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REPORT

2015.03.06

プリズムジャンプで、み~んな今年いちばーんのハピなるにっ!“プリパラ&プリティーリズム クリスマス☆パーティー”レポート!

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2014年12月13日、幕張メッセ 国際展示ホール5にて“プリパラ&プリティーリズム クリスマス☆パーティー”が開催。このイベントは、現在放送中の『プリパラ』と、その前身となった『プリティーリズム』シリーズのキャストが夢の共演を果たしたイベント。大人から子供まで、ステージで次々と繰り広げられるパフォーマンスを前に熱狂し、気づけば“み~んなトモダチ!!”になっていた。

シリーズを飛び越えた夢の共宴、開幕。

開演直前、映像にて諸注意を行ったのは『プリティーリズム』シリーズ、『プリパラ』に続けて登場しているめが姉ぇ。その中に『プリティーリズム』の映像が差し込まれた瞬間に、会場は歓声で大きく揺れる。もちろん、諸注意を聞き終えた数千人の合言葉は「かしこまっ!」

まずはオープニング・アクトとしてPrism☆Boxが『プリパラ』第2クールEDテーマ「キラキランウェイ☆」を披露。若干の緊張も見え隠れする、キュートかつ瑞々しいパフォーマンスが実に愛らしい。思えば今回Prism☆Boxのメンバーとしてステージに立ったPrizmmy☆も、めが姉ぇ同様両シリーズの主題歌を担当してきたアーティスト。イベントの開幕を飾るにはこれ以上なくふさわしい。

そして流れるイベントOP映像。第1期『オーロラドリーム』OPテーマ「You May Dream」が流れた瞬間の歓声の響きが、改めて長きにわたって愛され続けている作品であることを物理的に伝えてくれる。

この日出演したキャストは、なんと総勢18名。『プリパラ』より茜屋日海夏芹澤 優久保田未夢山北早紀澁谷梓希若井友希『プリティーリズム・オーロラドリーム』より阿澄佳奈原 紗友里榎 あづさ米澤 円明坂聡美『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』より大久保瑠美佐倉綾音『プリティーリズム・レインボーライブ』より加藤英美里小松未可子内田真礼宍戸留美。そして全シリーズに出演する伊藤かな恵だ。

映像に合わせてシリーズごとに各キャストが登場してくるが、山北が東堂シオンの「イゴよろしく!」の決めポーズをしたり、内田が森園わかならしく「にゃー♪」とキメるなど、それぞれキャラに合わせたポーズで登場。そしてすべての始まり『オーロラドリーム』での主演・阿澄佳奈は、客席を見渡し満面の笑みでゆっくりとステージに現れたのだった。こうしてステージ上に揃ったこの日の出演者陣は、改めて自らのキャラクターとして自己紹介。「みんながいっちば~ん!(大久保)」「あれあれぇ?べるとおとはがいないけどぉ……(内田)」などキャラクタード真ん中のセリフは大人・子供どちらにも優しい。また、兼役のキャストがここでキャラそれぞれをこのステージに連れてきてくれたのも、胸を熱くさせてくれた。

メンバーも勢揃いしたところで、早速作品ごと4チームに分かれてのクイズコーナーを開催。作品に関するクイズを、わかったところでそれぞれのチームに支給された鳴り物を鳴らして回答権を得る早押し形式だ。だが、『オーロラドリーム』チームはクリスマスらしいベルだったが、あとのシリーズになるほど次第にクリスマスから遠ざかり、『プリパラ』チームに至ってはなぜか太鼓が支給されていた。

こうして始まったクイズだが、1問目は「傷跡……違った、爪痕を残したかった」と語る大久保率いる『ディアマイフューチャー』チームが、2問目は『プリパラ』チームが見事正解して勝ち抜け。『プリパラ』勝ち抜け時には、負け残っていた先輩(特に『オーロラドリーム』)チームからの「正解してええんか?」言葉の飛び出す圧力コントが繰り広げられ、真剣勝負のなかのキャスト陣の遊び心に客席からは大いに笑いが起きていた。

そして決勝問題。戦力を増やそうと兼役キャストが集められ、結果『ディアマイフューチャー』のみの出演者であった大久保が回答席にぼっちになりかけたりとひと悶着ありながらも、結果『レインボーライブ』チームが勝ち抜け。『オーロラドリーム』チーム(阿澄・原・榎・伊藤)に罰ゲームが執行されることに。事前に“恥ずかしい罰ゲーム”とだけ告知されていたその内容は、“センターステージでチーム全員でプリズムジャンプ”。不服そうにしながらもセンターステージまでアイドルらしくランウェイを進み、センターステージで四隅を向いて、せーのでプリズムジャンプ!からの無限ハグ!久方ぶりの披露に会場は大盛り上がりだったが、一方恥ずかしさにメインステージに駆け戻る姿がたまらなくかわいらしかった。

