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INTERVIEW

2025.08.27

「リスパレ!チョイス」選出アーティスト・佐々木李子×豊田穂乃花、対談インタビュー!

「リスパレ!チョイス」選出アーティスト・佐々木李子×豊田穂乃花、対談インタビュー!

アニメ音楽に特化した媒体「リスアニ!」と大阪のラジオ局・FM802のラジオ番組「802 Palette(ハチパレ)」がタッグを組んだ新たな音楽メディア「リスパレ!」。アニメ、ゲームカルチャー、ネットミュージック、そしてそれらの枠を超えた様々なアーティストの魅力を伝える本プロジェクトでは、「リスパレ!チョイス」として、今聴いてほしいアーティストを独自の視点で選出。積極的に紹介していく。

今回は「ハチパレ」との連動企画として、傑出した歌唱力と表現力で“憑依系シンガー”として幅広く活躍するアーティスト/声優の佐々木李子と番組DJの豊田穂乃花による対談インタビューをお届け!8月23日25時~放送の「ハチパレ」ゲスト出演の収録を行ったばかりの2人に直撃し、7月に行われたライブイベント“リスパレ!LIVE vol.3”の振り返りや、8月27日にリリースされた佐々木のニューシングル「Majestic Catastrophe」の話題を中心に、たっぷりと語ってもらった。

INTERVIEW & TEXT BY 北野 創


“リスパレ!LIVE vol.3”の振り返り&大阪観光トーク!

――本日、お二人は大阪のFM802本社で「802 Palette」の収録をされた直後とのことですが、直接お会いするのは何回目ですか?

豊田穂乃花 3回目ですね。最初はAve Mujicaとして番組に出演してくださった時の収録、2回目は“リスパレ!LIVE vol.3”の現場、そして今日になります。

佐々木李子 えー!まだ3回なんですね。もっとたくさんお会いしている印象でした。豊田さんはすごくお話ししやすくて、今日も番組用の収録でめちゃくちゃ盛り上がりました。“リスパレ!LIVE”や、その翌日にUSJへ遊びに行ったお話をして。
(「802 Palette」のインタビューは、radikoタイムフリー機能で聴くことができます)

――“リスパレ!LIVE vol.3”では2日目のトップバッターでしたが、いかがでしたか?

佐々木 色んなアーティストの方がいらっしゃる中で、自分が1番手ということでドキドキもあったのですが、ステージに上がったらお客さんの熱量が本当にすごくて、あっという間の時間でした!大阪のお客さんはMCの時に「どんな面白い話が聞けるかな?」ってワクワク待っている気がしたんですけど、スーパー玉出(※大阪の激安スーパー)が好きと言ったら声を出して笑ってくださって。皆さんの笑顔に癒されました。

――大阪にはよく遊びに来ているとお話ししていましたよね。

佐々木 学生時代の友人が大阪に住んでいるので。私は一人旅が好きで、旅行に行く時は計画するタイプなんですけど、大阪は行き当たりばったりで訪れても絶対に楽しめるイメージがあるので、自由に旅したい時は大阪に行くことが多いです。派手なものや賑やかな場所が好きなので、吸い寄せられるのかもしれない。

豊田 スーパー玉出もめちゃ派手ですものね(笑)。

佐々木 実は昨日も、一人で大阪・関西万博に遊びに行ってきたんです。私のファンの名称が“トリコ”なので、トルコパビリオンには絶対に行きたいと思って(笑)。トルコアイスも楽しみましたし、色んな国の方々がすごくフレンドリーに話しかけてくれたので、一人でもすごく楽しめました。最後はハンガリーパビリオンでライブステージを観たのですが、「レッツダンシング!」みたいな感じでみんなで踊ったりして。

豊田 私も2回ほど万博に行きましたけど、ハンガリーの方はすごくフレンドリーだった印象があります。たまたま知り合いがハンガリーパビリオンの列に並んでいたので声をかけたら、「友達?じゃあ合流する?」って言ってくれて(笑)。日本では横入りしたら怒られますけど、おおらかだなあと思いました。

――そんな豊田さんが“リスパレ!LIVE vol.3”で観た佐々木さんのステージの感想もお伺いしたいです。

豊田 元々、圧倒的な表現力でご自身の世界を作り出すのがお上手な方という印象がありましたけど、トップバッターの役目もしっかり果たしながら、ここでみんなの意識を全部持っていってしまうのではないかと思うくらいの時間を作ってくださって。佐々木李子がどんな表現者なのかを見せつけるステージだったと思います。

佐々木 ありがとうございます!あの日は夏に合わせて、初っ端からアツアツにしたかったので、みんなと一緒に盛り上がれる楽曲をセトリに詰め込んだんです。それと新曲の「Majestic Catastrophe」は初披露だったので、よりインパクトを持たせるために曲順も相談させていただいて。終盤に歌うことで、お客さんを一気に“闇りこち”のトリコにするようなイメージで歌いました。黒い衣装もあの日が初めてでした。

――しかもfripSideの阿部寿世さん、上杉真央さんとのコラボで、川田まみさんの名曲「No buts!」のカバーをサプライズ披露しました。

佐々木 お話をいただいた時は、即答で「やらせていただきたいです!」とお返事しました。3人で歌うのは当日のリハーサルが初めてだったのですが、fripSideのお二人が、背中合わせやちょっと交差するような見せ方を色々提案してくださって。しかもお二人の衣装は白で、私が黒だったので、本当に天使のように見えて、私は挟まれて白く染まっちゃいそうでした。

豊田 オセロじゃないんですから(笑)。リスパレ!というメディア自体、“提案型”と言いますか、新しい出会いの機会を作ることで好きなものを増やしてほしい、ということを目的にやっていまして。例えば、Ave Mujicaがきっかけで李子さんに興味を持った方がパーソナルを掘り下げられる場所、ライブを観てみたいなと思った時に出会える場所として、利用してもらえたらと思うんですね。その意味でライブにお呼びする方々は、一度ライブを見てもらったら絶対に好きになってもらえる自信がありますし、“リスパレ!LIVE vol.3”では皆さんがそういうステージを見せてくださったと思います。

新曲「Majestic Catastrophe」から浮かび上がる佐々木李子の闇と光

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