アニメ『うどんの国の金色毛鞠』EDテーマ「Sweet Darwin」リリース記念、GOODWARPインタビュー!

『うどんの国の金色毛鞠』のEDテーマ「Sweet Darwin」を担当しているGOODWARP。アニメ本編を毎週楽しみにしているというメンバー全員に集まっていただき、制作エピソードをお聞きしました。ダンサブルポップを奏でてきた彼らが出会った新たな世界。この1枚で、皆さんを夜の世界へ誘います。

――GOODWARPが初めてアニメ作品のEDテーマ曲を担当すると決まったときのお気持ちはいかがでしたか?

吉崎拓也(Vo/Gt) うれしかったですね。最初お話をいただいたときはまだ決まっていなくて、まずは曲を書くために原作を読んだのですが、近い時期に、バンドで初めて香川に遠征することになって、これはいい機会だからと町を回ったんです。機材車で踏切待ちをしているときに、たまたま『うどんの国の金色毛鞠』のラッピング電車・ポコでんが横切ったりして。これは縁起がいいから決まったら良いなって思いましたね。

藤田朋生(Gt) リハーサルが終わって本番までの空き時間にメンバーと町をブラブラしていたんですけど、5月で天気も良かったし、もぉ~気持ちよくって(笑)。

有安祐二(Dr) みんな初めて香川に行ったんですけど、なぜか懐かしさを感じました。

――そうして作品の舞台の空気を実際に感じて完成したのが「Sweet Darwin」なんですね。

吉崎 そのとき見た町の景色や感じた雰囲気を曲に入れられたらと思って。瀬戸大橋を渡るところからずっと景色を見ていたんですけど、こっちで見る海の景色とはまるで違う。風景の幅が広い。それがすごく気持ち良くって、優しい感じがしました。『うどんの国の金色手鞠』は主人公の青年・宗太と化け狸の男の子・ポコの物語で、ふたりは奇妙な出会い方をして次第に親子のような、それでいて友情のような絆が生まれていく。僕は原作を読んでいて、この“友情”というのがキーだと思ったんです。だけど、友情物語といっても熱血というわけではなくて、ふたりとも男のはずなのに中性的な気がして。そこがすごく面白いと感じたから、友情物語のなかに優しいのどかな雰囲気も込められたらいいなと思って曲を書きました。

――タイトル「Sweet Darwin」にはどのような意味が込められているのでしょうか?

吉崎 最初にサビのメロディーを考えたときに、「スイートダ……」まで出てきていたんです。こうなると、ふつうは「スイートダーリン」じゃないですか。でもこの曲はラブソングじゃないし。何かそれに代わる言葉……“Darwin”はどうだろう?と思ったんです。化け狸からダーウィンの進化論が連想できなくはないし、単語自体に“親愛なる友”という意味があると知って、これはダブル・ミーニングもバッチリだし、元々イメージしたメロディーのノリも良かったので、このタイトルにしました。

――実際にアニメの映像にGOODWARPの音楽が流れているのをご覧になられていかがでしたか?

萩原“チャー”尚史(Ba) 率直に感動しました。僕らがイメージしていた雰囲気にピッタリな映像でした。事前に「こんな感じになります」と絵コンテをいただいて、素敵だなと思っていましたが、それから映像になったときにさらに感動しましたね。

吉崎 伺った話だと、イメージしていたエンディングのアニメーションを僕らの楽曲に寄り添ってくださったみたいなんです。「Sweet Darwin」は夜のことを歌っているから、映像も夜にしてくれたって。

藤田 今までMVは作っていても、こうしてアニメのエンディングという、他の誰かが作った映像とコラボはなかったから、楽曲の見せ方として新しい発見がありましたね。

――“うどん盤”にはアニメ描き下ろしイラスト紙ジャケットも。こちらはチャーさんから熱烈なリクエストがあったのだとか。

チャー 宗太とポコが寄り添っているのが、この「Sweet Darwin」には合うんじゃないかと思ってお願いしたんですけど、それ以外にも何かニヤリと思えるものがあればと。それがガオガオちゃん(笑)。ついこの間も香川に行ったんですけど、イラストに描かれている場所も通ってきました。

藤田 小豆島にも行こうと思ったんですけど、車でフェリーに乗り込んでから「ちなみに帰りの便って何時ですか?」って聞いたら、「今日はありません」って言われて。急いで車をバックさせてフェリーから降りました(笑)。

有安 その後、ラジオの収録があったからね。空き時間で行こうと思ってたから危なかった(笑)。

チャー エンジェルロード、見に行きたかったな~。いや、絶対行きます。

――皆さんは普段アニメはご覧になられますか?

有安 みんなそこそこ観ていますが、ベースのチャーがいちばん好きだよね。今クール何がいちばん面白いか、とかチェックしてたり。

チャー そうだね。最近はライブ遠征に行っていたりであまりチェックできてないんですけど。

――ちなみに、2016年秋クールで注目しているのは?

