自身初の単独・ライブツアーに抱く思いとは?“Wakana Live Tour 2018 ~時を越えて~”開催記念、Wakanaインタビュー

8月11日、KalafinaのWakanaが、ローマ・イタリア管弦楽団とのシンフォニーコンサートに、元宝塚歌劇団「月組」の男役トップスター、龍 真咲と共に出演した。公の場で彼女が歌声を響かせるのは、3月11日の“Toyosu Music Collaboration ~チームスマイル東日本大震災復興支援LIVE~”以来であり、かつこれまで3人で歌を紡いできた彼女が単独でステージに立った場でもあった。憧れだったオーケストラとの共演を経て、9月から10月にかけては単独ライブツアー“Wakana Live Tour 2018 ~時を越えて~”で東京・福岡・名古屋・大阪を巡る。彼女が今抱く思いは不安よりも楽しみに満ちている。

いざ歌ってみたら「あれ? 楽しい?」という思いが

──3月11日のライブ(『「Toyosu Music Collaboration」~チームスマイル東日本大震災復興支援LIVE~』)から8月11日(『Kalafina “Wakana”・龍 真咲 シンフォニーコンサート with ローマ・イタリア管弦楽団』)まではゆっくりされていたと聞きました。リフレッシュされましたか?

Wakana はい。あまり会えないお友達や、普段会っていてもゆっくり会いたい人と、遊んだりおしゃべりしたりできました。あと、私は植物を集めているんですがハーブを増やすとか、そういった「家」の時間も作れましたね。意図して休んだわけではないですが、自然と歌うことから離れた毎日を送っていました。

──カラオケとか、プライベートで歌う時間もなかったんですか?

Wakana なかったです。それこそ(撮影中に有線に合わせて歌っていたような)鼻歌くらいで(笑)。

──トレーニングやレッスンも?

Wakana してなかったです。必要ないということではないんですが、ごく自然に。なので、8月に歌ったときはすごく気持ちよかったですね。「声ってこうやって出るんだ」と思いました。

──ずっと離れたことがなかった歌うことから離れてみて、不安や違和感はなかったですか?

Wakana そうなんですよ。私も、ずっと応援しているアーティストさんがお休みすると聞いたときは「どうやって過ごしているんだろう」と思ったものですが、いざ自分がなってみたら意外と楽しく過ごせちゃいました(笑)。「あれ? どうしよう。楽しい」みたいな感じで幸せでしたよ。体重もちょっと増えました(笑)。

──それは最高ですね。

Wakana はい。でも、3年前にメキシコでライブ(Kalafina LIVE TOUR 2015~2016 “far on the water”)することになったとき、メキシコは高所ということでトレーニングを始めたんですが、それは続けていましたし、今年1月の『Kalafina 10th Anniversary LIVE 2018』のときも体をしっかり仕上げていたんです。なのであのときのDVDはぜひみんな見てほしい! というのは置いといて(笑)。それだけはやっていたんですけどね。でも歌うことからは離れていました。

──久しぶりに歌ったとき、どういった点で「楽しさ」を感じましたか?

Wakana オーケストラの方々にとっては初めての曲ですから、どういう曲になるのかわからないでしょうし、リハーサルからお互いに探りながらだったんですよ。リズムはマエストロ(指揮者)の方だけだったので、最初は音楽に必死でついていくというリハーサルで。でも、当日はすごく楽しかったです。イヤモニは外して生音とフットモニターで歌うという完全なアンプラグド状態で。指揮の方を横目に見ながら、「わぁ、みんながついてきてる!」って歌いながら思っていました。でも、「明日の景色」は大変でした。ポンポンポンポンッ♪ ってしばらく、演奏がハープだけなので見失わないように真剣でした。「I have a dream」も難しかったですね。ピアノとハープがそれぞれ違うリズムだったので、一個ずつ聴こえてくる音から仕上げていく、みたいな感じでした。

──I have a dream」のように長く付き合った曲でも新しい出会いがあるものですね。

Wakana そうですね。(主題歌だった)『イヴの時間』見なきゃ、って気持ちになります。コーヒー飲みたくなってくる(笑)。

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