INTERVIEW
2025.06.10
――デビュー曲「DeaRy Days!」は皆さんにとってどんな楽曲になっていますか?楽曲の印象やお気に入りポイントをお聞かせください。
橘 初めて聴いた瞬間に「これから始まるんだ!」と感じられるメロディと歌詞だったので、この5人でこの楽曲を歌えることがすごく嬉しかったのを覚えています。個人的には自分のソロパート(“眩しい願いだった 憧れの物語 最初のページから 自分で描いていこう”)の歌詞が一番刺さるのですが、それは他でも散々お話ししているので(笑)、今回は2Aの5人で歌い繋いでいくところもリズムが変わってかっこ良くなるのでお気に入りということを言っておきます!
相川 私もデビュー曲らしい爽やかで素敵な曲だなと思いました。この楽曲の歌詞は主語が“私”ではなく“私たち”になっているところが特に好きなポイントで、さっきのお話しにも繋がるのですが、「そうか!私たちは“私たち”と言っていいんだ!」とすごく思いました。“一緒にいこう”というフレーズも、5人で1つということを感じますし、美來ちゃんが言っていた2Aのパートにある“今のためにあったんだね”という歌詞も、私たちのこれまでの道のりを感じられて、すごく心にくるものがあって……。私たちは出会ってから7年、生配信で皆さんの前に初めて登場してから5年半になるのですが、その道のりはこのデビューのためにあったんだ、と気付かされた部分もあって。先輩方のように活動を続けていって、10年後、15年後に歌うのが楽しみな楽曲だと感じています。
宮沢 ……今、2人の話を聞きながら歌詞を見返していたんですけど、この歌詞、すごく良くないですか?
相川 今さら気付いたんだ(笑)。
宮沢 いや、改めて本当に素敵な歌詞だなあと思って。これからの日々に対しての前向きな気持ちが描かれているだけでなく、これまでの道のりをないがしろにしていないところもそうだし、頭サビで“私たちが創ってく物語”と歌うところも、メロディを含めてまさにこれから物語が始まるような気持ちになるし……なんか、今、感動してしまいました。
――改めてじっくり噛み締めてしまったんですね(笑)。
宮沢 私のお気に入りのポイントは、それこそ2Aの5人で繋いでいくところもそうですし、他の部分も5人それぞれのソロが長めに割り振られているので、メンバーそれぞれの個性が表れているところで。そこからサビで5人のユニゾンになるところは、1ファンのような気持ちになって感動してしまって……ちょっと感動し過ぎてまとまらないのですが、素敵な楽曲をいただけて感無量です!
――ありがとうございます。夏目さんはいかがですか?
夏目 私はこういう“THE デビュー曲”みたいな感じの爽やかな曲が大好きなので、自分たちで歌えることが嬉しかったです。歌詞もすごく素敵で、今までのことだけでなく、これからのDayRe:の活動に向けたポジティブな言葉がたくさん入っていて、すごく胸に響きます。レコーディングも印象に残っていて、スタッフの皆さんと話し合いながらみんなで作っていく感覚がすごくあったんです。ディレクションもたくさんしてくださりましたし、「夏目さんはどう歌うのがいいと思いますか?」と聞いてくださって。自分でも楽しくレコーディングできましたし、スタッフさんも含めて、みんなで一生懸命作った楽曲なので、色んな方に届くといいなと思っています。
日向 私は楽曲をいただいた時はいつも、まず歌詞だけを見てから音源を聴くんですけど、歌詞を見た瞬間に、すごく私たちに寄り添ってくれているなと思いました。私、英語が苦手なんですけど、曲名の「DeaRy Days!」の“DeaRy”というのは……何だっけ?
夏目 嘘でしょ!?(笑)。
宮沢 “DeaRy”は“Daily(=日々)”と“deary(=親愛なる人)”をかけた造語で、(作詞を担当した)松井洋平さんは、“日々”を擬人化したイメージで、特別な日々を呼びかけるような意味合いで、このタイトルを付けてくださったそうです。
日向 そう!しかも私たちのユニット名(DayRe:)のアナグラムになっているんです!(松井さんからのメッセージを読み上げながら)「日常は愛しさに変わり得る。そんな日々をイメージさせるタイトルになれば、という願いを込めています」。なるほど、いいねえ。
相川 しゃべればしゃべるほど薄くなってきた(笑)。
日向 楽曲の最後に入っている“(Welcome DeaRy Days! Make up DayRe: Dream!)”も、「ウェルカム!親愛なる日々!」「一緒にDayRe:の夢を作っていこう!」という気持ちで歌えて……なので英語のところが好きです。
橘 感想がペラペラなんだけど(笑)。でも、そういえば“Step up to the sky, DeaRy Days!”のところにもハマってるよね。
日向 そうそう、すごく使いたくなっちゃう。それとラスサビの“新しい日々の始まり カウントアップしようよ”のところも好きで。そこの振付は、みんなで1人ずつ手を挙げていって、“1.2.3.4.5!”って番号を言うんですけど、それが点呼みたいで、5人揃ったぞ!感というか、5人で1つになる感じがいいなあと思いました。
――その話で言うと、お披露目イベントのMCで、日向さんは歌詞の“Give me a five! 重ねるほど”のところを挙げて、ライブで歌うのを想像すると泣きそうになる、とお話ししていましたよね。
日向 はい。ここの部分の振付はみんなで顔を見合わせるんですよ。そこでみんなのニコッ!っていう顔を見た後に客席の方を向くんですけど、その時に(客席から)光がブワーッと上がるのを見たら多分泣くだろうなって、レコーディングの時から容易に想像できて。
夏目 でも、あの顔を見合わせるのは振付じゃなくて、みんな勝手にやってるよね?
日向 あれ?そうなんだ。じゃあ私が勝手にみんなの顔を見てるってこと?
橘 私も振付で言われた気持ちになってみんなの顔を見てた。
相川 あそこはみんなの目を見たくなるんだよね。
日向 私がニコッて見たら、みんなもニコニコしていて。それこそ今後もっと大きなステージで披露する機会があったら、さらに涙が出てきそうだなと思います。楽しみです!
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