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INTERVIEW

2025.08.27

「リスパレ!チョイス」選出アーティスト・佐々木李子×豊田穂乃花、対談インタビュー!

「リスパレ!チョイス」選出アーティスト・佐々木李子×豊田穂乃花、対談インタビュー!

たくさんの想いと出会いを受けて咲かせた花、そして種を撒く側へ

――続いてカップリング曲のお話を。まず「豪華絢爛祭」はポストロック風の複雑なバンドアンサンブルと共に高速で突き進むナンバーです。

豊田 タイトルにも表れていますけど、とても煌びやかですし、先ほどお話しされていた李子さんのロックな部分もすごく感じられる楽曲ですよね。李子さんの歌声は突き抜けるような爽快感があって、聴いていて本当に気持ちいいなと思うのですが、この曲はその魅力を存分に味わうことができて、「Majestic Catastrophe」とはまた別の強さを感じました。ミラーボールを纏ったような曲と言いますか。

佐々木 そのフレーズ、素敵ですね。ありがとうございます!この曲は、サビの歌詞に“芍薬”や“牡丹”といった言葉が入っているのですが、そういった生命力はあるけど咲くまでにすごく時間のかかるお花たちをテーマに作っていただきました。私の中では女王みたいなイメージですね。言葉がたくさん詰まっていて、曲中でテンポや拍子が変わる、今までの佐々木李子にはないタイプの技術的に難しい曲だったので、自分の中に落とし込むまでに結構時間がかかったのですが、むしろ気持ちが燃えて。最初に楽曲をいただいた時に、音楽プロデューサーの方から「この曲いける?」と聞かれたんですけど、即答で「任せてください!」って答えました。

豊田 李子さんでもそう思うくらい難しい曲なんですね。

佐々木 本当に一筋縄では歌えない曲で、いただいた瞬間から毎日練習して自分のものにしました。歌詞もすごく好きなんですよね。本当の美しさは外側ではなくて生き様なんだよ、ということを歌っていて。私もただ綺麗に歌うのではなく、これまでの想いや苦しさ、悲しさ、嬉しさ、色んなものを詰め込んで、例えボロボロだったとしても一生懸命な歌を歌い続けていきたいので、共感の嵐です。それと冒頭の“(Shangri-la)”というセリフみたいなパートは、誰に何を言われても自分の理想郷を思い描いて夢を強く持つ、その姿こそが一番美しい、という思いを込めています。

――もう1曲のエモーショナルなミディアムナンバー「詩をまく者」は、佐々木さんが自ら作詞した楽曲です。

豊田 この曲は「ハチパレ」で初オンエアしたのですが、聴いた時に、りこちさんがこれまで歩んできたご自身の道のりと今の状況を赤裸々に書いているのかなと想像できました。歌詞にもありますけど、きっとこれまで歩んでくる中で、咲く前に枯れそうになったこともあったと思いますし、その葛藤を昇華するまでに色んなことがあったと思うのですが、それを今こうして歌詞に綴って出してくれたことで、そこを乗り越えたんだなと感じましたし、普段りこちさんの歌声からパワーをもらっている私たちにとっても、改めてりこちさんは光であり、花のような存在なんだなと感じられる、とても素敵な楽曲だと思いました。しかも、先ほどの「豪華絢爛祭」は咲いた後のりこちさんでしたけど、この「詩をまく者」では咲く前のりこちさんも見られるんですよね。

佐々木 そこまで読み取ってくださって、すごく嬉しいです……!確かにこの曲では、昔の自分ならさらけ出していなかった気持ちを書かせていただいていて。私はなかなか芽が出なくて、本当に悩んでしまう時期もありましたし、特にコロナ禍の頃は、自分の生きがいであるライブができない状況になって、私の周りのアーティストのお友達にも活動を諦める人がどんどん出てくるなかで、「もう終わった方が楽になれるのかな?」と考えたこともあって……。でも今はその逆で、終わりたくないと強く思いますし、そういう風に思えるようになったこと自体が、本当に幸せなことだなって思うんです。デビューしたての頃は路上でチラシ配りをしたり、ワンマンライブの開催が決まった時も、少しでもお客さんが来てくれるように路上ライブで宣伝を頑張ったりして。そのコツコツやってきたことも全部無駄ではなくて、今に繋がってるし、その道があったからみんなに出会えたので、絶対に一生忘れたくない。そんな想いをこの曲に込めました。

