REPORT
2025.08.12
2005年7月26日、のちに伝説となるゲームが誕生した。ゲームセンターで初めて見た衝撃を覚えている人もいるだろう。そこから20年。2025年8月2日・3日に「アイドルマスター」シリーズ20周年を記念したライブ“THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS LIVE ~NEVER END IDOL!!!!!!!!!!!!!~”が、Kアリーナ横浜にて開催された。本稿では8月3日のDAY2の模様をお届けする。
TEXT BY 千葉研一
「アイドルマスター」シリーズ20周年を記念したステージには、THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+の中村繪里子(天海春香役)、今井麻美(如月千早役)、長谷川明子(星井美希役)、浅倉杏美(萩原雪歩役)、仁後真耶子(高槻やよい役)、平田宏美(菊地 真役)、釘宮理恵(水瀬伊織役)、原 由実(四条貴音役)、若林直美(秋月律子役)、たかはし智秋(三浦あずさ役)、下田麻美(双海亜美・真美役)、沼倉愛美(我那覇 響役)、滝田樹里(音無小鳥役)が勢揃い。DAY1で見事なパフォーマンスを見せてくれただけに、DAY2も開演前から期待の空気が会場に充満していた。
会場内に足を踏み入れたプロデューサー(「アイドルマスター」ファンの呼称)たちが目を止めたのは、今回のステージ構成。背後に大きな階段とスクリーンがあるメインステージから中央、上手、下手と3本の花道が伸びており、それらがアリーナ中央で繋がり大きなサブステージとして使える形だ。細部の差異こそあれ、まさに劇場版「THEIDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」でのライブステージを再現したステージであり、「これは『M@STERPIECE』確定だね」といった声も聞こえてくる。
そして、いよいよ開演時間となり、スクリーンには765プロダクションの高木順二朗社長と事務員の音無小鳥が登場し、挨拶や注意事項アナウンスを行う。社長からは「今日の開幕は昨日(DAY1)とはひと味違う」との期待も飛び出し、アイドルたちと一緒にステージに立つ彼女を送り出すと、DAY2のステージが幕を開けた。
「M@STERPIECE」をアレンジした荘厳なメロディが流れ、スクリーンにはアイドルたちのシルエット。その前に同じポーズをして立つのは、THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+の13人だ。「765プロ!ファイト~!」「おー!!」と円陣での声がけをステージ上で行い、まさに「アイドルマスター」の象徴ともいえる「THE IDOLM@STER」で幕を開けた。楽曲こそDAY1と同様だが、DAY1は滝田以外の12人(THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS)での披露だっただけに、社長の言葉通りひと味違うステージにプロデューサーたちも大興奮。コールや歓声も全開で、20年間歌い続けてきた楽曲を噛み締めるように楽しんでいた。
曲後、メインステージに並んだメンバーから挨拶が。生声で叫んだり、アドリブでスタッフに声を求めたりする場面もありつつ、今回のテーマ“憧れ(アイドル)は、終わらない”や新衣装をアピールして、ライブ本編へと突入していった。
まずは、事前に募集した「ライブプロデュースアンケート」の「セットリストアンケート」より、QUINTET(5人歌唱)楽曲として「GO MY WAY!!」を中村、浅倉、仁後、若林、下田が披露。こちらも初期から歌われてきた人気曲だけに、テンションはさらに爆上がり。花道も使いながら歌うメンバーに、プロデューサーたちの「ラララ~」の声も響き渡る。
同じく「セットリストアンケート」より今度はDUO(2人歌唱)として今井と長谷川が「relations」を熱唱。歌唱メンバーが発表されてイントロが流れると大歓声が沸き起こる。それもそのはず、これまで数多くのメンバーがこの曲を歌ってきたが、オリジナル歌唱メンバー(オリメン)による「relations」はなんと初。20周年の記念ステージでの待望の姿、2人の気持ちのこもった歌声は抜群にかっこ良く、感情を爆発させるようなロングトーンもオーディエンスの心に突き刺さった。
序盤から怒涛の展開は続き、アイドルたちの掛け合いが聞こえてきたかと思えば、「私たち、“竜宮小町”でーす!」と始まったのは、ゲームやアニメに登場したユニット“竜宮小町”(釘宮、若林、たかはし、下田)による「MOONY」だ。ユニットのプロデューサーを務める律子役・若林も加えた編成で、ゆらゆらゆらめくように歌い上げていく。作中で“竜宮小町”が結成されたときにバックで流れていたのがこの曲だったという粋な選曲でもある。
MCでは、アンケートで募集した「“765PRO ALLSTARS”の関わる20年間の歴史の中で、プロデューサーさんが特に語りたい作品やライブ、展開について」を紹介して、一緒に歴史を振り返り、ますます熱を帯びていく次のブロックへ。
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