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INTERVIEW

2022.04.21

【インタビュー】内田真礼ニューシングル「聴こえる?」は、TVアニメ『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』ED主題歌!ライブツアーの振り返りとともにシングルへの思いを聞く

【インタビュー】内田真礼ニューシングル「聴こえる?」は、TVアニメ『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』ED主題歌!ライブツアーの振り返りとともにシングルへの思いを聞く

内田真礼の13thシングル「聴こえる?」がリリースされた。表題曲は、TVアニメ『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』のED主題歌で、佐藤純⼀(fhána)が作曲・編曲を担当している。壮大なアレンジと伸びやかな歌声に勇気をもらえる1曲だ。カップリングの「Sensation Dancin’ Show♪」はファンキーな楽曲で、これまでにないかっこよさを感じる。2曲について語ってもらった。

――『UCHIDA MAAYA LIVE 2022「MA-YA-YAN Happy Cream MAX!!」』の神奈川公演と大阪公演を無事に終えることができましたね!

内田真礼 終わりました!3月まではツアーのことが頭にあったから、かなりピリピリしていたというか、絶対にかかってはいけないという思いがあったんです。そこから解き放たれて、とりあえずはひと安心しています。

――今回はアイスクリーム屋さんのステージセットで、昼はアイス屋さんで、夜はライブハウスになるという2段構成のステージでしたが、大阪公演はいかがでしたか?

内田 アンコール以降を変えたんですけど、コンセプトもあったので本編は神奈川公演と変えずにいくことは決まっていたんです。それで気持ちにゆとりがあったからか、大阪では結構間違えましたね……(笑)。あれ? 歌詞がどっかいっちゃったな?みたいな瞬間があって。でも、ツアーってこういう感じだったな!って思い出したというか。

――それまで1公演のみのライブが続いていましたからね。他に印象的なことというと?

内田 衣装チェンジが何度かあったんですけど、大阪公演では裏でカメラマンに写真をいっぱい撮ってもらうことができたんです。いつも本番はバタバタしていて、衣装写真を撮ることができなかったので嬉しかったし、今後お目見えすることがあるかも? それと前乗りもできて、そういう意味では気持ちに余裕もある状態だったので、2公演で完全版みたいに仕上げることができた感じがします!

――リラックスした状態でできたのは良かったですね。

内田 感情の入り方も違ったんですよ。大阪公演の前に(神奈川公演の)セットリストが発表されていたこともあって、これをやってくださいって振り付け動画を出したりしたので、そのぶんお客さんの一体感がすごくて! 一緒になって踊ったりしているのが見えて、それを見ながら「お願いしたら叶うんだ!」って、お客さんを誇らしく思ったりして、私もライブをしながら感動していたんです。

――内田さんのファンは、言えばやってくれる人ばかりですけどね(笑)。

内田 ですよね!やってねと言ったらやってくれるし、お願いはかなり聞いてくれていますよね(笑)。ほんと、一体感がすごかったです。

――お客さんの一体感があったからこそ、内田さんの感情もより曲に込められたんでしょうね。大阪ならではのものも食べられましたか?

内田 食べました!たこ焼きとか!打ち上げがあったら最高だったのになと思いながら、帰りにビールを1本だけ買って新幹線に乗ったんですけど、大阪に行くと、ビリケンビールを買うんですよ。美味しいとおすすめされてから買っているんですけど、今度リリイベで大阪にまた行くので、もし行く人はぜひ飲んでほしい!

――TVアニメ『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』ED主題歌の「聴こえる?」がリリースされましたが、元気をもらえる曲でしたし、アニメの話だと、あんな幽霊に癒やされたいと思いました。

内田 ホントに!ありがとう~って心が暖かくなりますよね。誰かに自分が頑張っていることを認めてもらいたい、見ていてほしいっていう気持ちをくすぐってくるアニメでしたね。承認欲求は誰もがあるんですよね。

――この曲を聴いても、頑張れる気はしましたけど、歌ってみていかがでしたか?

内田 それこそ今、バンド演奏で歌っていたりするんですけど、楽器の中で歌うと、私の曲の中にはなかった感じだなって改めて思うんです。13枚目のシングルだし、アルバムも出しているから曲数は結構あるんですけど新鮮で、まだ歌っていなかった内田真礼の曲あったな!って感じでした。今回はfhánaの佐藤純一さんに書いていただきましたけど、歌っていて新しい領域に足を踏み出した感じがしたので、ありがとうございます!という気持ちになりました。

――歌っていてもそれを実感するんですね。

内田 メロディが難しいんですよね。そういうメロディの流れなんだっていう感じがするからジェットコースターなんだけど、曲調はゆったりだったりするので、スルメソングというか。何度聴いても楽しめる曲なんじゃないかなって思います。歌うときもすぐには覚えられなかったですし。

――覚えたつもりでも、微妙に音程が外れている、みたいなことはありそうですね。

内田 そうそう。あと、ここはサビだったっけ?みたいなことになったり。これはカップリングもそうなんですけど、サビがわからなくなる。でもこの曲を音楽として浴びたとき、結構衝撃を受けると思うし、いいなって思ってもらえる自信はあるし、「内田さん、こういう曲も歌うんだ!」と驚いてもらえるはず!だからファンの方には早く生で聴いてもらいたい!

――歌詞の内容的にはどうですか?

内田 最後のほうで、〈たくさんの想い集めここで今〉という歌詞があるんですけど、そこは今まで私が歩んできた道を集めているような感じというか。ドラゴンボールを全部集めて、最後にバーンって開放して夢が叶う!みたいな感じがしました(笑)。一度「ノーシナリオ」で夢が叶ったステージを描いたんですけど、この曲もまた夢をちゃんと描いている感じがしたんです。アニメのタイアップ曲で、アニメに寄り添っているんだけど、内田真礼の歩んできた道もしっかり描いてくれている感じがして、そこが好きですね。その後に〈みんなの声が (ねえ聴こえる?)〉って歌っているところも、みんなとつながった気がします。

――自分の中のなりたい自分になったあとに、みんなで未来へ向かっていくような感じがしました。

内田 お客さんとのつながりもすごく感じる曲なんですよね。だから1番だけでなくフルで聴くと、だいぶ印象が変わる曲だなと思いました。

――アレンジも、音がどんどん分厚くなって盛り上がっていきますからね。

内田 そうそう!ドラムが鼓笛隊みたいな感じになっていたりします。最後もすごく盛り上がるんですよね。

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