チャー 『うどんの国の金色手鞠』は言わずもがな、『3月のライオン』と『DRIFTERS』も面白いです。

吉崎 即答(笑)。

藤田 なんでちょっとドヤ顔なんだよ(笑)。

有安 『3月のライオン』を出した時点で、アニメファンの皆さんに、「コイツ、にわかだな」って思われたよ。

チャー いやいや(笑)。

吉崎 僕は深夜アニメってそんなに親しんではいなかったんですけど、今回を機にいろいろ観て勉強になりました。

藤田 でも最近は、バンドアーティストがアニメのオープニングやエンディングをやっているのを聴くので、よりアニメ自体と楽曲には注目するようになりましたね。それこそ、『ばらかもん』をやっていたSUPER BEAVERとか。アニメは僕もよく観るんですよ。今は『亜人』、ちょっと前は『ベルセルク』とか。

チャー ちょっと暗めのが好きだよね。

有安 僕も『ベルセルク』好きですね。

――さらに、今回は両A面EPということで、もうひとつの「bravo!bravo!bravo!」は賑やかで心躍る楽曲ですね。

吉崎 僕らGOODWARPは「Sweet Darwin」のような壮大な雰囲気のバラードってあまりやってこなかったんですよね。それを代表曲として出すのであれば、もう1曲は僕らが今までやってきたアッパーな曲を入れたら面白いんじゃなかと思って作ったのが「bravo!bravo!bravo!」でした。ライブで一緒に盛り上がる、リズムの時点で賑やかな曲にしたくて、ドラムから作ってそこからメロディーや歌詞をのせていったんです。

藤田 GOODWARPらしいポジティブな感じをいっぱい詰め込められるようなパーティーっぽい感じにしたいと、いろいろ試行錯誤しましたが、やっぱり歌を大事にしたいという気持ちがあったので、ギターとベースは自然にできていきましたね。

吉崎 歌詞については、ビートが賑やかだし曲の雰囲気もポジティブで爽やかにできたので、ちょっとドロドロした男子の妄想を歌ってもごまかせるんじゃないかと思いました(笑)。男子の内面をえぐっている歌詞をこのビートで歌えたらいいなって。

チャー この曲のREMIX TRACKは松田”CHABE”岳二さんとTGMX(FRONTIER BACKYARD)さんに共同で手がけていただいたんですが、自分たちがアレンジで悩んだ分、「これだ!」というものができた曲だったので、リミックスを聴いて「こういうのもあったか!」って改めてすごいなって思いましたね。しかもニクいほどにカッコよくて。

有安 勉強になったよね。ビート感が変わるのは予想できたけど、コードも変わるなんて。でも全然カッコイイんです。

――そのほか「Answer」と「Tonight is thenight」と5曲収録されていますが、CD全体のテーマについてお聞かせください。

吉崎 僕らにとって「Sweet~」も「bravo!~」も振り幅ギリギリの新しいトライだったから、今までやってきたビート感でやったらCD全体が締まるだろうなと思って2曲収録しました。でもそれぞれに新しいこともやってみて。そうやって作っていったら結果的に、全部夜の歌になりました。

チャー メンバーみんな夜が好きだから、僕らがやる自主企画イベントの名前も「YOASOBI」(夜遊び)なんです。お客さんと一緒に夜遊びができればと思って付けました。

――次回は11月29日に東京、12月15日に大阪で開催されますよね。

吉崎 僕らの他に3~4バンドを呼んで行っているライブ・イベントです。お目当てのバンドだけを見て楽しむだけじゃない、空間全体を楽しんでもらいたいですね。今回、東京と大阪で2会場というのも初めて。特に東京の会場は渋谷asiaでもともとクラブだったので、いろいろやっちゃおうかと考えています(笑)。10代のお客さんもちょっと背伸びをして遊びに来てください。

有安 『うどんの国の金色手鞠』のアニメを通じて初めてGOODWARPを知ってくれた方もぜひCDを手に取って、僕らの楽曲を聴いていただけたらうれしいですね。

藤田 アニメをきっかけに僕らを知ってくれて、CDを聴いてくれて、ライブに来てくれて一緒に踊れればこんなに幸せなことはありません。ぜひついて来てほしいなと思います。

Interview&Text By 磯貝綾子


●リリース情報
GOODWARP Double A Side EP
「bravo!bravo!bravo!/ Sweet Darwin」
11月16日発売

【通常盤】
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品番:VPCC-81887
価格:¥1,500+税
*紙ジャケット仕様
*ポスター&セルフライナーノーツ封入
*プレイパス対応/特典映像ダウンロード付:「bravo!bravo!bravo!」おまけ付きMV(Full Size)

<CD>
1. bravo!bravo!bravo!(TBS系テレビ「CDTV」11月度エンディングテーマ)
2. Sweet Darwin(アニメ「うどんの国の金色毛鞠」EDテーマ)
3. Answer
4. Tonight is the night
5. bravo!bravo!bravo!CBSMTGMX mix (Remixed by CHABE+TGMX)

【うどん盤】
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品番:VPCC-81886
価格:¥1,500+税
*アニメ描き下ろしイラスト紙ジャケット仕様
*ポスター&セルフライナーノーツ封入
*プレイパス対応/特典映像ダウンロード付:「Sweet Darwin」MV(Full Size)

