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2022.08.27

【ライブレポート】止めどなく訪れる、心が“弾ける”瞬間! “Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-”DAY1・超速報!

【ライブレポート】止めどなく訪れる、心が“弾ける”瞬間! “Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-”DAY1・超速報!

8月26日、さいたまスーパーアリーナにて“Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-”のDAY1が開催。無事開催の運びとなった17回目の“アニサマ”の初日は、初出演の新風から節目を迎えるベテランアーティストまで、それぞれが高いパフォーマンス能力をもって観客の心を次々と弾けさせてくれた。

■8/26(金)セットリストはこちら
■“Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-”DAY2 ライブレポート・写真はこちら
■“Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-”DAY3 ライブレポート・写真はこちら

初出演組も次々登場!次々と繋がれていく質高いパフォーマンス

この日はまず本編に先駆け、開場時間中にVTuberグループ・ホロライブのユニット・スパイスラブによるオープニングアクトも実施。まずはユニットの持ち歌「カレーメシ・イン・ミラクル」で場内をイエローに染め上げると、ホロライブ初の公式曲「Shiny Smily Story」も披露。大舞台にグループ全体を連れてきたような形で、キュートなパフォーマンスにエモーショナルさを乗せて出番を締め括った。

そしてOPムービーを挟んだラインナップ紹介も終わり、いよいよ本編……と、スクリーンに映し出されたのはウルトラマンたちの姿。続いてステージには鈴木このみ・オーイシマサヨシ・仲村宗悟の3人が登場し、『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』の主題歌「Now or Never!」を熱くコラボすることで、3日間のお祭りの幕開けを飾ってみせる。

それに続いたのは「IDOLY PRIDE」の面々。まずはサニーピースが「SUNNY PEACE HARMONY」で高いチーム力をもってフレッシュかつキュートなステージを魅せれば、後奏部分で登場した月のテンペストは「月下儚美」でシリアスかつ凛とした姿を見せ、ポイントポイントでしなやかさも織り交ぜつつパフォーマンス。

続けて長瀬琴乃(CV:橘 美來)が、元々は姉・長瀬麻奈(CV:神田沙也加)の曲であった「song for you」を真っ直ぐに堂々と歌って多くの観客の胸を震わせると、最後は10人揃って「サヨナラから始まる物語」を歌唱。この楽曲を生み出した大石昌良もギター担当として登場し、メンバーの歌やダンスに加え細かい部分に至るまでの表情の魅せ方も巧みに、フレッシュさも相まって尊ささえ感じるステージを作り上げていった。

続いて登場したのは「D4DJ」発のDJユニット・燐舞曲。オリジナル曲「BLACK LOTUS」から、思いっきり荒ぶるギタープレイをみせた大塚紗英(月見山 渚役)を筆頭に、キャラとしてのパフォーマンスを通じて燐舞曲の世界観を構築すると、ゲームやライブでも定番曲であるTK from 凛として時雨の「unravel」のカバーを披露。この曲では加藤里保菜(青柳 椿役)の高音が非常によく映え、観客を虜にしていった印象だ。

そのムードをダークなEDM「Elder flower」で受け継いだのが、ソロ初出演・大西亜玖璃。ダンスも交えてスタイリッシュに魅せると、もう1曲「ジェリーフィッシュな君へ」ではハイテンポなナンバーを笑顔いっぱいにキュートに披露。2サビ後間奏ではダンスの中にほのかにしとやかさも交えて、メリハリあるステージを繰り広げてくれた。

それに続いて登場した中島由貴は、パフォーマンスのどこを取ってもとにかく隙がない。「Route BLUE」を披露するなかで、歌声でのキュートさも見せつつ、1つ1つの手のフリからステップのメリハリまで切れ味抜群。

クオリティ高いステージを通じて、初のソロ出演で強い印象を残すと、客席最奥通路に控えていたトロッコに乗って「D4DJ」発のDJユニット・Merm4idが登場。持ち歌「Floor Killer」を歌唱しながら通路を疾走しメインステージへ到着すると、続けて「Bomb A Head!」を歌唱……すると、オリジナルを歌うm.c.A・Tが、リフトアップでサプライズ登場!

場内をさらに盛り上げると、今度は燐舞曲がステージに登場し、先日スペシャルアニメで発表されたばかりの、2組による新曲「FAKE OFF」の初披露!Merm4idのダンスパフォーマンス力の高さを見せつつ、それが燐舞曲のハードな演奏と混ざり合ったときに生まれる爆発力も体感させてくれた。

そんなブチ上がったステージに続いて、バラード「流転」で登場したのが仲村宗悟。骨太なボーカルで楽曲の魅力を十二分に発揮すると、観客へのエールも込められたかのようなポップなナンバー「JUMP」では、ポジティブなパワー全開にパフォーマンス。そのエールが届いたことを証明するかのように、会場全体にたくさんの拳が突き上げられる。

その“エール”という側面を受け継ぎ、力強く届ける「群青インフィニティ」で登場したのが東山奈央。イントロ中にコール部分の振付講座を交えて一体感も高めた彼女、パフォーマンスでもサビ頭でジャンプを決めたにも関わらずその直後の歌声は非常に力強く、彼女のボーカリストとしての土台の確かさを伺わせる。そして観客との対話を掲げて披露した「Growing」ではトロッコに乗って会場を一周。その言葉通りに歌詞に乗せた温かい感情をプレゼントして回るかのような1曲となったように思う。

続く斉藤朱夏は、その温かい感情を受け継ぎ「パパパ」で、ソロ初出演のステージを飾る。ショーのように物語を展開するダンサーを従えつつ、自身も2サビでは“パッと開いた”というフレーズに合わせてパラソルを開いたりするダンスなど、目にも楽しいステージを繰り広げていった。

そのあとを受けた鈴木愛理は、まず℃-uteのメンバーとして歌った「大きな愛でもてなして」をソロで歌い、さすがのパフォーマンス力を見せつけていくと、自身初のソロアニソンとなった「ハートはお手上げ」で豊かな歌唱力を発揮。

様々な面で観客を魅了していく。そして後奏のかき回し中に、ギターを携えた愛美とベースを携えた中島由貴がステージに登場!Buono!時代に歌った「MY BOY」でスペシャルコラボ。3ピースのガールズバンドスタイルでの、ハイスピードでロッキンなナンバーの披露で印象を残していった。

そんな“バンド”の要素を受け継いで、前半戦のトリを飾ったのがRAISE A SUILEN。夏芽(ds)のドラムソロにRaychell(b、vo)の歌声が乗り、最後にはメンバー5人全員が拳を掲げてコールを重ねてからスタートした「DRIVE US CRAZY」から、圧とアツさが段違いのライブを展開。それは続く「Repaint」でも同様で、ステージ上の熱に呼応して観客のボルテージは高まっていく一方だ。それをさらにもう一段高くブチ上げたのが、スペシャルゲストとしてMorfonicaより進藤あまね(倉田ましろ役/vo)とAyasa(八潮瑠唯役/Vn)が登場して、7人での「UNSTOPPABLE」。Raychellの歌声に力負けせず、なおかつ圧が強くなりすぎず、ましろらしさも失わない絶妙な進藤の歌声と、美しいAyasaのバイオリンの音色がいいエッセンスとなり、この曲にシンフォニックロックとしての新しい表情を与えていた。

次ページ:音楽の楽しさ、アニサマ愛、絆、そして恩返しと未来――様々な想い詰まった後半戦

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