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REPORT

2025.07.09

どこを切り取ってもすべてがクライマックス並みの盛り上がりに!FLOW主催のアニソンロックフェス“FLOW THE FESTIVAL”2日間の模様をレポート!

どこを切り取ってもすべてがクライマックス並みの盛り上がりに!FLOW主催のアニソンロックフェス“FLOW THE FESTIVAL”2日間の模様をレポート!

前日の盛り上がりに負けるはずもない!そんな気合が出演者のみならず、会場に集う観客からも感じられた熱が溢れる“FLOW THE FESTIVAL 2025”のDAY2。天井まで埋まるオーディエンスが、午前中から8時間に及ぶライブを堪能した。そんな2日目の模様を詳細レポート!

ビタミンカラーに彩られたスピラ・スピカが開演前の会場を温める!

初日の「キン肉マン Go Fight!」の興奮が冷めないまま、熱を帯びたままの“FLOW THE FESTIVAL 2025”のDAY2はTAKEをして「出席率がいいよね」と言わしめるほど、開演前から満員の観客入りとなっていた。welcome actとして元気いっぱいの幹葉がステージに登場したのはまだ午前中。その時間からペンライトの光に埋め尽くされたぴあアリーナMMでのスピラ・スピカのステージはTVアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』のEDテーマ「スタートダッシュ」からスタート! アコースティックセットで響かせると、オーディエンスでいっぱいの会場は黄色い光と歓声に包まれた。「じゃんけん大会やっていこうかー!」と幹葉の声から始まった「じゃんけんキング」では会場が一つになっていく。「TAKEさんからやっていいいと言われたので」とTVアニメ『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』のOPテーマ「リライズ」からはバンドセットでの躍動感たっぷりのロックビートに快活な歌声を聴かせる。レーベルメイトであるFLOWへの思いなどを楽しそうに話す幹葉は朝からこぼれるような笑顔を見せる。TVアニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』のOPテーマ「ピラミッド大逆転」では上手へ下手へと走りながら観客と一緒にピラミッドを作って楽しませたスピラ・スピカ。最後はアニメ『その着せ替え人形は恋をする』のOPテーマ「燦々デイズ」。黄色い光が揺れる中、全6曲で会場に熱気を生んだ。

影ナレで登場したのは、あの人物!

DAY2の開演前のアナウンスはTVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』からルルーシュ・ランペイジ。「盛り上がる準備はできているか」の声に「イェーイ!」と歓声が返るが、その度に「まだだ!!」と怒りをあらわにするルルーシュ。歓声を求め、何度なく観客を煽ると、「そうだ……盛り上がっていいのは、盛り上がる覚悟があるヤツだけだ!」と名セリフが飛び出し、オーディエンスは大興奮。最後は「最高に盛り上がれ」と命じ、会場をギアスに掛けるルルーシュに応えるように、紫のペンライトの光に染まったフロアからはゼロコールが沸き、“FLOW THE FESTIVAL2025”DAY2の本編はスタートを切った。

