リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト

INTERVIEW

2026.04.11

DIALOGUE+主催音楽フェス“DIALOGUE+Festa!! DAY stage -Collaboration with リスアニ!-”開催記念 短期連載![第5回目 KOTOKO×田淵智也×飯塚麻結 鼎談]

DIALOGUE+主催音楽フェス“DIALOGUE+Festa!! DAY stage -Collaboration with リスアニ!-”開催記念 短期連載![第5回目 KOTOKO×田淵智也×飯塚麻結 鼎談]

DIALOGUE+初となる主催音楽フェス“DIALOGUE+Festa!!”。昼の部「DAY stage」は“DIALOGUE+Festa!! DAY stage -Collaboration with リスアニ!-”と題し、リスアニ!が全面協力し、KOTOKO、青木陽菜をゲストに迎えたステージとなる。
そんな記念すべきDIALOGUE+の初主催音楽フェスの開催に合わせた短期連載、第5回目はDIALOGUE+の総合プロデューサー・田淵智也とDIALOGUE+メンバー・飯塚麻結、そして今回のフェスにゲスト出演するKOTOKOによる鼎談を敢行。田淵からのKOTOKOへのリスペクトや、KOTOKOの歌やライブに対する想いが語られていく。そんななか、自身からのKOTOKOへの質問を通じて、飯塚が思わず涙する瞬間も……!?3人が想いを込めて大切に紡いだ言葉を、たっぷりお届けする。

DIALOGUE+主催音楽フェス“DIALOGUE+Festa!! DAY stage -Collaboration with リスアニ!-”開催記念 短期連載!はこちら

【連載】DIALOGUE+主催音楽フェス“DIALOGUE+Festa!! DAY stage -Collaboration with リスアニ!-”開催記念 短期連載!

「(KOTOKOは)アニソンの歴史を紐解く時には外せない方」(田淵)

――まずは改めて田淵さんから、今回KOTOKOさんへ“DIALOGUE+Festa!!”の出演をオファーされた理由をお教えください。

田淵智也 はい。まずは“DIALOGUE+という音楽”を長く続けたり声優音楽の中でアーティストとしての個性を構築したりするために、「対バンライブをやって裾野を広げていく」ということをやるべきだ、と僕はずっと思っていまして。でもアニソン系にはそういう対バンイベントがすごく少ない印象があるので、最近よく主催しているツーマンライブに加えて、今回スリーマンという形で企画させてもらったんです。そして開催にあたって、リスアニ!さんに「新たな層にリーチできたり、メンバーの刺激や勉強になる」お相手について相談するなかで、KOTOKOさんのような長く活動されているレジェンドアーティストのような方とご一緒することによる刺激って大きいのでは?と思ったんですよ。プラス、単純に僕自身もKOTOKOさんやI’ve Soundの歴史を知っていたり超影響を受けているというのもありまして。

――リスナーとして、よく聴かれていた。

田淵 そうなんです。そんな僕がプロデュースをしたり曲を作っているユニットなのだから、KOTOKOさんのファンがDIALOGUE+を観た時にどう感じるんだろう?とも思いまして。自分が影響を受けて作ってきた音楽を、KOTOKOさんやKOTOKOさんのファンに観てもらって「どうですか?」とご意見を聞きたいようなところもあるんです(笑)。それに、そういう幅広い世代の方との対バンというのもスリーマンだからこそできることですし、リスアニ!さんというメディアが入ることによって、この組み合わせで対バンをやる理由もこういった機会を通じて説明できる。なので、1つの“挑戦”としてオファーさせていただきました。

――逆にKOTOKOさんは、今回のオファーを聞いてどう思われましたか?

