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INTERVIEW

2025.07.16

22/7がTVアニメ『カッコウの許嫁 Season 2』ED主題歌であり中心メンバー・西條 和のラストシングル「あなたでなくちゃ」リリース!麻丘真央、月城咲舞、西條 和の3人インタビュー!

22/7がTVアニメ『カッコウの許嫁 Season 2』ED主題歌であり中心メンバー・西條 和のラストシングル「あなたでなくちゃ」リリース!麻丘真央、月城咲舞、西條 和の3人インタビュー!

リアルアイドルとキャラクターの2軸で活動を行うデジタル声優アイドルプロジェクト・22/7(以下、ナナニジ)。ニューシングル「あなたでなくちゃ」は、TVアニメ『カッコウの許嫁Season 2』のEDテーマとなっているだけでなく、グループ結成時からナナニジの中心メンバーとして活動してきた西條 和の“卒業前最後のシングル”という特別な意味を持った1枚にもなっている。今回は9人のメンバーの中から麻丘真央、月城咲舞、そして卒業を控える西條 和の3人へインタビューを敢行。新曲、そして西條から22/7メンバーへの想いについて存分に語ってもらった。

INTERVIEW BY  北野 創 TEXT BY 河瀬タツヤ

『カッコウの許嫁』との邂逅で生まれた新たなナナニジのアプローチ

――今回のシングルの表題曲「あなたでなくちゃ」は、TVアニメ『カッコウの許嫁 Season2』のED主題歌となっていて、22/7としては3作連続のアニメタイアップシングルとなります。

月城咲舞 私はアニメタイアップというものがどれほどすごいことなのかをよくわかっていなかったんですけど、メンバーの天城サリーさんや椎名桜月ちゃんがすごく喜んでいるのを見て、「本当にすごいことなんだ!」と3作連続のタイアップを通じてどんどん実感しています。今までのナナニジの楽曲は、人生について考えたり、セリフが多かったりする曲が多いんですけど、アニメのタイアップ曲はそのアニメの雰囲気に合った、今までのナナニジとは少し違う新しい楽曲になっているんじゃないかなと思います。

西條 和 今でこそ「アニメタイアップすごいね」と言われるようにはなったんですけど、デビュー当時は『22/7』以外のアニメ作品に私たちが関われると思っていなかったですし、しかも今回の『カッコウの許嫁』のようなラブコメのED主題歌を歌えるなんてなおさら想像していなかったので、すごく嬉しいことだなと思います。タイアップさせていただいているアニメのキャラクターがCDのジャケットに載っているのは今でも不思議な感覚ですね。

――確かに2020年に放送された『22/7』のTVアニメは恋愛要素ゼロのシリアスなアニメでしたからね。今回の「あなたでなくちゃ」は、どの部分が『カッコウの許嫁』にマッチしていると思いますか?

麻丘真央 「あなたでなくちゃ」の歌詞は全般的に『カッコウの許嫁』に沿っていると思っていて、例えば “好きは誰から誰への取り違い?”という部分はこの曲しか知らないとあまりピンとこない表現ですけど、赤ちゃんの取り違いから始まる話である『カッコウの許嫁』の曲であることを踏まえると、「なるほど」という感じになるので、今回ならではの楽曲だなと思います。

月城 他にも、“恋に落ちてるのは 誰と誰ですか?”というところは、「誰とくっつくの?」というラブコメ特有のワクワク感と一緒に聴けるのかなと思います。

西條 あと、振付もアニメに寄せているところもあって、例えば『カッコウの許嫁Season 2』のアニメビジュアルのポーズ(※望月あいが右手人差し指を口に当てているポーズ)を、私たちも曲の最後にやっています。アニメでしか私たちを知らない方もパフォーマンスを見ていただけたら作品とリンクしている部分を感じてもらえるかな。

麻丘 カッコウポーズとかも結構入っていたりします。

――カッコウポーズ?

月城 これです!サビで2~3回出てきます。(※両手首を鳥のくちばしのように曲げるポーズ)

――かわいいですね。この三角関係チックな楽曲の雰囲気はナナニジとしても新鮮です。他にどのような印象を受けましたか?

麻丘 私は元々アイドルがずっと好きだったので、明るくてアイドルらしい楽曲を歌いたいと思っていたんです。これまでも「好きと言ったのは嘘だ」のようなかわいい曲はあったんですけど、今回表題曲でかわいいナナニジを見せられる機会ができたのは嬉しかったです。

月城 リリースイベントで毎回歌っているのですが、意外とファンサしやすい曲だなと思いました。“恋に落ちてるのは” の真央ちゃんパートで私は右手を上にパーにした状態で振りが止まるんですけど、ここで手を振ったり、カメラで撮ってくれる人たちにファンサしたりしていて。ファンの人たちに愛を伝えられる時間が多い曲だなと思います。

西條 私はあまりかわいい曲は得意じゃないんですけど、曲が届いた時にサリーちゃんがこの曲すごく好きと言っていたり、メンバーみんなで「この曲良いよね」と盛り上がったりしたので、そういう曲を歌えるのはすごく嬉しいなと思いました。

――こういったかわいい楽曲をレコーディングする際はどのような点を心掛けましたか?