懐かしいあの子たちに、また会えました。

そしてここからは生アフレココーナー。それぞれの作品ごとに、“クリスマスパーティー ○○(※シリーズタイトル)の場合”と題して4本続けてお届け。『オーロラドリーム』では変わらぬキャラ同士のラブラブっぷりや2年ぶりのあいらの「ぎゃふん!」に思わず笑みがこぼれ、『ディアマイフューチャー』ではヘインとみあの変わらぬ絆やこちらも2年ぶりの「みあがいっちば~ん!」にファンは歓喜。一方、『オーロラドリーム』のシナリオとの繋がりでせれのん+かなめが乱入したため、米澤・明坂・伊藤がそれぞれ自らの演じる役同士で会話していくという、ドS展開もまた観客を楽しませた。

『レインボーライブ』はジュネ役の宍戸が中の人話をぶっ込んだり、わかならしく内田がやりたい放題に暴れまくる。そんななか最後に全部持っていったのは、りんね役の佐倉だった。

最後に登場したのは『プリパラ』。らぁらから呼びかけた「メリクリっ!」への客席の返答が小さかったのか(?)、「えー?もう1回!」と再度呼びかける。この“決めゼリフをもう1回”という流れが自然にできあがり、各キャラとも呼びかけやその他のセリフ時での客席の反応を楽しみ、また自然に対応していた。中盤から後半にかけてのギャグ合戦は、「事前に決めていた」とのことだったがそれをまったく感じさせないスリリングかつハプニング性に富んだもの。人数やキャスト構成の妙もあってか、一瞬足りとも飽きさせないチームワークの良さで楽しませてくれた。

なお、ここでも伊藤は全作品に登場。そのパフォーマンスで、名実ともにこのシリーズに欠かせない存在であることを示していた。

いよいよスタート、プリズムショー。

キャストの芝居でアニメの世界を楽しんだあとは、いよいよ後半戦・待望のライブスタートのとき。まずはせれのん(米澤・明坂)の「Never Let Me Down~がんばりやぁ!~」が会場のボルテージを一気にアゲる。ふたりの登場とともに一斉に黄色とグリーンに染まる客席。そのエネルギーを受け止めて打ち返す元気いっぱいのパフォーマンスで、見事トップバッターという重責を果たしてくれた。

そしてMARs(阿澄・原・榎)が登場した瞬間、会場はまたも大熱狂。少し早いクリスマスプレゼントとして、こちらも懐かしい「Que sera」を披露。客席の赤のペンライトが3人を照らす光景は、この日にしか観られない素敵な世界。

続いて、ここからは『レインボーライブ』の世界。まずはハッピーレイン♪(加藤・小松・芹澤)「I Wannabee myself!! ~自分らしくいたい!~」を歌唱する。先ほどとはまた違う3色に瞬時に変わる客席は、世界は変われど興奮は引き継いだままステージに魅了され続ける。と、ステージに残る芹澤。そして登場する内田。このふたりが揃ったということは、次なる曲はもちろん「cherry-picking days」!巻き起こる特大の「cherry-picking!」コールが、耳に体にビリビリくる。落ちサビ前に花道を移動し、センターステージで全方位にキュートさをアピールしたかと思えば、顔を見合わせて楽しげに歌う場面も。歌唱後のふたりの掛け合いも『レインボーライブ』そのままで、これもまたファンを喜ばせた。

と、ここでりんね(佐倉)&ジュネ(宍戸)による「SEVENDAYS LOVE,SEVENDAYS FRIEND」と一気にしっとりした楽曲へ。歌いながらも、それぞれの動きが左右対称になるようにパフォーマンス。登場時の階段を降りる際の足の運びさえ対称になるほどの徹底っぷりだ。そのまま静かにステージ中央で手のひらを合わせ、交差し入れ替わるふたり。テンポも変わるこの曲において、これほどまでに計算ずくに動くことは観客の想像以上の難度のはず。それを滑らかにやってのけているふたりに、取材しながらも心から拍手を贈りたい瞬間だった。そのうえで重ねた生ハモも、本当に美しかった。そしてステージに残る宍戸。さらにもう1曲「nth color」をそっと歌う。この曲へのファンの期待値は本当に高かった。イントロが流れた瞬間、言葉通りに歓声がぶわーっと沸き起こったのだから。それに負けずにこの曲を歌い上げる宍戸。スクリーンの映像とシンクロするように、いつしかホール内はオレンジの光に包まれていた。