――そういった気持ちを、今このタイミングで形にしたのには、何かきっかけがあったのでしょうか。

佐々木 特別に何かがあったわけではないのですが、最近、トリコの輪が本当にすごく広がっていることを感じていて、ファンの方だけでなくスタッフの皆さんを含めて、みんなで一緒に夢を持ち続けて進んで行きたいなって感じるなかで、ふと、昔もらったファンレターや自分の気持ちを書いた日記を読み返した夜があって。その時に、「ああ、今はこうして自分の好きなことをして幸せに生きているけど、昔は大好きな歌が歌えなくなりそうな時もあったな」と思って、色んなことを思い出したんです。この気持ちは絶対に歌に記さないといけないと思っていた時に、ちょうど作詞させていただける機会をもらえたので形にしました。

――歌詞の最後は“満天の星が霞んで見えたっていい これが僕の光 詩を蒔いていくから”という言葉で締め括られていて。その意味では、これからも歌い続けていく決意表明とも取れますし、トリコの皆さんへのメッセージソングにも感じました。

佐々木 そうですね。歌詞の最初の方は、まだ種の状態でなかなか自信を持てないなか、それでも色んな方が応援や愛のある文章を撒いてくれて、今こうして、まだまだたくさんの夢を咲かせたいと思えるようになった気持ちを描いていて。で、今度は自分が種ではなく花として歌を撒いていく側になっていきたい、という気持ちでラスサビの歌詞を書きました。

――「ハチパレ」では本楽曲にちなみ、「あなたが蒔いて咲いたもの」写真や映像を募集してCanvasを作り上げる“あなたの蒔いた種が佐々木李子のCanvasで咲くかも!?”キャンペーンが行われるそうですね。

佐々木 はい!皆さんのご協力のもと、コラボキャンペーンをさせていただけて嬉しいです。トリコたちはいつも、私のグッズと一緒に世界の色んな綺麗な場所で撮った写真をアップしてくれるんですよ。トリコ同士もすごく仲が良いので、みんなで仲良くしている現場とか、笑顔の花を咲かせたシーンが見たいなって思います。

豊田 今回のキャンペーンはテーマが結構自由ですものね。色んなイメージを膨らませてもらえると嬉しいですよね。

佐々木 トリコは想像力が豊かで詩的な表現が得意な方が多いんですよ。ファンレターもそのまま歌詞にしたいような文章だったりして、素敵な感性を持っている方ばかりなので、「詩をまく者」の歌詞の色んな部分を切り取って素敵に表現してくれるんじゃないかなと思っていて。楽しみです!

――この流れで、佐々木さんと豊田さんが最近「咲かせたもの」を教えてもらえますでしょうか。

佐々木 私、家で観葉植物を育てていて、2~3年前にパンダガジュマルをお迎えしたのですが、結構大きくて、もう私の身長と同じくらいあるんですよ。昔、高校生の時に母親からプレゼントしてもらったガジュマルの木を2週間で枯らしてしまったことがあって、自分は植物を育てたらダメだと思っていたんですけど、一目惚れしたパンダガジュマルを、そこまで元気に育てられたことにふと感動してしまって。お花は咲かないんですけど、それが私の中でのホットな「咲かせたもの」エピソードかもしれないです。

豊田 「育てている」という点で言うと、私はたまごっちですかね。たまごっちは結婚して子供を産んでどんどん代変わりしていくんですけど、ちゃんとお世話しないと途中で天使になって途切れてしまうんですね。でも、私は不規則な仕事ながらも、今、6代目まで育てられていて。なので、日々、たまごっちのお世話をしています。

佐々木 かわいい(笑)。名前はあるんですか?

