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INTERVIEW

2021.04.18

注目シンガー・ACCAMER独占初インタビュー! syudou、sakiyamaコメントと共に迫る『BLUE REFLECTION RAY/澪』ED主題歌「最深」に込めた想い

注目シンガー・ACCAMER独占初インタビュー! syudou、sakiyamaコメントと共に迫る『BLUE REFLECTION RAY/澪』ED主題歌「最深」に込めた想い

どんな楽曲も自分色に染め上げてしまうエモーショナルな歌声を持つ話題のシンガー・ACCAMERが、待望の新曲「最深」を配信リリースした。この春にスタートしたTVアニメ『BLUE REFLECTION RAY/澪』のED主題歌となる本楽曲は、Ado「うっせぇわ」のヒットで注目を集めるsyudouが作詞・作曲、milet「Prover」などで知られるTomoLowが編曲を手がけた、圧倒的な深みを湛えたバラード。ACCAMERという歌い手の底知れない可能性を感じさせる名曲だ。

「リスアニ!Vol.40.3」にて、じん書き下ろしの楽曲「stay night」を収録した付属CDと共に紹介するなど、ACCAMERの動向をデビュー時から追ってきたリスアニ!では、今回、メディア初となる彼女のメールインタビューを実施。これまでミステリアスな存在だったACCAMERのシンガーとしてのルーツと歌にかける想いに迫った。syudouと「最深」「Be Down」のMVを制作したクリエイター/イラストレーターのsakiyamaからのコメントも掲載しているので、併せてチェックしてほしい。

――ACCAMERさんが音楽に興味を持ったきっかけを教えてください。子供の頃~学生時代はどんな音楽に触れて過ごしてきましたか?

ACCAMER 音楽に興味を持ち始めた大きなきっかけは、TVアニメ『けいおん!』にハマったことだと思います。近所のCDショップにCDを買いに走ったり、秋山 澪ちゃん(日笠陽子さん)の物真似をしながら歌っていたのを覚えています。その後は、ボカロを通して歌い手さんにハマったり、邦楽ロックバンド(ONE OK ROCK、SCANDALなど)にハマったり、アイドルにハマったり、何かと音楽に通ずるものにハマって生きてきました。

――ACCAMERさんにとって“歌”とは、どんな存在ですか?

ACCAMER 好きなこと、です。今までにやってきたことで一番続いているのが歌うことなので、それだけ自分の中に染み付いていているんだと思います。

――自分で歌をうたうようになった経緯を教えてください。

ACCAMER 歌うことに興味を持ったのは、「歌ってみた」の影響が大きいと思います。ボカロ曲は心が惹かれる楽曲がとても多かったし、何より「歌ってみた」をあげている方々の歌が上手で、私もこうなりたい!ってずっと思っていました。当時はPCマイクを買うのが精いっぱいだったので、それで頑張って録音していました。

――ご自身の歌の特徴について、どのように捉えていますか? 

ACCAMER 私の歌の特徴は“声”ですね。ずっとコンプレックスだった低い声を好きって言ってくださる方がたくさんいて、これを強みにしたいって思っています。

――ACCAMERさんが考える“自分らしい歌”についてお聞かせください。

ACCAMER どの楽曲でも「言葉1つ1つを丁寧に」というのを心がけています。詞にどんな思いが込められているのか、どの言葉1つとってもその曲を歌ううえで欠かせない存在なので、込められた思いを見落とさないよう、歌の練習を始める前に詞を読み込むことは必ず行っています。

――シンガーとして影響を受けてきたアーティストはいらっしゃいますか?

ACCAMER 色んな方の歌い方を盗みながら歌ってきたんですが、その中でも秋山澪ちゃん(日笠陽子さん)、ONE OK ROCKのTakaさん、Aimerさんの存在はとても大きいです。このお三方のおかげで、今の“ACCAMERの歌い方”ができた、といっても過言ではないです。

――ACCAMERさんは2020年4月、TVアニメ『LISTENERS リスナーズ』のOP主題歌「Into the blue’s」でデビューされました。この曲を歌う際に特に心がけたこと、楽曲を書いたじんさんとのやり取りで印象に残っていることをお聞かせください。

ACCAMER “澄んだ”とか“痛み”とか、楽曲の核となるキーワードがいくつも散らばっていて、その言葉たちを蔑ろにしないように1つ1つ丁寧に歌うことを心がけていました。じんさんからは、「参考になるよ」とジェス・グリンさんなどおすすめのアーティストを教えていただきました。洋楽は流行っている曲くらいしか知らなかったので、視野が広がりました。

――今年3月よりNetflixで配信開始したアニメ『B: The Beginning Succession』では、DECO*27さん作詞・作曲による主題歌「Be Down」を担当しています。こちらの楽曲は、どのように受け止めて歌いましたか?

ACCAMER この曲は黒羽(アニメの主人公)の心情を綴っている曲なんですが、特に歌詞の“どこで間違っちゃったんだ どれが正解だったんだ?”という部分は、なんて救いがないんだろうと胸が苦しくなりました。私が黒羽だ、という気持ちでレコーディングに臨みました。寄り添ってあげられたかな。

――ACCAMERさんにとって、アニメの主題歌を担当することはどんな経験になっていますか? 特別な気持ちなどあればお聞かせください。

ACCAMER お話をいただくたびすごく嬉しいです。主題歌ってアニメの象徴というか、そのアニメを一心に背負っている感があって、嬉しいのと同時にものすごく緊張します。大好きなアニメをより素敵なものにするために、私の歌で引っ張っていくぞ!という意識を持ちながら、おこがましくはありますが、そう言う意気込みで歌っています。

――ACCAMERさんは上述のアニメ主題歌のほかにも、じんさん提供の「stay night」、柊キライさん提供の「ダイバーシティ」といったオリジナル楽曲を発表しています。どちらもサウンド・歌声を含めアグレッシブな楽曲に仕上がっていますが、どんな気持ちを込めて歌いましたか? 楽曲の印象と共にお聞かせください。

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