいいかも

愛美 確かに。そもそも香澄と有咲だけがデートするとは限らないし。

大塚 えっ、ポジションを交換するってこと?

大橋 それは許されることなんですか?(笑)。香澄と沙綾とかでもいいものなの?

愛美 全然いいと思う。

大橋 おー!デートポジが変わる可能性があるんだ。

大塚 確かに見たいかも。

――ライブでも二人のデートが成功するといいですね。

愛美 祈るばかりです。

大塚 失敗することってあるの?ステージ上で喧嘩するとか(笑)。

愛美 いいデートになりますように。

次ページ:ライブでの披露は……?ポピパの新境地となる最難関曲が誕生!

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