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2026.08.19

大団円のあとに届けられた、「みんなが主役」の“メッセージ”――“Animelo Summer Live 2026 -Messenger-”DAY3 レポート

大団円のあとに届けられた、「みんなが主役」の“メッセージ”――“Animelo Summer Live 2026 -Messenger-”DAY3 レポート

たくさんのメッセージを感じるラストナンバーで、“定番”の一歩先へ

そんな凄まじい盛り上がりのなか、トロッコに乗ってスフィアが登場。観客の間近で、各メンバーの個性を盛り込んだ曲「Ding!Dong!Ding!Dong!」で改めての自己紹介をしながら、メインステージへと向かう。途中Bメロで高垣彩陽がオペラのように高らかに歌い上げたりと、サウンドに加え歌声でも個性を存分に発揮すると、サビでは4人が無事に集合。楽曲後半は変わらぬ高いクオリティのダンスや美しいハモリも交えて、きっちり魅せ聴かせていった。
そして4人でステージに立てることへの感謝を豊崎愛生が伝えると、戸松 遥の煽りを導入に「MOON SIGNAL」がスタート。曲の雰囲気に合わせた、凛とした表情での切れ味鋭いパフォーマンスが、序盤から繰り広げられていく。加えてそのなかで、最初上手側を向いていた豊崎が、隙間を見つけて客席の奥側や下手側も視界に入れてくるっとスキップしながら観客を巻き込んでいったのも、素敵な振る舞いだったように思う。加えて歌声の面では、シリアス感ある楽曲に涼やかに響く寿 美菜子のボーカルがとりわけ映えるものに。“欲しい”パフォーマンスを見事に展開する形になると、そのまま「LET・ME・DO!!」へ。4人は笑顔で手を振りながら歌って、最後にまた会場のボルテージを上げにかかる。そしてサブステージへと移動すると、コール部分を観客に思い切りシンガロングさせつつ、2人ずつに分かれて両端へ。そのパートを延長し、会場の隅々まで巻き込もうと幾度も大合唱を起こしていき、盛り上がりと一体感が改めて引き出されたところで、最後は肩を組んだスフィアが最後のフレーズをユニゾン。4人揃ってのアニサマを素晴らしいものにしてみせた。

そして迎えた、2026年のアニサマのラストアーティスト登場の時。この3日間の最後を飾るのにふさわしい存在は、やはりオーイシマサヨシをおいて他にいないだろう。そんな彼はまず、今年発表の楽曲「君は恋人」から出番をスタート。やや高めにせり上がったメインステージの中央から、ミドルテンポのラブソングという楽曲のテイストに沿った、普段以上に甘く振ったボーカルで歌い上げていく。加えてサビのハイトーン部にはハスキーさもチラリとのぞいて、そこから“不器用な男性”像のようなものが見えるのもまたぐっとくるところだ。
そんな曲を歌ったあとのMCで、彼は自ら「オートリマサヨシ」を名乗ると、続く楽曲でのコールのレクチャーを挟んで2曲目「ニンゲン」へ。その甲斐あってか、冒頭やサビ前のコールやBメロでのクラップなどが大きく響き渡り、オーイシはダンサーを従えながらその一体感と共にポップに空間を彩っていく。楽曲終盤にはサブステージへと移動し、真正面から大観衆全体と向き合うと、フェスも含めてライブ終盤の定番曲となった「uni-verse(BAND ver.)」へ。サビでは自然とオーディエンスが頭上クラップを起こし、“ユニバース!”の声も大きく響き渡って場内が繋がりゆく。また、オーイシはそのままサブステージで、アニサマバンドのメンバーと順番に絡みながら歌唱。自身を映すサービス映像のカメラに一緒に映りながら、3日間のタフなステージをねぎらい称えるかのようでもあった。最後はオーイシのハイトーンなフェイクと場内のシンガロングが重なり合い、この瞬間だけのかけがえのない音楽が生まれ、会場はこの日も大団円感で満たされる。
だが、歌い終わってもステージは暗転せず、「もう1曲やります」と宣言してからオーイシはメインステージへ。自分の中にある想いを、言葉として丁寧に紡ぎ伝えていく。
そのなかでオーイシは、出番まで客席でステージを観ていたことを明かし、「去年と今年で境界線を引きがちだけど、あえて言うけど『みんなの客席でのパフォーマンス』を観て、俺は去年からずっと続いているアニサマだと思うことができました」と語る。そして「だから、続けようぜアニサマ!新しいことをたくさんしよう。懐かしいこともたくさんしよう。今度は30年目を目指そう!」と呼びかけ、ラストナンバーとして「ポケモンオールスターズ1025 (213/1025)」の披露が始まる。その目指すべき30周年を一足先に迎えた“最近出会った新しい仲間”へ宛てたこの曲を通じて、たくさんしたい「新しいこと」の1つに早速トライし、さらにはこの場のオーディエンス全員に「みんなが主役」というメッセージを届けていく。そのうえで最後にもうひと盛り上がりももたらして、ただの“定番”には収まりきらない挑戦の1曲をもって、大トリとしてのステージを終えた。