さて、『レインボーライブ』には忘れてはいけないユニットがひとつある。神浜コウジ(柿原徹也)速水ヒロ(前野智昭)仁科カヅキ(増田俊樹)による、シリーズ異例の男性ユニット「Over The Rainbow」だ。今回彼らは登壇することこそかなわなかったものの、中継先(?)から出演。「athletic core」「pride」の2曲を続けて披露してくれた。出演自体はアナウンスされていたものの、声が聞こえた瞬間の、とりわけ女性からの悲鳴にも近い鋭い歓喜の叫びが上がっていた。しかもただ披露しただけではなく、なんとこの3人『プリパラ』のメイキングドラマに挑戦。「ときめきプレゼントフォーユー」のパロディを見事やり切り、会場は爆笑と賞賛の拍手が響きわたっていた。

はじまる、メイキングドラマ。

そしてここから『プリパラ』ゾーン。ここまで多彩な楽曲がシームレスに披露されてきたが、どれもテレビで放送された2分ほどのバージョンだからか非常にテンポよく楽しむことができた。それはこのブロックに移っても変わらない。

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まずは、と言うかいきなり名シーンの再現からスタート。らぁらが初ステージ直前に不安に襲われたとき、みれぃに「プリパラは、好きぷり?」と問われ、初めてコンビを組んだくだりを再現。そこからの「ま〜ぶるMake up a-ha-ha!」はファンにはたまらない流れだった。茜屋・芹澤ふたりが衣装も含めてそれぞれらぁら・みれぃとしてのステージをまっとう。誰もが観たかった光景を、観せてくれた。

続けて圧巻のステージを見せてくれたのが、そふぃを演じる久保田の「太陽のflare sherbet」。こちらも前口上から丸々、“そふぃ様”のステージが現し世に登場する。前半のバラエティコーナーとはガラッと変わった、久保田のキリッとしたクールな歌声にダンス。その姿は、レッドフラッシュを口にしてスイッチが切り替わったそふぃそのものだ。もしかしたら久保田は、イベント全体を通してのでっかい仕掛を、こっそり仕込んでいたのかもしれない。実はこのイベント、ステージ後方のスクリーンにキャラのパフォーマンスが映し出されていたのだが、彼女のダンスとそれとのシンクはこのライブ随一。目くばせひとつに至るまでそふぃ様としてのステージを完璧にやり遂げてくれた彼女に、心から賞賛を贈りたい。

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そしてこの3人・SoLaMi♡SMILEが集まれば、もちろん披露されるのは「Pretty Prism Paradise!!!」。今回は作品ファンの前でチーム結成の誓いのシーンから再現し、本編中と同様に会場にワクワクを届ける。そしてメイキングドラマはもちろん、先ほどパロディで持って行かれかけた「ときめきプレゼントフォーユー」。本家のパフォーマンスに、再び会場は興奮のるつぼに。

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となればライバルチーム・DressingPafé(山北・澁谷・若井)も黙ってはいない。こちらも定番曲「No D&D code」を息ぴったりに披露。場の空気をキュートからクールへと一気に塗り替える。「ステレオ全開!2×3=ロック!」のメイキングドラマもバシッと決めてみせた。

さらにここでサプライズ!なんとアニメでも披露されたばかりの新曲「CHANGE! MY WORLD」をここで初披露。実に複雑なフォーメーションの展開されるこの曲をこんなに早く現実のものとして観せてくれるのか、と唸ってしまうポイント満載で、観客もお披露目の場とは思えないほどの統率のとれた盛り上がりでそのクオリティに応える。続けて今度はSoLaMi♡SMILEが「HAPPYぱLUCKY」を初披露。こちらもほぼ同タイミングで登場した新曲だが、とにかくステップが難解。にも関わらず、見事にスムーズに魅せるステージを展開していった彼女たち。歓声は、ただただ大きくなるばかりだった。

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曲が終わり、DressingPaféの3人を呼ぶSoLaMi♡SMILE。6人揃えば、続いてはアーティスト・i☆Risとしてのステージの幕開けだ。まずは第2クールOP「ミラクル☆パラダイス」の披露だが、それぞれのキャラのコスチュームでの披露というのはまた非常にレア。もちろんその点のみならず、パフォーマンスの面でも6人が散り散りになってステージを全面カバー。ダンスしながらの生でのハーモニーも決まり、この場限りの夢のステージを届けてくれた。