青い光が揺れる中、情熱がほとばしるステージで魅せたBLUE ENCOUNT

ステージに最初に登場したのはBLUE ENCOUNT。バンドの名前のままに青いペンライトの光が瞬く。1曲目はアニメ『銀魂゜』のOPテーマ「DAY×DAY」。軽快なギターのイントロを観客の「オイ! オイ!」というコールが迎えると、ボーカル&ギターの田邊駿一の伸びやかなボーカルが会場を駆け巡る。高村佳秀のドラムが叩きだすビートに観客は大きく体を揺らした。アニメの映像がスクリーンに映し出されたTV『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のOPテーマ「Survivor」では大歓声が沸く。三日月やオルガの真っすぐな瞳とパワフルなロックンロールが重なり、青い光は台風のように激しく揺れる。「すごく気持ちいいです。バンド名に色を入れていてよかった」と田邊。以前のレーベルがFLOWと一緒だったというBLUE ENCOUNT。このフェスに呼ばれたことの感謝を告げる。「俺たちをこんなに早い出順にしたってことは、わかっているんだと思います。先輩たち。みんなの足腰立たなくなるくらい楽しませたいんです!」と叫ぶと、新曲「BLADE」を響かせる。歌うような辻村勇太のベースに疾走する江口雄也のギターリフが軽快に響くTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』のOPテーマに剣を振るうようにペンライトと、そして拳も突き上げらる。続けてTVアニメ『銀魂゜』ポロリ篇のOPテーマ「VS」の和を思わせる旋律とダンサブルなビートがフロアを浸食していく。イントロの音で歓声が沸く。TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』のOPテーマ「ポラリス」だ。サビでは歌声があがり、ステージの田邊と共に大合唱が沸くと、メンバーもフロアを見つめ笑顔を見せた。ラストは観客に寄り添うような、TVアニメ『あひるの空』のOPテーマ「ハミングバード」を贈ったBLUE ENCOUNT。全8曲のパフォーマンスはまさにアニソンロックフェスの真骨頂を感じさせ、ライブの熱をすべての観客に刻みつけた。

アニメ縛りの後継者!?BACK-ONが放つミクスチャーアニロック

前年はシークレットゲストでの出演だったBACK-ONが、2025年はメインステージに登場。ミクスチャーラウドロックで掻き鳴らす彼らのステージの幕開けはTVアニメ『FAIRY TAIL』のOPテーマ「STRIKE BACK」だ。「オイ! オイ!」のコールがフロアに響き、TEEDAのキレあるラップにKENJI03の真っすぐに伸びるボーカルとのコントラストでアグレッシブに駆ける楽曲を色づけていく。デビュー20周年を迎えた彼らはアニメと親和性が非常に高いバンドでもある。「ヒカリサスホウ」はOVA『MURDER PRINCESS』のOPテーマであり、「flyaway」はPSP用ゲームソフト『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2』のOPテーマ、さらに「INFINITY」はPS VITA版『ガンダムブレイカー』のOPテーマ、さらに「flower」はTVアニメ『アイシールド21』のエンディングを飾ったナンバーだ。多岐に渡る作品群にそれぞれの楽曲がシンクロしていくのは彼らの音楽がジャンルレスだからこそだ、と強く感じさせた。「一緒に歌ってください」というKENJI03の声にフロアから大きな歌声が返るのもまた彼らの曲が浸透している証だ。「BACK-ONもアニメ縛りライブをやります!」とTEEDAが言うと、会場からは拍手が沸く。“ANIMANIA”と銘打たれたアニソンだけでラインナップするワンマンライブ。FLOWのスピリッツはこうして受け継がれていくのだ。そんなBACK-ONのライブ後半は彼らと縁の深い『機動戦士ガンダム ビルドファイター』シリーズの曲で会場と一体に。特に人気の高い「ニブンノイチ」はアニメ映像も流れる中、一万人の大合唱とクラップが響く感動のシーンに。TVアニメ『エア・ギア』のOPテーマ「Chain」までの全9曲でフロアに熱い瞬間を届けた。