月城 私は地声が低くてかっこいい系の曲のほうが得意なので、前作の「ロックは死なない」はすごくやりがいを感じたんですけど、今回はかわいらしい楽曲だったので、できるだけ普段の自分を殺して(笑)、明るい声で乙女の自分を引き出しながら歌うように心掛けました。

麻丘 私は曲によって自分の声色を変えるように意識しているんですが、今回の楽曲は自分が得意なかっこいい低音よりもかわいいほうが合うと思ったので、私の担当しているキャラクターの桐生塔子ちゃんを意識して歌いました。私がそういう意識でレコーディングしていたのをメンバーの相川奈央ちゃんが気付いてくれて、キャラクターのmusic videoを観た時に「塔子ちゃんの映像を観た時にすごくしっくりきた」と言ってもらえたのは嬉しかったですね。

西條 今回ソロパートはみんな1行ずつ歌うのですけど、私の次が河瀬 詩ちゃんだったんです。順番的に詩ちゃんの声は聴けなかったので、詩ちゃんとしっかり繋がれるように、詩ちゃんならこう歌うかなと想像しながら歌いました。

――詩さんが次に歌うことで意識面では何か変わりましたか?

西條 詩ちゃんは私とそんなにかけ離れた声質じゃないので、まだそこまでハードルは高くないというか(笑)。

月城 2人とも優しめの声ですもんね。

西條 誰だと大変だろう?サリーちゃんは曲によってどういうニュアンスで歌うのか未知数なので、ソロの繋ぎとかはソワソワします。詩ちゃんはそんなに変わった歌い方はしないので想像はしやすかったですね。

――この曲は西條さんの卒業前最後のシングルの表題曲でもありますが、そういう意味合いでも特別感がありそうですね。

西條 デビューシングルのタイトルが「僕は存在していなかった」から始まって、最後のシングルが「あなたでなくちゃ」という曲名、しかも明るい曲調で終わるというのは、この8年半、私がやってきたことが少しは形になったんじゃないかとはぼんやり思っています。あと、詩ちゃんが加入して後輩が入ってくるまでは「僕は存在していなかった」の歌割りが詩ちゃんと一緒で、ずっと2人で歌っていたんです。今回の「あなたでなくちゃ」もユニゾンは基本的に私と詩ちゃんの2人なので、個人的にはそこがすごく嬉しいな。2人で「なんだか1stシングルを思い出すね」という話になって、詩ちゃんも「大事に歌うね」と言ってくれました。

メンバー自ら選んだキャラクターたちの水着コーデ

――今回のmusic videoはキャラクターが水着で踊ったり遊んだりしている映像になっています。

月城 リハの休憩時間にメンバーで一緒に見たんですけど、色々推しポイントがありすぎて、みんなで「キャーッ!かわいいー!」とずっと言いながら見ていました(笑)。びっくりしたのは、(滝川)みうちゃんが(藤間)桜ちゃんにボールを投げて頭にぶつけるシーンがあるんですけど、私、絶対みうちゃんがそんなことするはずないと思っていたんですよ!そういうことをするのは(織原)純佳ちゃんや桜ちゃんのイメージがあるので。これは実際に和さんがやったんですか?

西條 あれは、(藤間 桜役の)サリーちゃんのディレクションで。みんなでビーチバレーをするシーンを撮る時に、「なごみん(西條)がサーブして」とサリーちゃんに言われたんだけど、「私サーブ届かない」と言ったら、「じゃあ私に当てていいよー」って(笑)。そこからサリーちゃんが監督さんに「私に当てている風にできますか?」って提案して。

月城 そういうことか(笑)。まさか、みうちゃんというか和さんがそういうことをすると思っていなかったので、個人的に私の好きな面白ポイントですね。

西條 モーションキャプチャーでのキャラクターmusic videoは1stシングルからやっていたんですけど、最初の頃はしゃがんじゃダメ、メンバーと近すぎてもダメ、手も触っちゃダメで、実際の振付とは全然違う、モーションキャプチャーに干渉しないような振りになることもあったんですけど、最近は(技術の向上により)手が触れるとかは昔ほど気にせず踊れるし、今回もビーチバレーをしたり、みうちゃんが寝転んだりしているので、こんなこともできるんだなと。撮影時間も最初と比べるとだんだん短くなったし、「昔は大変だったなぁ」と思いながら(笑)、8年半の技術の進歩を感じています。

麻丘 あと、今回のキャラクターの水着のデザインは、メンバー各々が自分のキャラクターの水着デザインをリクエストしていてそれが通っているんですよ。私も塔子ちゃんの水着は絶対に水色のストライプがいいと思ってリクエストしたし、他のみんなも個性が出ていていいなと思います。

――他のお二人はどういうイメージで水着を選んだのですか?

月城 氷室みず姫ちゃんの水着は「元気!」っていうのを表現したかったので、ギンガムチェックでちょっと明るめにしました。あと、パンツスタイルは絶対に。みず姫ちゃんはスカートなんて履かないっ!

一同 (笑)。

月城 あと一番好きなのはサングラスですね。music videoの中でもサングラスを動かす仕草があるので、ギャルじゃないけど、イケイケな感じのサングラスで行かせていただきました。

西條 みうちゃんの水着衣装はゲーム(『22/7 音楽の時間』)の時にもあって、あの時はお腹が出ているタイプだったんですけど、多分これ着させられているんだろうなと思って(笑)。なので、選べるんだったら多分繋がっているのを着るかなと思って選びました。

次のページ:対照的な曲調ながら共にライブ映えする「あざす」と「舌打ち」

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