KOTOKO まずは「嬉しいな」「ありがたいな」という気持ちでした。対バンライブって、大型フェスなどとは違った近さで他アーティストさんと触れ合う機会でもありますし、“ガチンコ勝負!”みたいなヒリヒリするようなステージができる場でもあるんです。過去の対バンライブの記憶を辿ってみても、すごく楽しかったし刺激も受けたものだったので、こういったお誘いはすごく嬉しいと思って受けさせていただきました。

――対バンライブですと、フェスよりも曲数的も多くなりますからね。

KOTOKO そうなんですよ。お互いのカラーをしっかり出せる持ち時間もありますし。それにお客さんもやっぱり“どちらかのファン”という感じで、「相手のことは全然知らないけど、とにかく推しが好きで応援しに来た」という方も集まるじゃないですか?そういうアウェイの方の前でやるということも貴重な経験ですし、自分の実力を都度都度試す場ってやっぱり欲しいものなので、そういう意味でもすごく良いチャンスをいただけたなと思っています。

――そして飯塚さんは、今回KOTOKOさんがご一緒されると知ってどう思われましたか?

飯塚麻結 「私の知ってる、あの曲を歌われているKOTOKOさんで合ってます!?」って、本当にびっくりしました。実際ログっ子さん(※DIALOGUE+ファンの総称)にライブで“DIALOGUE+Festa!!”開催の告知をした時も、みんな「本当ですか!?」みたいな「お、お、おぉぉぉ……!」という感じの沸き方をしていて。それを見て「同じ気持ちだよ!」と思いました。

――じわじわ実感が湧いてきて、感激に変わっていったというか。

飯塚 はい。KOTOKOさんが出演されることは他のメンバーも一緒にいるところで聞いたんですけど、その場が「え、私あの曲が好き」「私はあの曲が……」みたいに感想を言い合う会みたいにもなっちゃいました(笑)。

――ちなみに飯塚さんがお好きなKOTOKOさん楽曲は?

飯塚 最初にすごく好きになったのは「→unfinished→」で。EDテーマになっていたTVアニメ『アクセル・ワールド』を観ていて知ったんですけど、歌い出しの声から本当に大好きなんです……!あともう1曲挙げるなら、「覚えてていいよ」も好きですね。

田淵 デビューシングルだ。

KOTOKO そうです。ありがたい……!

飯塚 ただ、好きになったきっかけがちょっと変わっていまして……アニソンが好きな人がアニソンだけを歌いにくるアニソンバーみたいなところで、他のお客さんが歌っているのを通じて知ったんです。それでお客さんに「何の曲ですか?」って話しかけて聞きまして(笑)。その場で即プレイリストに入れました。

KOTOKO そういう出会いもあるんだ(笑)。ありがとうございます!

飯塚 嬉しいです!お伝えできて……。

KOTOKO 私もそれ、聞けて嬉しいです!

――続いて田淵さんからも同じく、KOTOKOさんへの印象やお好きな楽曲についてお聞きしたいのですが。

田淵 好きな曲を挙げ始めるとキリがないので(笑)、まずはKOTOKOさんを知った頃の印象についてお話しすると……僕自身めちゃめちゃ影響を受けたのが2000年代前半頃の、ちょうど青春時代というか20歳くらいの時期だったんですね。その時に触れたI’ve SoundとKOTOKOさんの音楽が相当キラキラして見えて、「ゲームソング界には、こんなにすごい音楽があるんだ!」と衝撃を受けたんです。

――特に、ゲームソングを主軸に活動されていた時期ですね。

田淵 はい。あの頃は、多分とてつもなく予算をかけて作っているようなフィールドでもなかったと思うんですけど、それでも作っている人にも歌っている人にも「私たちが作るこれ、超かっこいいよね?」という熱みたいなものは確かにあったし、その熱から生まれた音楽が色んな音楽ファンを巻き込んでいった……という出来事があったんです。それが確実に、今僕たちが楽しんでいるアニソンや声優ソングの礎になっているんですよ、と声を大にして言いたいとも思っている。そんな「アニソンの歴史を紐解くときには外せない方たち」という印象があります。

田淵が影響を受けた存在・KOTOKOから見たDIALOGUE+とは

――そういった方々の楽曲が徐々にアニメの主題歌にも起用されるようにもなり、アニメファン/アニソンファンにもどんどん広がっていき、今に至るものの礎になっていくという過程をまさにご覧になられていたわけですね。

田淵 そうですね。代表的なものを挙げるなら、「さくらんぼキッス ~爆発だも~ん~」がまず象徴的ですよね。あれもPCゲームの曲でしたけど、あの曲が出た前後辺りから、掛け声やセリフの入っている曲が増えた印象があるんです。その時はアニソンにもそういう曲がまだ多くなかった時期だったので、結構な発明だったと思うんですね。「恋愛CHU!」や「あちちな夏の物語り」だったり、「ポップな曲で、掛け声やかわいいセリフがある」という……それが“電波ソング”というジャンルになるんですかね?

