【『Wake Up, Girls! 続・劇場版 前後編』9月・12月公開記念 Wake Up, Girls! 全部見せちゃうぞ!】第5回 高木美佑 インタビュー

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もう、エアじゃなーい!

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 ──この夏にはライブツアーやアニサマがありましたが、最近のできごとに感じますか、それとも時間がたって感じますか。

高木 だいぶ前のできごとのように感じます(笑)。8月が終わった後も京まふ(京都国際マンガ・アニメフェア2015)や東京ゲームショウ(東京ゲームショウ2015)があったり、映画の公開があったりいろいろあったので。

 ──夏のライブツアーで印象に残っているのはどんなことですか。

高木 「素顔でKISS ME」は劇場版の作中では、あまりメンバーにもお客さんにもWUGちゃんらしくないと言われるような、ちょっと微妙な扱いになっているんですね。でもライブを見たお客さんからは「素顔でKISS ME」すごく気に入ったって声もいただいたので、そういう方は劇場版を見てびっくりするだろうなぁと思いながら歌っていました。

 ──新曲盛りだくさんのライブツアーでしたが、高木さん、永野さん、山下さん、奥野さん、吉岡さんの5人で歌った「セブンティーン・クライシス」のセンターを高木さんが務めたのが印象に残っています。

高木 そうですね! センターに立って歌うのは、とってもうれしかったです。歌うパートもたくさんあって。その前の「地下鉄ラビリンス」から続けて歌う構成だったので体力的には結構ハードだったんですが、その分やりきったぞーって感じがありました。ポップでかわいい曲なので、歌っている間も幸せでした。

 ──メンバー全員が大変な曲といえば「7 Girls War」ですが、個人の運動量という意味では「セブンティーン・クライシス」の高木さんが一番ハードに踊ってるんじゃないですか?

高木 そうかもしれません。元々「セブンティーン・クライシス」はダンスメイン、よっぴーとみにゃみの「プラチナサンライズ」は歌メインな感じで、頑張って踊って見せるぞー! て感じだったんです。その中でのセンターでやれるって思ってもらえたのはうれしいですね。ステージを観た人からも、美佑がセンターなのは身長のバランスのいいユニットなるねっていう感想もいただきました。

 ──「プラチナサンライズ」は仙台公演がベストだったとメンバーからよく聞くんですが、「セブンティーン・クライシス」はやはり高木さんに聞きたいなと思いまして。各会場の出来はどうでしたか?

高木 大阪公演は初出しだったので緊張しましたし、まだ体力配分ができてなかった気がします。

 ──大体最初の大阪は毎回加減がわからない感じですね(笑)。

高木 そうなんですよ。去年はもっともっとやりすぎた感じだったので。でも今年はその経験があったので、普段通りのことをやればいいんだ、という気構えを持ってライブに入れました。舞浜は私の地元千葉ということもあったので、より気持ちも盛り上がりました。

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 ──地元といえば、仙台公演では高木さんから、永野さんのお株を奪う仙台出身宣言がありました。

高木 私仙台出身なんですよ! 3歳ぐらいにお父さんの転勤で千葉に来たんです。だからおばあちゃんも石巻生まれなので、仙台に行ってからおばあちゃんの家に行ったりしていて、私的には結構仙台は地元感があります。

 ──地元であり、作品の舞台である仙台の大きなホールでライブができるのはやはり特別ですよね。

高木 ですね…。仙台公演で「WOO YEAH!」を歌ったんですけど、歌詞に「アリーナや2階席も3階席も、見える! 今はまだエアだけど」ってフレーズがあるんですね。でも仙台公演の東京エレクトロンホール宮城は3階席まで現実にある会場だったので「もうエアじゃなーい!」って叫んだのがすごく思い出になってます。

 ──山下さんがツアーで印象に残ったことに、「もうエアじゃなーい!」を挙げていたぐらいです。

高木 結構みんなうるうるきたよーって言ってくれました。

 ──「エアじゃなーい!」は事前に言おうと思ってた感じですか? それともその場のインスピレーションでしょうか。

高木 昼公演で歌っているときに目に入って、あ、3階席がある! と思ったんです。その時によし、夜公演ではやったろーと思いました。最後だから思い残しがないように、やりたいと思ったことは全部やってやろうと思って。

 ──ではライブツアーに関しては、やりきった感じですか。

高木 やりきりましたね! お客さんもずっと盛り上がってくれたし、初出しの曲でも覚えて盛り上がってくれて。特に仙台では聖地の力を感じました。

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 ──もうひとつ大きな体験として、この夏は2度目のアニサマ(Animelo Summer Live 2015 -THE GATE- )出演があったと思います。どんな体験でしたか?

高木 今年2度目のツアーをやりきってから迎えたアニサマだったので、去年とはまた違う迎え方でした。やっぱり去年、美海のマイクの音が出なくて、万全にやりきれなかった悔しさはあったので、今年はみんなで笑顔でステージを終えようと決めてステージに立ちました。だから終わったときにみんなが笑顔だったことが、本当に良かったと思います。

 ──「少女交響曲」をアニサマで初めて目撃した人も多かったのでは?

