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2021.07.08

出演者から終演後のコメントも到着!パワーとエールに満ち溢れた、“はじまり”のステージ! “アニパチ-Anime Carnival-”イベントレポート!

出演者から終演後のコメントも到着!パワーとエールに満ち溢れた、“はじまり”のステージ! “アニパチ-Anime Carnival-”イベントレポート!

6月26日、TOKYO DOME CITY HALLにて“アニパチ-Anime Carnival- supported by OPENREC.tv”が開催。Digital Doubleが主催する、アニメ・ゲーム・音楽関連の配信番組枠『アニパチ』初のイベントは、ライブにトークに盛りだくさんの内容。番組担当中のMay’nと鈴木このみに加え、2021年10月放送開始のTVアニメ『プラオレ!〜PRIDE OF ORANGE〜』のメインキャストからなる“チームプラオレ!”のメンバー(増田里紅、本郷里実、相良茉優、北守さいか、汐入あすか、森山由梨佳、青山吉能)も出演し、七人揃っての初パフォーマンスの披露も目にすることができた。

シンガーとしての多面性を感じた、鈴木このみのステージ

イベントは、まずはトークパートからスタート。May’nと鈴木、そしてチームプラオレ!を代表して相良茉優がステージに登場する。相良もまた『アニパチ』で番組を担当中であり、この三人は互いの番組へのゲスト出演経験もあるため、序盤は各々の番組概要の紹介やゲスト回でのエピソード披露などが繰り広げられる。また、トークコーナーの終盤では、『アニパチ』で開催中の曜日対抗企画にちなんで「ストップウォッチ10秒チャレンジ」での生対決も実施。アーティストらしくダンスを用いて計測にチャレンジしたMay’nが最も近似値を叩き出し、見事優勝を飾った。

さて、イベントはここからライブパートに。まずトップバッターを務めたのは、鈴木このみだ。鈴木が歌唱した5曲はリリーズ時期も楽曲のテイストも一極に集中させることはなく、「Blow out」や「世界は疵を抱きしめる」のようなアグレッシブなナンバーでパワフルさをみせたかと思えば、ミドルバラード「舞い降りてきた雪」でじっくり聴かせる時間帯も作る。自身のファン以外も来場するフェス形式のライブイベントという場で、自らの持つ多面的な魅力をアピールするねらいがあったのだろうか。また、曲中で“ラッキーさん”を選び掛け合いながら歌唱するワンマンライブの恒例曲「Nice to Me CHU!!!」では、この日は配信視聴者全員を“ラッキーさん”に指定。歌詞も一部変更して画面の向こうとも繋がりながら、場内の観客とはクラップで一体になり、歌声の持つパワーをハッピーに変換して届けていった。

そしてソロでの出番ラストを飾ったのが最新シングルの表題曲「Bursty Greedy Spider」。ハードなナンバーに乗せる歌声には、ほかの曲とは少々異なるトゲや荒々しさが。それをベースにしながら、サビでは空間へと広がっていくような力強さを上乗せ。直前のMCで語った、年頭の声帯結節手術の際に決意した「新しく始まる歌手人生は、何があろうとたくましく歌い抜いてやろう!」という想いにも重なる歌声を通じて、これまでの活動で培ってきたものにさらにひとつ上乗せしたものをみせ、自身の出番を締め括った。

正真正銘“はじまり”のステージ! チームプラオレ!のステージでは新情報も続々発表に!

続いて登場のチームプラオレ!は、この日が七人揃っての有観客での初ステージ。自身と担当キャラクターや『プラオレ!』という作品自体の説明に続いて、いよいよ「ハレ、のちドリーミンぐっ!○」の初披露へと移る。

試合に勝利した際にリンクで披露される“ビクトリーダンス”の曲ということもあって、非常に希望に溢れたポップな王道ナンバー。だがよく聴くと、特に序盤のソロパートが次々リレーされていく部分ではミドルテンポの割に音数が多い点が非常に面白いところだ。また、フレッシュさいっぱいのパフォーマンスの中では、サビ最後のストップモーションがメンバーごとに異なる決めポーズになっていたのは注目ポイント。これから明らかになる各キャラと、そのポーズとのリンクを感じられる日が楽しみだ。

歌唱後は『プラオレ!』のTVアニメやゲームの情報を紹介。TVアニメのオープニング主題歌「ファイオー・ファイト!」をチームプラオレ!が担当することや、エンディング主題歌はMay’nが歌唱し、サウンドプロデュースに今井了介氏を迎え、自ら作詞・作曲を手がけた「オレンジ」に決定したこと、ゲーム版の主題歌は鈴木このみが歌唱し作詞・作曲にも携わった(※作曲は今井了介との共作)「Glorious Day」に決定したことが続々と発表に。それを受けて、May’nと鈴木がステージに再登壇。それぞれが手掛けた楽曲について「試合や練習あとの帰り道の夕焼けのような音楽で彩ることができたら(May’n)」「みんなの頑張った日々が報われて『Glorious Day』に辿り着いてほしいなという気持ちを込めました(鈴木)」など熱い想いのこもった言葉を述べ、それにチームプラオレ!の七人は目を輝かせながら耳を傾けていた。

次ページ:エールと未来への希望を届けてくれた、May’nの歌声とパフォーマンス

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