KOTOKO はい。そのはしりだったと思います。その電波ソングという名前も、そういう曲が色々と生まれていくなかで自然発生的についたものなので、私がやり始めた時には名前すらなかったんです。私が「これ面白くない?」という感じで、提案的にやり始めたこととかが皆さんに受け入れていただけて、名前がついて……という流れだったので。

田淵 それって、何か参考にしていたものはあるんですか?

KOTOKO 明確に参考にしていたわけではないんですけど……でも「恋愛CHU!」の時は、リファレンスとしてプッチモニの曲が挙がりまして。

田淵 うおー!

KOTOKO それもそこまでセリフや掛け合いが入っている曲ではなかったんですけど、「もっと面白くしたいな」と閃きまして(笑)、かわいい合いの手や長ゼリフを……という勝手な思いつきでやったことだったんです。賛否両論はありましたけど、“賛”が勝って生き残っていったような感じはありました。

田淵 今、プッチモニの名前が出て、めちゃめちゃ合点がいきました。それ、僕自身のリスナー遍歴的にもドンピシャなんですよ。僕はモーニング娘。が一段落した頃にJ-POPのトレンドがちょっと変わってきて、あまり好みとは違ってきたんですね。その流れでアニソンやゲーソンのかわいい曲に近いものを見出してハマっていった……というのがありまして。多分あの頃つんく♂さんがやられていたことが、実は結構流れの中にあるんだな……と、今お話を聞いて思いました。

KOTOKO そうですね。「聴いた人が初見ですぐ覚えられるようなキャッチーさを持たせる」というのはまさにつんく♂さんがやられたことなので、割と流れは引き継いでいるかもしれません。

――特に美少女ゲームの主題歌には、キャッチーさが必要でしたもんね。あの頃は店頭でデモが流れていて、そこで主題歌も流れていて……。

KOTOKO そうです。そのなかで心を掴むためには瞬発力みたいなものは必要なので、無意識のうちにそこには結構力を入れていた気がします。でも一番大きいのは、私自身がそういう「楽しい曲が好きだった」というところかもしれません。

田淵 言われてみたら確かに「恋愛CHU!」って、めちゃめちゃプッチモニみたいだなぁ……すごい話だ。

飯塚 そうですね!これ、みんなびっくりしちゃうんだろうなぁ……(笑)。

田淵 それが徐々にアニソンシーンにも進出していって、声優さんの曲にも掛け声とかが入り出して……アニソンのライブの盛り上がりって80年代アイドルの感じとかも受け継ぎながら作られているとは思うんですけど、電波ソングの影響もあると感じているので、きっとI’ve Soundがなかったらいわゆる「かわいい盛り上がり」みたいなものはアニソンに生まれていない気がするんです。そして僕も含めて、そういうものに影響を受けて曲を書く人も後の世代に出てきているし……という意味で、改めて今に至るまでの色々な繋がりを感じますね。

――ちなみにかっこいい楽曲についても、影響を受けられたり?

田淵 ありました。I’ve Soundが作るクールな曲もめちゃくちゃかっこ良くて、例えば「Face of Fact」とか、アニメのイメージソングですけど「LOVE A RIDDLE」とか……これもその時のアニソンにはあまりないサウンド使いだったのもあって、「I’veといえばこのシンセの音!」という個性みたいなものがあったんです。でもそれはなぜかオリコンチャートにもアニソンのタイアップにもなく、「コミケとかで手に入るCDにある!」みたいな状況で(笑)。

――あとは、ゲームの公式サイトとかにも。

田淵 そうだ!あの頃はゲーム主題歌の1コーラス版が公式サイトからmp3で配布されたりもしていましたよね。

飯塚 そうなんですね……!

