REPORT
2025.11.05
だが、TrySailのライブはこんなものでは終わらない。「アンコールありがとう、まだまだ航海は続くよ!」(麻倉)とステージにひょっこり登場した3人は、「Chip log」で航海の旅を再開。ユニットカラーである水色のグッズTシャツに着替え、仲良く並んで楽しそうに歌う姿を見ていると思わず笑顔になってしまう。なお、「Chip log」では3人が自分の役回りを事前にルーレットで決めるのが今回のライブでは恒例になっており、この日は夏川が引き当てた“お掃除係”を雨宮が奪い、代わりに“何でもいい係”になった夏川は犬になって走り回っていた(ちなみに麻倉は“舵取り係”)。続く「僕らのシンフォニー」では、客席に向けて手を振ってファンサービスする麻倉を夏川がじっと見つめながら手を振る場面も。それに気づいた麻倉が夏川に接近しようとすると、照れて逃げ回る夏川。アンコールということもあってか、より遊び心に溢れたやり取りが嬉しくも微笑ましくもある。
その後のMCでは、グッズ紹介コーナーに始まり、嬉しい初解禁情報を続々発表。本公演の模様を収めた映像作品のリリース、過去のライブ衣装などを展示するミュージアム“TrySail 10th Anniversary Museum 2025-2026”の開催、【TrySail 10周年出航ライブ “FlagShip” in 日本武道館】のライブ音源の配信スタート、そしてアニバーサリーイヤーのフィナーレと11周年の始まりを飾るワンマンライブ【LAWSON presents TrySail 10th Anniversary Live 2026 ”Cheers!!!”】が2026年5月に行われることが発表され、会場は歓喜の声に沸く。次回ワンマンの開催日は、デビュー日となる5月13日をはさんだ5月10日に大阪・グランキューブ大阪メインホール、5月17日に神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールの2公演。“Cheers!!!”というタイトルが示すように、打ち上げのようなライブにしたいとメンバーたちは語っていた。
そしてアンコール最後の楽曲にいく前にメンバーから挨拶を……というタイミングで、ファンからのサプライズ!会場中が声を合わせて「10周年おめでとう!」とお祝いの言葉を贈ると、客席のペンライトが彼女たちのメンバーカラーであるピンク、ブルー、イエローの三等分に染まり、メンバーたちの眼前に三色の海が広がる。「何?この統率力?」(雨宮)、「HIROMI先生とテレパシーした?」(夏川)と口々に驚きつつ、この景色を写真に残しておきたいと、嬉しそうに会場のみんなと撮影を行った。その後、夏川が感極まって涙を流し、それを見た雨宮が「辛いこともいっぱいあったね」ともらい泣きしてしまう場面も。抱き合う2人を後ろから包み込むように抱擁する“正しきママ”ポジションの麻倉。3人の絆の強さと関係性が浮かび上がる一幕だった。
彼女たちが本公演のラストナンバーに選んだのは「マイハートリバイバル」。お馴染みの前口上である「パシフィコ横浜のみんな、炭酸をグビッといこう!」(麻倉)を合図に、会場中が“ナナナナ”と大合唱して盛り上がり、3人はワチャワチャと入れ替わりながら心から楽しそうに歌を届ける。TrySailがライブで放出するエネルギーは無限大。その声が、歌が、ファンのビタミンドリンクとなって、ハートをリバイバルさせてくれるのだ。ラストはかわいらしくポージングして締め括り、3人揃って客席の隅々にまで手を振って感謝の気持ちを伝えると、最後は声を合わせて「ありがとうございました!」と挨拶してステージを去った。
しかし、終演のアナウンスが流れた後も、会場の熱は収まらない。いつまでも止まないアンコールの声に、なんと予定外のダブルアンコールが実現!もう1曲歌う前に、彼女たちがライブ前に必ずやっている円陣をステージ上でやることになり、そのメンバーに観客も加えることに。そのためにこの場だけのファンネームを決めることになり、“乗組員”と“エンジン”の2案で拍手の大きさを比べた結果、“乗組員”に決定。「もちょ!」「そら!」「ナンス!」「乗組員!」と順番に名乗りを上げて気合いを入れると、出航の歌「Sail Out」を再び披露する。1回目よりもやんちゃで開放的、まさに会場のみんなと遊ぶように、伸び伸びと楽しそうに歌う3人。麻倉がカメラに思い切り近づいてアピールしたかと思えば、夏川は麻倉と一緒に手でハートマークを作って嬉しそうにはしゃぎ、雨宮はステージ中を巡りながらファンと交歓する。最後はステージ中央に集結して、3人でギュッと肩を寄せ合って最高の笑顔でフィナーレを迎えた。
シングル曲とメンバー自選の『MEMBER’S SELECT BEST』収録の全10曲を軸にしつつ、ライブではレアな楽曲や懐かしい楽曲を日替わり曲に据えることで、旧来のファンもベスト盤きっかけでライブに訪れた新しいファンも、両方を満足させるライブを作り上げたTrySail。というよりも、今の彼女たちのパフォーマンス力であれば、例えTrySailの楽曲をあまり知らないというフェスの初見勢も一発で虜にすることだろう。今や無敵の“お祭りマッスルユニット”となった彼女たちの次の航海が、今から楽しみでならない。
【LAWSON presents TrySail 10th Anniversary Tour 2025 “BestSail”】
2025年10月11日(土)神奈川・パシフィコ横浜国立大ホール
<SET LIST>
M01.Sail Out
M02.Good Luck Darling
M03.バン!バン!!バンザイ!!!
M04.WANTED GIRL
M05.whiz
M06.Believe
M07.Ah! La Vie En Rose!!! -ア!ラ・ビ・アン・ローズ-
M08.この幸せが夢じゃないなら
M09.あかね色
M10.オルゴール
M11.かかわり
M12.アストライド
M13.Sunset カンフー
M14.華麗ワンターン
M15.Baby My Step
M16.adrenaline!!!
M17.High Free Spirits
M18.Youthful Dreamer
-ENCORE-
M19.Chip log
M20.僕らのシンフォニー
M21.マイハートリバイバル
-W ENCORE-
M22.Sail Out
LAWSON presents TrySail 10th Anniversary Live 2026 ”Cheers!!!”
2026年5月10日(日)大阪・グランキューブ大阪メインホール
2026年5月17日(日)神奈川・パシフィコ横浜国立大ホール
※チケット情報は後日発表予定
TrySail オフィシャルサイト
https://trysail.jp/
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