そして最後はもちろんこの日も、DAY3出演アーティストが「ONENESS」を歌唱。ハコニワリリィが自身のパートでハーモニーを美しく響かせたり、Dメロ中に登場したオーイシがスフィアの高垣や戸松と生で歌声を重ねたりと、ここでもまたこの時しか聴けない音楽を通じて楽しませていく。そんな素晴らしい音楽と歌声が贈られ3日間の最後、にオーイシが「皆さん、たくさんのメッセージ、受け取っていただけましたでしょうか!?またアニサマのもとに集まって一緒に遊ぼうぜー!」とメッセージを送り、今年のアニサマは幕を下ろしたのだった。

初の幕張メッセでの開催となった2026年のアニサマ。観客からは様々な意見が散見されたことも事実ではあるが、出演アーティストのパフォーマンスはどれもこれも素晴らしいものばかり。それを精一杯の力を尽くしてみせてくれたアーティスト、そしてそれを届けるために公演当日まで尽力した全てのスタッフに、改めて敬意を表したい。

そして来年・2027年のアニサマは、既に“夏の終わりのさいたま”での開催が既表されている。慣れ親しんだ時期と会場で、2027年はどんな素晴らしい光景をみせてくれるのか。それが結実することを心から祈り、その願いをアニサマへの「Message」として、本稿の結びとしたい。


「Animelo Summer Live 2026 -Messenger-」DAY3
2026.07.12@幕張メッセ
【SET LIST】
M01. 可愛くてごめん ~ ファンサ / HoneyWorks×スフィア×芹澤優×CHiCO×ハコニワリリィ
M02. 戦場の華 / CHiCO with HoneyWorks
M03. 今日もサクラ舞う暁に ~ ヒカリ証明論 ~ プライド革命 / CHiCO with HoneyWorks
M04. 決戦スピリット / CHiCO with HoneyWorks
M05. 質問、恋って何でしょうか? / HoneyWorks feat. ハコニワリリィ
M06. オトメノホンキ / HoneyWorks feat. ハコニワリリィ
M07. イニミニマニモ / 大西亜玖璃
M08. グッバイ・ララバイ / 大西亜玖璃
M09. KoiKyun! / アイドルマスター シャイニーカラーズ 【イルミネーションスターズ】
M10. We can go now! / アイドルマスター シャイニーカラーズ 【イルミネーションスターズ】
M11. 太陽キッス / アイドルマスター シャイニーカラーズ 【イルミネーションスターズ】
M12. ドラマチック逃避行 / 愛美
M13. メリトクラシー / 愛美
M14. LIVE for LIFE ~狼たちの夜~ / 愛美
M15. アルティメット☆MAGIC / i☆Ris
M16. Welcome to あざとさワールド / i☆Ris
M17. lucky train! ~ ドリームパレード / i☆Ris
M18. forget-me-not / ReoNa
M19. Lv.1 職業:人間 / ReoNa
M20. Amore / ReoNa
M21. 紅蓮 / DOES
M22. バクチ・ダンサー ~ 修羅 ~ KNOW KNOW KNOW / DOES
M23. 曇天 / DOES×仲村宗悟
M24. ハンドメイド / 仲村宗悟
M25. Oh No!! / 仲村宗悟
M26. WINNER / 仲村宗悟
M27. TIMELESS POWER / 芹澤優 feat. MOTSU
M28. 気分上々↑↑ / 芹澤優 feat. MOTSU
M29. JUNGLE FIRE / 芹澤優 feat. MOTSU
M30. UMA IN AMERICA / ウマ娘 プリティーダービー
M31. UMA Summer / ウマ娘 プリティーダービー
M32. Ready!! Steady!! Derby!! / ウマ娘 プリティーダービー×オーイシマサヨシ
M33. うまぴょい伝説 / ウマ娘 プリティーダービー
M34. Ding!Dong!Ding!Dong! / スフィア
M35. MOON SIGNAL / スフィア
M36. LET・ME・DO!! / スフィア
M37. 君は恋人 / オーイシマサヨシ
M38. ニンゲン / オーイシマサヨシ
M39. uni-verse(BAND ver.) / オーイシマサヨシ
M40. ポケモンオールスターズ1025 (213/1025) / オーイシマサヨシ
M41. ONENESS / アニサマ2026-DAY3-出演アーティスト

©Animelo Summer Live 2026

関連リンク

「Animelo Summer Live 2026 -Messenger-」公式サイト
https://anisama.tv/2026/

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