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INTERVIEW

2023.03.17

Morfonicaが歩んできた軌跡――直田姫奈(桐ヶ谷透子役)、Ayasa(八潮瑠唯役)が3年にわたる五重奏を1st Album『QUINTET』とともに語る

Morfonicaが歩んできた軌跡――直田姫奈(桐ヶ谷透子役)、Ayasa(八潮瑠唯役)が3年にわたる五重奏を1st Album『QUINTET』とともに語る

『QUINTET』とツアーから始まる、Morfonicaの“第2章”

――そうしたモニカの1つの集大成でもある1st Album『QUINTET』ですが、改めてこの曲順などをご覧になっていかがですか?

Ayasa デビュー曲の「Daylight -デイライト- 」で始まって、「Ever Sky Blue」で終わる構成は良いですよね。時系列という主軸はあって、その間に新しい曲も入ってくる。でも、モニカはそれぞれの曲に世界観があるからこそ、ライブでやるとそれが壁になることがあるんですよね。

直田 そうですね。セトリを決めるときも、自分たちのオリジナル曲なのに苦労することがあります。

Ayasa ライブに来るお客さまにとっては動きがほしいというのはあると思いますが、モニカの音楽ってライブの盛り上がりというよりは“様式美”という側面が大きくて。ストーリーのリンク性は抜群なんですけどね。しかもそういう壁にぶち当たっている時期にRASさんとの合同ライブがあったりとか。

直田 あれは難航しましたよね。

――昨年、一昨年と富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催された“Mythology”ですね。

直田 “Mythology”は、RASさんとのガッツリした合同ライブだったので、私たちとしては全体のライブとしてRASさんに繋げていくには、と考えていました。RASさんのサウンドに対してモニカのキラキラ感でどうする?って。

Ayasa そう、あのとき「flame of hope」は私たちが唯一持っている剣、みたいな感じ。

直田 RASさんはほかにも剣や弓があって。

Ayasa 最終的に戦車でくる、みたいな(笑)。ある意味、静と動でライブが作れるようになったらいいなって思うようになったのがその頃で、オリジナルでそういう矛と盾が増えていくとモニカは結構強いんじゃないかなって思っていたので、それが今回のAlbumでも感じられるし、これでモニカが完成したんじゃないかなって思いました。

――たしかに「Daylight -デイライト- 」のあとの「メランコリックララバイ」のような変化球もあり、アグレッシブな序盤があって、世界観のしっかりした「fly with the night」から「The Circle Of Butterflies」に至る中盤、そしてポップな終盤から「誓いのWingbeat」と「Ever Sky Blue」という世界観のあるラスト……というように、モニカの様々な魅力が感じられる、非常にライブも楽しみになる1枚ですよね。

Ayasa ライブでいうとまだやってない曲もありますしね。

直田 それこそ新曲でやったのは「誓いのWingbeat」くらいですね。

Ayasa そういえば「誓い」はバイオリン始まりなんですよ。

直田 そうです。「Daylight -デイライト- 」はギター始まりだから私が苦労して、「誓い」はAyasaさんが苦労する(笑)。モニカの曲って意外とギター始まりが多いので緊張するんですよ。

Ayasa ギターから始まる曲って世の中に多いから、姫ちゃんにはその宿命を背負っていただいて(笑)。でも今まででは「頑張ってくださいねー!」って言っていたのが、いざバイオリン始まりになると、曲を始める方の重圧をというのを学びました(笑)。

――たしかにモニカの曲はイントロが緊張感のあるものが多いですよね。例えばAlbumでいうと「Ever Sky Blue」もそうですね。

直田 ライブでどうなるんでしょうね……。初めて聴いたときに、「アルペジオとボーカルだけ?」って(笑)。パワーコードみたいに勢いじゃなくて、繊細な始まり方。私は繊細じゃないので勢いでやりたいんですよ(笑)。「flame of hope」の始まりとかは難しくても「いっけー!」ってなるんですけど、「Ever Sky Blue」は「いっけー!」じゃいけないところから始まるので、この曲が流れたら心の中で応援してほしいなって思います。「頑張れ!頑張れ直田!」ってみんなは思ってもらって、私は必死に弾くので(笑)。

――その一方で「Sweet Cheers!」はライブでどう演奏するのかなと。

Ayasa これはすごいですよ。めっちゃかわいい。

直田 モニカ史上もっともかわいい曲ですよね。

――サビでの、全員でのボーカルリレーも楽しみですね。

直田 瑠唯はどのようにやってくれるんだろう?

Ayasa きっとスンって歌っていると思う(笑)。でもさ、この曲を作ったのが瑠唯と思うと、これもエモいよね。

直田 かわいいところあるよねー(笑)。個人的にはライブで早く弾いてみたいですね。私としてはバイオリンとユニゾンするというのは緊張しますけど。

Ayasa えーそう?