田淵 あれが今で言うサブスクやYouTubeみたいな役割を果たしていて、探ろうとすればめちゃめちゃ知れたんだよ。あれもきっと、音楽ファンへのアクセスとしてすごく良かったと思うんです。実は僕、YouTubeとかで当たり前のようにMVが出てくるようになる直前くらいの時期に自分のバンドでも同じようなことができないか提案したこともあったんですけど、それをメジャーレーベルでやろうとすると権利の問題とかがあって難しくて。

KOTOKO ゲームの音楽はゲーム会社さん主導で制作していて、制作費も全部そっちが持っているからこそ自由にできる……という側面もあったりするんですよね。そういうメジャーシーンとはまたちょっと違う流れみたいなものが、ゲーソンシーンにはすごくあったように思います。

田淵 なので“DIALOGUE+Festa!!”では、「そういうものに影響を受けた僕がプロデュースしている、DIALOGUE+というユニットの音楽はこれです!」というものをお見せしたうえで、今話題に出たような歴史についてもお客さんに説明できるようなものになる、文化的にも意義深い対バンにしたいと思っています。

――逆にKOTOKOさんからも、DIALOGUE+の楽曲やパフォーマンスなどから受けた印象をお聞きしたいのですが。

KOTOKO まずは8人編成ということにすごく驚きました。例えば5人とかだと、座組みとしてもそうだし、パフォーマンスの時もわかりやすいじゃないですか?レコーディングでの歌割りもやりやすいだろうし。でも逆に8人だと1人1人の見せ場も少なくなってしまうしフォーメーションも難しくなっていくから、「ちょっと多いな」と感じるんです。もっと大集団みたいなところまでいけばまた違うんでしょうけど、その中間の8人という体制にまず珍しさを感じました。ただ、やっぱり8人だからこその華やかさみたいなものもすごく印象的でしたし、楽曲もかわいい曲からシリアス路線まで揃っているという幅の広さも感じて。なかでも私は、皆さんの個性がより伝わりやすいように感じたのもあって、シリアス路線がすごく素敵だなと思って聴いていました。

田淵 飯塚の体感的には、8人って多く感じる?関わっている側の目線でも、ユーザーとしてアーティストを見る目線でも、どっちの感覚でも構わないんだけど。

飯塚 最近はもう少し人数の多いグループさんも増えてきましたけど……でもステージに立っていると「8人って、やっぱ多いんだな」と思いますし、初めて観た人が「どこ観たらいいんだろう?」みたいになるような人数感のような感じもします。

KOTOKO そうですよね。だからご本人たちにもそういう難しさはあるんじゃないかなと思うし……「私なら無理」って思います(笑)。

田淵 あはは(笑)。僕はこのユニットの音楽プロデュースに関わるにあたって、「複数ボーカルでやることで、クロスボーカルに対応できる」とか「人数がいればいるほどキーレンジが広くなるし、キーが超高くても力を合わせてみんなで歌えばそれっぽく聴こえる」みたいな、大人数の強みみたいなものを生かせたらいいなって。そういうソロの方への提供曲だとできない面白いことが、複数ならできるな……というのが1個あるんです。

KOTOKO なるほど。

田淵 それと、今「フォーメーションが難しそう」とおっしゃいましたけど、僕が最初にデビュー曲を観た時に「そこをこの子たちの強みにするべきだ」と思ったんです。こんなに踊る声優っていないから、なんならダンスに全振りする。で、人数を活かしたフォーメーションも複雑でいいし、「これ、踊りながらやってるの!?」というユーザーから観たときの売りポイントにもなる。しかもそういう他の人たちに簡単には真似できないようなものが、彼女たちの自信にもなればいいなとも考えたんですよね。

KOTOKO なるほど……すごくすっきりしました。

田淵 もちろん上手であることにこしたことはないですけど、超上手くなくても「超頑張ってる感」みたいなものがある限りは「人数が多いのでフォーメーションダンスができる」というのはこのユニットの個性として強みになると思うんです。だからそのフォーメーションについては、コレオグラファーの先生にも「とにかく手を抜かないでくれ」と言っていまして。他の人たちにできないことをやるということを、ユニットの強みとして打ち出せたらいいなと今でも思っています。