高木 ツアーなどでは披露していたんですけど、『Wake Up, Girls! 青春の影』がまだ公開されていない時期だったので、お客さんがどう受け止めてくれるかなというのはとても気になっていました。でも出た瞬間会場いっぱいの緑のサイリウムで迎えてくれて、お客さんもノリノリで。アニサマのお客さんはアニサマという場を楽しみに来てくれているんだと思うんですが、それでも歓迎してくれているんだ! ということは伝わって、すごくうれしかったです。

 ──衣裳は少女交響曲でしたが、軍服っぽいデザインは背の高い高木さんや青山さんにすごく映えますね。

高木 ありがとうございます! 私あの衣装好きです。

 ──さいたまスーパーアリーナという会場の大きさはどう感じましたか? わからないぐらい広大なのか、全体を感じとれたとか。

高木 横までお客さんがびっしり入っていて、奥行きがすごくあるので、宇宙空間みたいで。現実世界じゃないみたいでした。

 ──会場奥のメインステージのみだった去年と、ど真ん中のセンターステージを使った今年の違いはどうでしたか。

高木 センターステージは特に囲まれ感がすごかったです! でも、花道やセンターステージ周りのお客さんってすごく近いんですよ。だから宇宙みたいに広く感じるのと同時に、前の方にいるお客さんの顔や、WUGのTシャツを来てくれていたりは意外に見えるんです。すごい、いるんだ! と思ってうれしかったし、励まされました。おかげで頑張れました!

 ──脱線になりますが、大トリのGRANRODEOさんのステージに出演したセクシーな女性たちって見ましたか?

高木 見ましたー! GRANRODEOさんのステージが終わって、その後は最後全員でテーマソングを歌うことになるので、出演者全員がモニターのある場所で待機していたんです。みんなでステージを見て「うわー! フー!」って盛り上がってました(笑)。だから皆さんが退場していく時は大拍手で見送りました!

 ──そのあと、錚々たる顔ぶれと一緒にステージでテーマソングを合唱するのはどうでしたか?

高木 本当に……夢のようでした! 大好きなアーティストさんばかりだったし、今回は私たちが歌うパートも3回ぐらいあったんです。おそれおおい畏れ多い……と思いながらも、おもいっきり歌っちゃいました。誰が前列で歌うかはあみだくじで決めたんです。

 ──あみだとは思えないぐらい、最初はアニソン大好き勢が前列でしたね。

高木 そうなんですよ、美海とよっぴーと私で! 本当に幸せでした。

 ──二年目は笑顔で終えたアニサマですが、もし次があればやってみたいことは?

高木 やっぱりコラボってアニサマならではじゃないですか。いつかやってみたいなーって思いますねー。あとは、別の取材で「(小声で)ハッカドールも目標はアニサマです!」と言ってしまったのでそちらも目指したいです(笑)。

 ──ツアーとアニサマが終わって舞台挨拶のとき、山本監督は「最近メンバーの意識が高くなった」と褒めてましたよね。監督的にはべた褒めな気がします。

高木 私は素直にうれしいなと思いました! でもうれしいと同時にびっくりしましたし、みんなびっくりしたと思います。監督はツンデレだなぁって思いました(笑)。2年目はもっと良くしないと、劇場版につなげたいと、って気持ちはみんなが持っていたのが良かったのかなと思います。

 ──これから続・劇場版後篇がありますし、そのあともWUGの活動は続きます。今後の意気込みなどを伺えますか?

高木 後篇は菜々美たちが中心になってくるんですが、未夕なりに2人を励ましたり、未夕らしくやっているので楽しみにしてほしいです。I-1の物語あり、白木さんと丹下さんの物語ありで、前篇で残った色々なものが回収されていく後篇なので、楽しみにしてください。次の大きなイベントとして12月12日開催のWUGフェスがあるんですが、夏の経験や続・劇場版を通して大きくなったWUGを感じてもらうために頑張って、いいステージにしたいです。そしてこれからは、私もいろいろな現場に行って、私が成長することで一緒にWUGの岡本未夕ちゃんを成長させたいです。挑戦を忘れず、高みを目指せたらなと思います。

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Photography By 小賀康子 Interview&Text By 中里キリ


●リリース情報
劇場版Wake Up, Girls!青春の影 主題歌
「少女交響曲」
発売中

【CD+DVD】
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価格:¥ 1,800+税

【CD】
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価格:¥1,200+税

<CD>
1.少女交響曲
2.素顔でKISS ME
3.少女交響曲 (Instrumental)
4.素顔でKISS ME (Instrumental)

<DVD>
少女交響曲 MV

●作品情報
『続・劇場版 後篇「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom」
12月11日公開

© Green Leaves / Wake Up, Girls!2製作委員会

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