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それだけのパフォーマンスをみせても、息を切らさずにトークを続ける6人。そうして最後に届けてくれたのは、この日のラスト・ナンバー「Make it!」。『プリパラ』を好発進に導いた第1クールOPテーマを、笑顔と元気いっぱいに踊り歌うi☆Ris。思えば、この日観られた数々のキャストのパフォーマンスこそ、幕張まで足を運んだ人々の夢だったはず。それが観られたこの日、「夢はもう夢じゃない」のだ。

ちょっと早いクリスマスプレゼントは、喜びの声とともに。

最後に再度全キャストが登壇。それぞれが持つ『プリティーリズム』そして『プリパラ』への想いを、口々に語る。MARsの3人が久しぶりに「MARsでございMARs♪」とキメれば、この日のキャストで唯一歌唱のなかった大久保が「(私が)歌ってないことは、次回への伏線です!」と、早くも次回の開催を熱望。また、大先輩・宍戸留美とのデュエットに緊張の面持ちだった佐倉が「本当にいい体験をさせていただきましたし、皆さんに素敵なクリスマスプレゼントをあげられていたら幸せです」と感想を語っていた。

最後に全シリーズ、アーケードゲームから足かけ5年このシリーズに携わり続けている伊藤からの挨拶。「皆さん、楽しんでいただけましたか?私、筐体から携わってはいるんですけどこういうイベントに出演できたのは初めてなので、本当に皆さんとご一緒できて、ファンの皆さんの笑顔を観られてよかったなと思います。これからもめが姉ぇと一緒に、私と一緒に、『プリパラ』『プリティーリズム』の応援をよろしくお願いします!(伊藤)」

こうして、ちょっぴり早い聖夜の催しは幕を下ろす……かと思いきや!ひと足早いクリスマスプレゼントが解禁。それは、『プリパラ』の第2シーズン製作決定の速報!それをこの日一番の大歓声が包むなか、喜びとともに会場全員での「メリー・クリスマス!」の大合唱で、今度こそパーティは幕を下ろした。

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『プリティーリズム』から『プリパラ』へと連綿と続くこのシリーズ。シリーズ全体のみならず、それぞれのシーズンの独自の魅力も存在する本作は、4年目を迎えた今、その魅力の多様さゆえ様々な人をとりこにしている。それを改めて実感させられたのは、老若男女揃ったこの日の客席の顔ぶれを観、そのすべての人々が目を輝かせてステージを見つめていたのを観た瞬間だった。そしてその輪はこれからも広がり続けていくことだろう。だって、夢見る女の子は「み~んなアイドル!!」になれるのだから。

Text by 須永兼次


 “プリパラ&プリティーリズム クリスマス☆パーティー”

2014.12.13@幕張メッセ 国際展示ホール5
【SET LIST】
OPアクト:キラキランウェイ☆(Prism☆Box)
●キャスト登壇・OPトーク
●『プリティーリズム』『プリパラ』クイズ対決
●生アフレココーナー
「クリスマスパーティー オーロラドリームの場合」
「クリスマスパーティー ディアマイフューチャーの場合」
「クリスマスパーティー レインボーライブの場合」
「クリスマスパーティー プリパラの場合」
●ライブコーナー
M1「Never Let Me Down ~がんばりやぁ!~」せれのん(米澤・明坂)
M2「Que sera」MARs(阿澄・原・榎)
M3「I wanna be myself ~自分らしくいたい!~」ハッピーレイン♪(加藤・小松・芹澤)
M4「cherry-picking days」福原あん&森園わかな(芹澤・内田)
M5「SEVENDAYS LOVE, SEVENDAYS FRIEND」りんね&ジュネ(佐倉・宍戸)
M6「nth color」天羽ジュネ(宍戸)
M7「athletic core~pride」Over The Rainbow(柿原・前野・増田)※中継
M8「ま〜ぶるMake up a-ha-ha!」らぁら&みれぃ(茜屋・芹澤)
M9「太陽のflare sherbet」北条そふぃ(久保田)
M10「Pretty Prism Paradise!!!」SoLaMi♡SMILE(茜屋・芹澤・久保田)
M11「No D&D code」DressingPafé(山北・澁谷・若井)
M12「CHANGE! MY WORLD」DressingPafé
M13「HAPPYぱLUCKY」SoLaMi♡SMILE
M14「ミラクル☆パラダイス」i☆Ris
M15「Make it!」i☆Ris
●エンディング

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