KOTOKO ということは、8人というのは意味があるどころか、それが核心くらいの感じのものなんですね。

田淵 結果的に、ですけどね。やっぱりユニットとして長く続ける時に「何がDIALOGUE+の強みであって、お客さんは何を観たくてそのチケット代を出してくれているのか?」みたいなことは非常に大事になるなと考えているのもあって。それって実は、僕が音楽を書き続けるモチベーションとも繋がっているんです。声優音楽シーンによくある「ライブは1年に1回くらい」という頻度だったら、僕のモチベーションってそんなに続いていないだろうなと思っていて。僕はたくさんライブをやって難しい踊りを踊ったほうがいい……という考えなんですね。あとはメンバーがそれを頑張れるかどうか。そのなかで、特に飯塚はそこに関しては一番ストイックな子といいますか。「もっと上手くなれないか?」みたいなことをずっと言っている子なんです。

KOTOKO リーダーっているんですか?

田淵 リーダーみたいな感じに、飯塚が事実上なりました。なので今日は、その筆頭としてKOTOKOさんにご紹介できればという気持ちもあって参加してもらっているんです。何か補足することある?自分たちのユニットの強みとか……。

飯塚 はい。私たちって「音楽活動をしていきたいです」という子たちが自らオーディションを受けて集まったわけではなくて。本当にバラバラな子たちが「デビュー曲です。田淵さんが書いてくれます」くらいの情報しかないなか突然集まったんですね。でも……自分で言うのは恥ずかしいんですけど、みんなすごく、良い子なんですよ(笑)。

KOTOKO そうなんだ(笑)。

飯塚 純粋に「これでお客さんに喜んでもらいたい」みたいな、シンプルな気持ちだけでずっと頑張っている私たちなので、そこは変わらずに手を抜かず。これからも頑張っていかなければいけないポイントかなと思っています。それに、ダンスもそもそも経験者がほとんどいないところからのスタートで。でも、コレオグラファーの沢口(かなみ)先生のフォーメーションって、もう“立体的”を超えて「3D通り越して4D」みたいな(笑)、「おぉ、飛び出てきた」くらいの感覚の複雑なものなんですけど……それも何もわからない状態だったからこそ、素直に取り組めたような気がしていて。そのなかで自然と身についていった技術なので、それもまた他の人たちには難しいことかもしれないと思います。

KOTOKO じゃあ、ユニットのためのオーディションを受けたわけじゃないんだ。それがもう6年以上続いているというのはすごいことですよね。

飯塚 そうです。だから自分でも、こんなに続くとは想像していませんでした。

田淵 でも、きっと続けていくなかで、最初とは違う気持ちになったり意識がチューニングされていったメンバーもいると思うんですよね。

KOTOKO そうなんでしょうね。「やっていくうちに本気になっていった」みたいな。

田淵 はい。僕、やっぱり真面目な子ややる気のある子が好きなんで(笑)。そうじゃないとやりがいもないというか。だから彼女たちに向き合う時も、そんなスパルタという感じではないと思いますけど、とにかく「超踊って客を感動させて、もらったチケット代の分だけやってくれ」と言っていまして。それにちゃんと「はい!」と応えてくれる子たちで助かった……とはすごく思っています。

KOTOKO だからこそ、今も同じメンバーで活動できているんでしょうね。

田淵 コンテンツによっては、きっと他の大人の人が「声優なんでこれ以上やらせないでください」みたいなこともあると思うんです。でも「それだとつまんないよな」という想いがあるので……もちろん声優としての仕事もしながらという大変さはあるでしょうけど、「両方頑張れ!」という気持ちでいます。

KOTOKO それってすごいエネルギーですよね。私は歌1本だから、どんなにスケジュールがきつかろうがツアーは全然苦にはならないんですけど、声優さんって声優としての仕事もコンスタントにやっていって……となったら、体も喉もきついだろうし大変じゃないですか?だから、そういう方たちに対しては尊敬しかないですね。しかも、あれだけ踊るじゃないですか?それも本気で、しっかりプロとしてのクオリティまで高めて披露している。それはすごいなと思います。

飯塚 はい。「やればできるのだ」と信じて……(笑)。

次のページ:KOTOKOが考える、長く活動を続けるために大切なこととは

SHARE

RANKING
ランキング

もっと見る

PAGE TOP