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REPORT

2021.07.07

今年もリスアニ!が“Anime Expo Lite”を、そして世界を熱くする!バラエティ豊かなアーティストたちによるアニメ音楽ライブ“LisAni!LIVE L.A.”の模様をレポート!!

今年もリスアニ!が“Anime Expo Lite”を、そして世界を熱くする!バラエティ豊かなアーティストたちによるアニメ音楽ライブ“LisAni!LIVE L.A.”の模様をレポート!!

北米最大のアニメイベントとしてアメリカのみならず世界から毎年多くのアニメファンを集める“Anime Expo”。昨年は新型コロナウイルスの影響でオンラインイベント“Anime Expo Lite”として開催されたが、そのなかでアニメ音楽誌・リスアニ!が同イベントとのコラボイベントとして“LisAni!LIVE L.A.”を行い、アメリカおよび世界中にアニメ音楽の熱狂的なステージを展開した。そして、昨年に続いてオンライン開催となった“Anime Expo Lite 2021”でもそのコラボレーションは継続、“ANIME EXPO LITE 2021 × LisAni!LIVE L.A.”として今年も開催される運びとなった。世界中で人気のアニメ作品とアーティストによる熱狂のステージの模様をお届けしよう。

“LisAni!LIVE L.A.”のトップバッターを飾ったのは、まもなくTVアニメの放送がスタートする『ラブライブ!スーパースター!!』より、スクールアイドルグループ、Liella!の五人。伊達さゆり(澁谷かのん役)、Liyuu(唐 可可役)、岬 なこ(嵐 千砂都役)、ペイトン尚未(平安名すみれ役)、青山なぎさ(葉月 恋役)からなるこのグループは、今年4月にシングル「始まりは君の空」でデビューしたばかり。そのステージは5月にリリースイベントでお披露目したてということで、今回のラインナップのなかでもとりわけフレッシュなグループだ。そんなLiella!のステージは、「始まりは君の空」からスタート。まさに“始まり”を告げるような高揚感溢れるイントロとともにステージ上の五人が躍動する。この曲をはじめ、Liella!のサウンドはこれまでのラブライブ!シリーズにあったポジティブなポップサウンドを踏襲しながら、新世代らしいよりスタイリッシュな印象がある。そのなかで彼女たちも個々の歌唱やダンスでしっかりと個性を発揮し、サビでは息の合ったフォーメーションを見せるなど、そのポテンシャルの高さを見せつけてくれた。さらにはラブライブ!シリーズではお馴染みの、ステージ後方のスクリーンに映し出されたアニメーションMVとシンクロしたステージングも見事にこなし、初々しさのなかにも確かな実力をのぞかせるステージとなった。

  

そして緊張の面持ちで英語でのMCに挑戦したあとは、振付もキュートな「Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!」、ボーカルをしっかり聴かせるメロディアスな「私のSymphony」とエネルギッシュなステージを展開。最後は「Dreaming Energy」で軽快に、“はじめまして”のステージを終えた。

   

      

   


<Liella! SETLIST>

M01 始まりは君の空
M02 Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!
M03 私のSymphony
M04 Dreaming Energy

続いては、原作コミックスとともに世界中で絶大な人気を誇る作品『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの主題歌を担当する実力派ボーカリストたちによるユニット、JO☆STARSのステージ。その幕開けは富永TOMMY弘明による第1部『ファントムブラッド』のOP主題歌「ジョジョ~その血の運命(さだめ)~」から。地を這うような力強いTOMMYのボーカルは、その景色を一気に『ジョジョ』の世界観へと誘う。

そんなTOMMYの熱気溢れるパフォーマンスのあとは、Codaによる第2部『戦闘潮流』のOP主題歌「BLOODY STREAM」へ。一転してスタイリッシュなサウンドに乗せ、Codaのミステリアスでクールなボーカルが冴え渡る。

続いては第3部『スターダストクルセイダース』より、橋本仁による「STAND PROUD」でまたしても景色が一変。ヘビメタリックなファストビートに乗せて橋本のパワフルなシャウトが放たれた。

そのあとはTOMMY、Coda、橋本の三人が集結し、JO☆STARSとして第3部『スターダストクルセイダース』の『エジプト編』OPテーマ「ジョジョ その血の記憶~end of THE WORLD~」を披露。三人のボーカルが怪しく絡み合うミステリアスなイントロダクションから激しいビートとともに複雑な展開へと流れ込み、スリリングなマイクリレーを見せた。

      

それぞれソロでも素晴らしいパフォーマンスを見せる彼らが三人揃えば、その破壊力はさらに数倍にも膨れ上がり、サビの最後に聴かせる「オラオラオラオラ!」ラッシュは、スタープラチナのごとく強烈な圧力をもって耳に飛び込んでくる。『ジョジョ』のために生まれた名曲たちをこのうえないパフォーマンスで体感できたステージ、ここまででも満足できるステージだったのだが、ラストにCodaが再度ステージへ。なんと第5部『黄金の風』のOPテーマ「Fighting Gold」を英語で披露。海外のファンには実に嬉しいサプライズとなった。

   

<JO☆STARS SETLIST>
M01 ジョジョ~その血の運命(さだめ)~/富永TOMMY弘明
M02 BLOODY STREAM/Coda
M03 STAND PROUD/橋本仁
M04 ジョジョ その血の記憶~end of THE WORLD~/JO☆STARS
M05 Fighting Gold – English Ver.-/Coda

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