豊田 実は、私がFM802で担当しているもう一つの番組「NEO(N)POP」で、たまごっちをリスナープレゼントした流れがあるので、2つ育てているうちの片方が“ネオ”、もう片方が“ポップ”です。6代目ネオと6代目ポップ、しっかりと命を繋がせています。

――「Majestic Catastrophe」の破壊と創造もそうですが、今回のシングルは佐々木さんの闇と光、その両方があるからこその強さを表現した作品になりましたね。

豊田 これは私の中の印象なのですが、りこちさんと初めてお会いしたAve Mujicaの番組収録の時は、すごく明るい光を纏った“陽”の人だと思っていたんです。でも、今日お話しをするなかで闇の部分があることもわかって、意外と自分と共通点があるなと思いましたし、すごくわかり合えそうだなと思いました。

佐々木 見せかけの“陽”なので(笑)。私も最初、豊田さんには絶対に“闇”の部分は絶対なさそうと思っていたら、お話ししていくうちにそういう部分も見えてきて。もっといっぱいお話ししたいので、今度ご飯とか行きましょう!でも、普段は大阪にいらっしゃるんですよね?

豊田 呼ばれたらすぐ行きますので、ぜひ。2人で闇の会をしましょう!(笑)


●佐々木李子 Profile
幼少期より歌と音楽をこよなく愛し、様々な音楽と触れ合いながら育つ。
小学校5年生の時にミュージカル「アニー」の主役を約9000人の応募の中から勝ち取る。
それ以来歌と演技に目覚め、高校受験の際に音楽専門課程がある高校の音楽科、声楽科専攻に入学。
その小柄な体からは想像もつかないソウルフルな歌声を響かせる。

現在声優としても活動中。
代表作としてTVアニメ『BanG Dream! Ave Mujica』(三角初華/ドロリス役)、
TVアニメ『異世界黙示録マイノグーラ~破滅の文明で始める世界征服~』(エルム役)、TVアニメ『キラッとプリ☆チャン』
(虹ノ咲だいあ役)、TVアニメ『かげきしょうじょ!!』(山田彩子役)、
TVアニメ『ワールドダイスター』(流石知冴役)など。

●「リスパレ!」とは
アニメ音楽メディアである「リスアニ!」と、大阪のラジオ局・FM802で、カラフルな音楽との出会いを描く番組「802 Palette」がタッグを組んだ新・音楽メディア。
アニメ・ゲームカルチャー・ネットミュージック、そしてその枠を越えた様々なアーティストの魅力を発信します。
また、「リスパレ!」がプロデュースするライブイベント「リスパレ!LIVE vol.4」の開催も決定!

●802 Paletteとは
大阪のラジオ局・FM802で毎週土曜日25時から、DJ豊田穂乃花が生放送でお送りしているラジオ番組。
J-POP/J-ROCKの枠を超え、アニメ、ゲーム、ネットミュージックなど、カラフルな音楽との出会いを描く4時間プログラム。「#ハチパレ」の愛称で親しまれ、SNSでトレンド1位を記録するなど、注目を集めている。

●豊田穂乃花 Profile
9月26日生まれ O型。 高校時代、放送部との運命的な出会いをきっかけに声を使った仕事に興味を待つ。 小さいころから「自分発信の何かで人を幸せにしたい」と考えており、
放送部での活動を経て「自分の声で人に癒しを与えたい」とDJを目指すようになる。
2014年10月、放送芸術学院専門学校在学中に「LNEM」でDJデビュー。
2019年にはStarMachineProject「はじまりの かんじょう そうこう」にて舞台初出演を果たす。

●「リスパレ!」とは
アニメ音楽メディアである「リスアニ!」と、大阪のラジオ局・FM802で、カラフルな音楽との出会いを描く番組「802 Palette」がタッグを組んだ新・音楽メディア。
アニメ・ゲームカルチャー・ネットミュージック、そしてその枠を越えた様々なアーティストの魅力を発信します。


●関連リンク

佐々木李子
公式サイト
https://sasakirico.com/

公式X
https://x.com/sasakirico

公式X(STAFF)
https://x.com/sasakiricoSTAFF

あなたの蒔いた種が佐々木李子のCanvasで咲くかも!?キャンペーン 詳細ページ
https://sasakirico.lantis.jp/news/582/

FM802「802 Palette」
公式サイト
https://funky802.com/site/blog/1625

公式X
https://x.com/802Palette

radikoのタイムフリー機能で8月30日(土)25時まで、インタビューパートを聴くことができます。
https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20250823270000

リスアニ! × 802 Palette「リスパレ!」
公式サイト
https://funky802.com/lispale/

公式X
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