直田 だって私がミスすると瑠唯に怒られるじゃないですか、「桐ヶ谷さん、1音ずれているわよ」って(笑)。同じメロディを奏でるところはそういうことだから、そこは丁寧に、瑠唯に怒られないようにしないとと思うけど、それ以上に合わせてみたという欲望が出たのは私の変化でもあるのかな。

――ますますライブが楽しみですね。このあとには5月に富士急ハイランド・コニファーフォレストで“BUSHIROAD ROCK FESTIVAL 2023”があり、7月からは“ Morfonica ZEPP TOUR 2023”が待っています。ちなみに直近のライブでいうと、モニカのライブもついに歓声が解禁されたという。

直田 やっぱり変わりましたね。だいぶ違うんだなって思うのと、お客さんの間奏の声を聴く限り、どういうコール&レスポンスをしたらいいのかっていう戸惑いが感じられて。

――モニカはコロナ禍でコールなどの型がない状態での活動スタートでしたしね。

直田 だからこそ、今から再始動するような気もしていて。キャラクターのモニカは第2章を経た現在ですけど、リアルに生きている我々はこのAlbumが発売されて、そこに皆さんの歓声が加わって第2章がスタートするのかなって。そういう意味では5月も7月も新たなモニカを見せたいし、モニカの単独ライブとしては、7月からのツアーでお客さんの声を聴くのは初めてなんですよね。モニカ単体でのライブで声ありで考えるセトリとは、というのも私たちも1から考えなきゃいけない。今までは声出しができないから幕間の朗読とかに発展していたと思うんですよ。じゃあ声出し解禁になって、皆さんの叫びたい気持ちとモニカのライブをどう擦り合わせていくんだろう?と考えたときに、多分今までとは違うモニカで攻めないといけないと思うので、みんなついてきてね、よろしく!っていう感じです。ツアーで共に磨いていこうねって。

Ayasa 曲によって、お客さんの歓声が入ったことでさらにブーストされる曲って出てくると思うので、そうなったときに私たちの曲の位置づけが変わりそうな気がしていて。逆に、歓声を煽らないで聴かせる曲もあるとライブを作れる、じゃあその曲は何にするのか……とか。今まで3年間でやってきた曲も変わって、これからもお客さまの力を借りてより成長していけると思います。またそれがツアーという形でやれるのがいいなと思っていて、短期間の中で私たちとお客さまと曲の、それぞれの距離が詰められる気がする。なので、声出しが失われた3年間を、この東名阪のツアーで埋める良いチャンスにしたいと思います。


抽選で1名様に直田姫奈さんとAyasaさんのサイン色紙をプレゼント!

●応募期間
2023年3月20日(月)~2023年3月27日(月)23:59

●応募方法
1:リスアニ!編集部の公式アカウント(@Lis_Ani)をフォローする
2:該当ツイートをRTする

【応募に関する注意事項】
・厳正なる抽選の結果当選された方には、リスアニ!編集部公式アカウントのダイレクトメールにて後日連絡させていただきます。リスアニ!編集部公式アカウント(@Lis_Ani)のフォローをお願いします。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることはできません。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者への譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。
・賞品の不具合、破損に関する責任は一切負いかねます。

【個人情報の取り扱いについて】
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。


●リリース情報
Morfonica 1st Album
『QUINTET』
発売中

■mora
通常/配信リンクはこちら
ハイレゾ/配信リンクはこちら

【Blu-ray付生産限定盤】

価格:¥11,000(税込)
品版:BRMM-10619

【通常盤】

価格:¥3,520(税込)
品版:BRMM-10620

<収録内容>
■CD
1.Daylight -デイライト-
2.メランコリックララバイ
3.flame of hope
4.ブルームブルーム
5.カラフルリバティー
6.fly with the night
7.金色へのプレリュード
8.The Circle Of Butterflies
9.ハーモニー・デイ
10.Sweet Cheers!
11.寄る辺のSunny, Sunny
12.誓いのWingbeat
13.Ever Sky Blue

■Blu-ray ※Blu-ray付生産限定盤のみ
<Disc1>
・Morfonica ZEPP TOUR 2021「Amabile」東京公演

1.Fateful…
2.CQCQ
3.Sonorous
4.COLORFUL BOX
5.金色へのプレリュード
6.Secret Dawn
7.V.I.P
8.月光花
9.深海少女
10.Nevereverland
11.flame of hope
12.Daylight -デイライト-

ENCORE
1.ブルームブルーム
2.ハーモニー・ デイ

・「誓いのWingbeat」アーティストMV

<Disc2>
・Morfonica Concept LIVE「Resonance」

1.fly with the night〜short ver.〜
2.Sonorous
3.金色へのプレリュード
4.unravel
5.深海少女
6.V.I.P
7.Secret Dawn
8.ブルームブルーム
9.chAngE
10.ハーモニー・ デイ
11.Nevereverland
12.flame of hope
13.fly with the night

ENCORE
1.Fateful…
2.Daylight -デイライト-

・「メランコリックララバイ」リリックビデオ

■フォトブックレット ※Blu-ray付生産限定盤のみ
・フォトブックレット

●ライブ情報
Morfonica ZEPP TOUR 2023

<日程・会場>
・大阪公演
2023年7月20日(木) 開場18:00 /開演19:00 予定
@Zepp Osaka Bayside

・名古屋公演
2023年9月6日(水) 開場18:00 /開演19:00 予定
@Zepp Nagoya

・東京公演
2023年10月5日(木) 開場18:00 /開演19:00 予定
@Zepp Haneda

詳細はこちら

関連リンク

BanG Dream!(バンドリ!)公式サイト
https://bang-dream.com/

Morfonica | ブシロードミュージック ページ
https://bushiroad-music.com/artists/morfonica

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