<CD>
1. Sweet Darwin (アニメ「うどんの国の金色毛鞠」EDテーマ)
2. bravo!bravo!bravo!(TBS系テレビ「CDTV」11月度エンディングテーマ)
3. Answer
4. Tonight is the night
5. bravo!bravo!bravo!CBSMTGMX mix (Remixed by CHABE+TGMX)

●イベント情報
自主イベント
GOODWARP presents『YOASOBI vol.7 & vol.8』
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YOASOBI vol.7 ~東京編~
11月29日(火) 渋谷clubasia
OPEN 18:00 / START 18:30
GUEST:FIVE NEW OLD / マカロニえんぴつ / シュリスペイロフ

YOASOBI vol.8 ~大阪編~
12月15日(木) アメリカ村 FANJ twice
OPEN 18:00 / START 18:30
GUEST:アンテナ / SATORI / パノラマパナマタウン

チケット発売中
【料金】前売り:¥2800/当日:¥3300

インストアライブ
GOODWARP Double A Side EP「bravo!bravo!bravo!/ Sweet Darwin」リリース記念インストアライブ“ダーウィンのシンガロン”

東京編 11月19日 (土) 21:00~ タワーレコード新宿店 7Fイベントスペース
大阪編 12月14日 (水) 19:00~ タワーレコード梅田NU茶屋町店 店内イベントスペース
香川編 12月17日 (土) 14:00~ タワーレコード高松丸亀町店 丸亀町グリーン けやき広場

内容:アコースティックミニライブ、ジャケットサイン会 ※観覧フリー
ライブイベント
11月23日(水)バミツタ150 supported by 見放題@大阪・福島セカンドライン
12月11日(日) NECOKICKS presents《ゆとり爆発ツアー》@水戸LIGHTHOUSE
12月22日(木) アンテナpresents「背伸びしたら見えるかな」年末どうすんの?@仙台MACANA
1月8日(日)ミソフェス2017@Diamond Hall & SPADE BOX & Apollo Base & HeartLand

●作品情報
アニメ『うどんの国の金色毛鞠』
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日本テレビ 毎週土曜 深夜25:55~
西日本放送  毎週日曜 あさ7:00~
サンテレビ、BS日テレ、日テレプラス ほか

【STAFF】
原作:『うどんの国の金色毛鞠』篠丸のどか(新潮社「月刊コミック@バンチ」連載)
監督:宅野誠起
助監督:臼井文明
シリーズ構成:高橋ナツコ
キャラクターデザイン・総作画監督:伊藤依織子
美術設定:イノセユキエ
美術監督:合六 弘
色彩設計:小野寺笑子
撮影監督:後藤晴香
編集:吉武将人
音響監督:鶴岡陽太
音楽:橋本由香利
アニメーション制作:ライデンフィルム
製作:「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

【CAST】
俵 宗太:中村悠一
ポコ:古城門志帆
中島 忍:杉田智和
大石凛子:中原麻衣
藤山俊亮:福山 潤
藤山紗枝:花澤香菜
浜田吾郎:黒田崇矢
永妻宏司:立花慎之介
冴木 学:鳥海浩輔
冴木雪枝:嶋村 侑
喜岡ふみ:くじら
田中(真鍋) 舞:皆口裕子
田中のぞみ:本渡 楓
宗太の父:中 博史
宗太の母:井上喜久子
中島の母:木村亜希子
カエル:小林ゆう
ガオガオちゃん:黒田崇矢
ミミ:牧野由依
モモ:古城門志帆
次回予告:要 潤(うどん県副知事)

<GOODWARP PROFILE>
『どこからでも、どこへでも』音楽で心はワープする。
東京を拠点に活動する4ピース・ダンサブルポップバンド。90’sポップス、シティポップ、クラブミュージック等への愛着を感じさせるサウンドメイクの中に、温もりあるドラマを唄う。結成後すぐに「出れんの!? サマソニ!? 2012」を勝ち抜き、その後も「MINAMI WHEEL」や「COMIN’KOBE’」をはじめとする各地のイベントへ勢力的に出演、現在ライブハウスを中心に話題上昇中!フロアには仕事帰りのOLから家族連れ、音楽好きの大人世代まで幅広い世代が集う。自主企画イベント「YOASOBI」は、2015年9月にVol.6を代官山UNITで開催。シンパシーを感じるアーティストとともに規模を拡大し、メロウな夜を揺らしている。Vo.吉崎の人懐っこい歌声、遊び心のある歌詞とドリーミーなメロディーの世界観は老若男女の垣根を越えて心を軽やかに躍らせる。2016年3月初の全国流通ミニアルバム『FOCUS』をリリースし、渋谷CLUB QUATTROでワンマンライブを成功させるなど、シーンを新たに色付けるポップメイカーとして要注目!

MEMBER:吉崎拓也(Vo/Gt)/藤田朋生 (Gt)/萩原“チャー”尚史(Ba) /有安祐二(Dr)

ⓒ篠丸のどか・新潮社/「うどんの国の金色毛鞠」製作委員会

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