1つのアニメが運命を変える。flumpoolが歌う運命の歌

flumpoolを迎えたフロアはバンド名の「pool」からイメージしたのか、水色に染まっていた。小倉誠司の軽快なドラムに歌うような尼川元気のベースが重なり、阪井一生の爽快なギターが重なると、誰もが知る彼らの代名詞「君に届け」が響き、「オイ! オイ!」のコールと大合唱が沸くとボーカル&ギターの山村隆太はフロアを見渡し、笑みを見せた。TVアニメ『かくしごと』のOPテーマ「ちいさな日々」ではスクリーンに歌詞が映し出され、柔らかで優しい一曲に観客は歌を口ずさみながら聴き入っていた。「始まりからずっと裏で観ていましたが、盛り上がりすぎ!」と山村。普段のライブの景色とはノリが違って新鮮だと語り合うメンバーたち。FLOWとは以前に所属事務所が同じだった彼ら。大好きな先輩・FLOWからのオファーが嬉しかったと言う。「ブルエンさんみたいな盛り上がる曲、俺らにはないって」という山村に「5年ぶりくらいにライブで緊張してる」と言う阪井。「一つの音楽に出会い、一つのアニメに出会い、人生が変わる経験は誰しもあると思います。次の曲は僕たちにとって、flumpoolが変わった、そんな曲です」と紹介された一曲は、イントロから大歓声に迎えられる。TVアニメ『亜人』のOPテーマ「夜は眠れるかい」だ。アニメの映像でもライブを彩ると、影のあるアグレッシブな一曲に「Yeah Yeah」とフロアからも歌声が沸く。歌の終わりには客席から「ありがとう!」の声が響いた。TVアニメ『キャプテン・アース』のOPテーマ「ビリーバーズ・ハイ」では、ダンサブルなビートによってフロアのオーディエンスも踊っていた。「こうして出会えた運命。これからも真っすぐに音楽と向き合っていきたい」と語った山村。数多くのヒットチューンを響かせ、ロックフェスとアニソンフェスとを繋ぐ架け橋となるパフォーマンスで“FLOW THE FESTIVAL”を盛り上げたflumpoolだった。

卓越したライブパフォーマンスで息をもつかせぬOxT

2024年の1回目の開催時にはオーイシマサヨシとしてソロアーティストでの出演が“FLOW THE FESTIVAL 2025”ではTom-H@ckと共にOxTで出演。そんな彼らはライブを始める前のサウンドチェックで演奏した「ようこそジャパリパークへ」で早くもフロアを熱気の渦へ。「ここはジャパリパーク。僕は仮歌が得意なフレンズのOxTのオーイシお兄さんだよ!」と声をあげ、ギターが得意なフレンズとして紹介されたTom-H@ckもギターを唸らせると、フロアは大合唱で返した。ライブパフォーマンスには定評ある2人。ステージ本番が始まれば、ガラリと雰囲気を変え、TVアニメ『オーバーロード』のOP「Clattanoia」のダークファンタジーの世界へと会場を誘い、フロアからは強大な歌声があがる。一体感でアインス様を称えるぴあアリーナMM。続く「HOLLOW HUNGER」もまた彼らが活動してきた10年を共に歩んできたアニメ『オーバーロード』の一曲。漆黒の疾風ロックにオーディエンスはヒートアップしていく。アニメ『プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ』のOPテーマ「STRIDER’S HIGH」ではコール&レスポンスや共に声をあげるタイミングを伝授して一体感を作り上げた。「(FLOWは)バンドシーンとアニソンシーンを繋ぐ唯一と言っていい架け橋です。それを何十年もやっているってすごいことだと思いません?」とオーイシ。同意として大きな拍手がフロアから沸いた。そんなMCのあとにはアニメ『陰の実力者になりたくて!』のOP主題歌「HIGHEST」が響く。イントロからラウドに轟くヘビーロックに咆哮のようなコールが沸きあがったフロア。声が会場を揺らすと続いたTVアニメ『ダイヤのA』のOPテーマ「Go EXCEED!!」ではオーディエンスと共にタオルを回して盛り上がる。そんなOxTのラストナンバーはTVアニメ『SSSS.GRIDMAN』のOPテーマ「UNION」。アニメの映像と共に作品の持つ疾走感がフロアに旋風を起こしたOxT 。歓声のあがっていない瞬間はない。歌声が響かない時間もない。そんな一体感を堪能させる全6曲でその力を見せつけた。

サイドステージでいいんですか!?GLAY・HISASHIの出張イベント!

