多彩なステージには、あの“961プロダクション”のメンバーも

2つ目のブロックも、まずはアンケートをもとにした楽曲を展開。TRIO（3人歌唱）として平田、釘宮、滝田が「私はアイドル♡」をかわいくジャンプも決めながら披露し、プロデューサーたちと一緒になって楽しむと、続くアンケート曲は原、たかはし、沼倉による「LOST」。3人の温かな美声が会場いっぱいに広がり、Dメロの気持ちの入ったソロパートもグッとくるものだった。

そのまま、ステージの下手と上手に登場した中村と平田は「YES♪」を披露。オリメンでの披露は楽曲リリース直後にあったきりなので、イントロが流れた際の歓声も納得だ。左右の花道を歩きながらみんなに手を振る2人は、間奏でのアイドル同士のやり取りでも楽しませてくれた。さらに、階段に腰掛けた長谷川、浅倉、仁後がメロウバラード「チクタク」を優しく歌い上げる。こちらもオリメン勢揃いであり、3人が揃ってのライブ披露は初という貴重なステージに。そんな感涙もののステージが次々と繰り広げられていった。

「アイドルマスター」の歴史で語りたいエピソードを紹介するMCを挟み、次のブロックでもイントロが流れるたびにどよめきや歓声のあがる、ステージが目白押し。ちなみに、DAY2で披露された楽曲はこれ以降も含め、全体曲以外はほぼDAY1と異なっており、何がくるかわからないドキドキも満載だ。

楽曲の年代や実装方法、初出なども多岐にわたり、「Little Match Girl」（今井、浅倉、釘宮、原）や「shiny smile」（中村、若林、たかはし、沼倉）はゲームの予約特典としてダウンロードできた楽曲（後者の初出はCD）。雪が降る街並みをバックに情感たっぷりな「Little Match Girl」、明るく爽やかな「shiny smile」とそれぞれの楽曲を表現していた。

続く「エージェント夜を往く」は、いわずもがななアーケード版から特に真のかっこ良さを際立たせていた代表曲の1つ。それを今回は、今井、仁後、平田、下田の4人がレーザー輝く会場でこれでもかと見せつけていく。蹴り上げるダンスもかっこ良く、プロデューサーたちを釘付けにすると……今度はスクリーンに“961プロダクション”のロゴが浮かび上がる。そして、プロジェクト・フェアリーの3人（長谷川、原、沼倉）が、昨年開催された“961 PRODUCTION presents 『Re:FLAME』追加公演”で初披露された新曲「REALIZE！！！」をこのステージでもぶちかましていく。激アツのパフォーマンスはプロデューサーたちの魂を揺さぶり、彼女たちが熱く叫べばプロデューサーたちも応酬。その衝撃は曲後も拍手とどよめきが収まらないほどだった。

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