この日もバンドの転換のタイミングはサイドステージで休憩時間なんて関係なし!なトークやダンスやDJなどの企画が目白押し。前日に引き続き開催されたクリエイターズトークは、音楽評論家で音楽プロデューサーの冨田明宏をMCに、REAL AKIBA BOYZのネス、クラムボンのミト、リスアニ!編集長・馬嶋 亮にスピラ・スピカの幹葉でアニメ音楽についての熱いトークが展開され、REAL AKIBA BOYZのステージではアニソンの人気曲をダイナミックなダンスパフォーマンスで味合わせ、DJ和はUVERworldやLiSAといった人気曲でアニクラのフロアへと会場を変貌させた。

そんなサイドステージで特に注目を集めた「STUDIO HISASHI」は、アニメを愛するアーティスト・GLAYのHISASHIがアニメ音楽の世界をアーティストの目線から紐解いていく「アニメ」×「音楽」融合型エンタメ番組だ。その出張版がサイドステージで開催された。1分半という時間の中で、HISASHIがアニソンをギターで演奏。そこに次々とゲストボーカルが登場して歌い上げるコーナーだ。「COLORS」ではFLOWのKOHSHIとKEIGOが、TVアニメ『柚木さんちの四兄弟。』のOP主題歌「泣いていいんだ」ではflumpoolの山村隆太が、アニメ『月刊少女野崎くん』のOPテーマ「君じゃなきゃダメみたい」改め「HISASHIじゃなきゃダメみたい」では自身もギターを手にしたオーイシマサヨシが、さらにこのコーナーのためだけのスペシャルゲストとして登場したASH DA HIROのASHと共にアニメTV『ブルーロック』のOPテーマ「Judgement」など2曲を共演したHISASHI。ラストは参加ボーカリスト勢揃いで、HISASHIのギター演奏でGLAYの「誘惑」を歌い上げると、会場も共に歌声を響かせた。上手のサイドステージに登場したHISASHIの「来年は下手に行くね」は忘れられない言葉になりそうだ。

盟友に送る会心のロックンロールがフロアを席捲する

メインステージにFLOWの盟友であるGRANRODEOが登場。2年連続の登場となった彼らのステージはTVアニメ『黒子のバスケ』のOPテーマ「The Other self」から幕を開けた。轟くラウドロックで熱を上昇させると“let me higher, get me higher”とオーディエンスの歌声が重なりライブを熱く彩る。伸びやかなKISHOWのボーカルが広い会場を駆け巡ると、フロアの赤い光も大きく揺れた。大人気シリーズ『グラップラー刃牙』シリーズのTVアニメ『範馬刃牙』のOPテーマ「Treasure Pleasure」では、ヒリヒリとしたスリリングさあるアニメ映像が流される。e-ZUKAのギターが軽快に響き、ダンサブルかつソウルフルなナンバーは、オーディエンスの歌声も吸収しながらその勢いを加速させるようだった。「改めてこんばんは、こんにちは、GRANRODEOです。皆さんご機嫌いかがですか? お元気ですか? よろしくやっちゃってますかあ?」とKISHOWが問いかけると「Yeah~!」と大歓声が会場を震わせる。「FLOWさん、いつも呼んでくださってありがとうございます!」とe-ZUKAも声をあげた。今年20周年を迎えるというGRANRODEO。「今回、メンバーを引き抜かれちゃったんだよね」と笑うe-ZUKA。FLOWをサポートするベース・瀧田イサムはGRANRODEOのベースということで、メンバー紹介を挟み、TVアニメ『文豪ストレイドッグス』のOPテーマ「セツナの愛」、そして「鉄の檻」を立て続けに響かせる。大歓声が沸く中、スリリングなギターリフと重厚なビートでドラマティックに轟くラウドロックとパワフルなボーカルがオーディエンスを圧倒していくも、負けじと歌声をあげるフロア。ステージのパワーとフロアのオーディエンスのパワーとがぶつかり合う様を見せつけた。ドラムのビートが轟く中「yokohama cowboy!!」と声をあげるKISHOWがオーディエンスをあおると、「飛べよ!叫べよ!騒げよ!」とシャウトして、ライブはTVアニメ『NEEDLESS』のOPテーマ「modern strange cowboy」へ。エッジの効いたナンバーに続いたラストナンバーはTVアニメ『黒子のバスケ』のOP「Can Do」だ。天井を突き破るような勢いのあるギターのイントロからクラップが鳴り響き、爽快なロックンロールで大きな歌声を生み出し、“FLOW THE FESTIVAL2025”を1つにした。

次のページ:DAY2も『交響詩篇エウレカセブン』と共に

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