【『Wake Up, Girls! 続・劇場版 前後編』9月・12月公開記念 Wake Up, Girls! 全部見せちゃうぞ!】第5回 高木美佑 インタビュー

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7月後半〜8月にかけての2ndライブツアー、ワンフェス、アニサマといった嵐のようにめまぐるしい夏の勢いもそのままに、9月下旬に続・劇場版前篇『Wake Up, Girls! 青春の影』を公開した『Wake Up, Girls!』。しかし一息つくまもなく、12月に公開される続・劇場版後篇『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』と、昨年に続き幕張メッセで開催される「Wake Up, Girls!Festa. 2015 Beyond the Bottom Extend」への助走は既に始まっている。

今回はアイドルが大好きでヘタレだがへこたれないWUGの癒し系・岡本未夕を演じる高木美佑にインタビュー。コミケに一般参加経験もあるオタクでゲーマーという濃ゆい経歴を持つ高木。WUG最年少の彼女も、今年の春ついに高校を卒業。声優の道を本格的に歩みはじめ、現在は初の主演アニメ『ハッカドール』が放送中だ。劇場版の前篇と後篇をつなぐ節目の時期のメンバーの気持ちを、WUGのムードメーカーに聞いてみよう。

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ついついゲームをしてしまっても、睡眠だけはばっちり取るように

 ──高校も卒業して本格的に声優として活動をはじめて、最近いかがですか?

高木 最近はお仕事をして、終わったらすぐに家に帰ります(笑)。学校に行っていた頃に比べると、家にいて空いた時間がある日もできたはずなんですが……料理などをするわけでもなく。母親には「一人暮らしでもして女子力を磨いたほうがいいんじゃない?」と心配されたりします(笑)。

 ──料理とかはできない?

高木 クックパッドとかを見たらできますよ! やろうとしないんです!

 ──実家だとそうなっちゃいますよね。時間があるときは何をしてますか。

高木 ゲームをするか、テレビを見るか、寝るかです!

 ──中学時代は昼はアニメ、夜は東方(ゲームの『東方Project』)だったという話を思い出しますね。

高木 そうですね(笑)。今は体調管理のために夜はきっちり寝るようにしています。そこはきちんとしてるんですが、そこだけですね……(笑)。やっぱり空いている時間があるとゲームしちゃいます!

 ──どんなゲームをしてますか?

高木 『戦国BASARA4 皇』とか、相変わらず麻雀をやったり、『白猫プロジェクト』とかですねー。あと、(田中)美海からPS VITAの『Fate』(『Fate/stay night [Realta Nua]』)を借りたのでそれをやったりしてます。

 ──忙しいですね! ゲーム以外のマイブームってありますか?

高木 女子力をあげようと思いまして、ネイルをやってます! 高校の頃は校則でダメだったんですが、今は自由にできます。一ヶ月ぐらい爪を切らなくてもネイルのコートが補強してくれて折れないので、むしろ楽ちんです(笑)。幸せです。

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 ──主演アニメの『ハッカドール』が始まって、WUG以外の収録やお仕事が生活に入ってきてどうですか?

高木 やっぱりうれしいです! 現場ごとに違いがあって新鮮ですし、いろんなところに行くことがいい経験になるんだなと感じてます。

 ──(インタビュー後に行われた)徳島マチ★アソビのようなイベントは両方のステージがあって忙しくなりそうですね。

高木 マチ★アソビはたくさんイベントもやらせていただくし、皆さんとの距離が近いのですごく楽しみです。『ハッカドール』のアニメも始まっているので、感想とかいただけたらうれしいですね〜。

 ──『Wake Up, Girls!』と『ハッカドール』ではダンスの系統が全く違いますが、同じ日にステージがあって振り入れや練習で混乱したりは?

高木 つい最近『ハッカドール』のMVを撮ったんですけど、サイバー空間みたいなところで撮影したりして、やっぱり雰囲気ががらっと違うなーと思いました。振付もアンドロイドっぽいというか。アイドル的なWUGのダンスとは全然違いますね。ダンスの種類が全然違うので、かえってごっちゃになったりはしなくて楽しんで練習してます。

 ──今の高木さんから見た岡本未夕を紹介してください。

高木 岡本未夕ちゃんはヘタレヘタレと言われるけど芯がある女の子だなということは、TVシリーズの頃からずっと感じてます。劇場版で東京に出てきてバラエティ番組でちょっと媚びてみたりするのは、以前の未夕にはできなかっただろうなと思いますけど、根っこのところは変わってないなと思います。WUGのメンバーが暗いムードになったりしたとき、空気を明るくするのは実波と未夕だと思うので、役割的にはムードメーカー的な存在だと思います。

 ──では高木さん自身のWUGの中での役割やポジションはどんな感じですか?

高木 どうなんだろう? WUGのメンバーって天然ボケ体質の人が多すぎるんですよ。騙されたりするんじゃないかなぁと心配になります(笑)。スタッフさんが冗談でついた嘘をつるっと信じてたりするんです。だから私はメンバーの中では最年少なんですけど、あまり自分が年下だって感覚はないです。大丈夫かな、心配だなって思ってます(笑)。

 ──では高木さん自身はあまりボケタイプではない?

高木 自分では違うと思ってます! でも、この前の仙台の舞台挨拶のときもお腹が苦しくなるぐらい食べてしまって(笑)みんな美佑は仕方ないなーみたいな感じになってたのにもかかわらず、言われてから5分もたってないのについうっかりポップコーン食べていたときはみんなになにやってんのーって言われました(笑)。手が勝手にーみたいな。

 ──食いしんぼキャラですね(笑)。ちなみにメンバーの田中さんはどんなタイプだと思います?

高木 美海はしっかりしてると思いますよ!

 ──前回のインタビューで、田中さんも周りが見ていて心配になるタイプばかりだから自分がしっかりしないとって話してたんです。

高木 うん、結構みんなふわふわはしてますね…(笑)。まゆしぃと美海はしっかりしてるかなと思います。あとは…?

 ──ふわふわ天然成分のかなりの部分はリーダーのよっぴーが担っているのかな、という気はします。

高木 そうですね、そうですね、よっぴーですね。よっぴーはだいぶヤバイです! かやたんも違った感じでふわふわしてますし……やっぱりWUGはみんなそれぞれ違っていて面白いです! WUGに入るまで私の周りにはいなかったタイプの子ばかりがいるので、とっても楽しいです。

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 ──WUGのオーディションを受けるときに目指していたものを教えて下さい。

高木 WUGは第2回アニソン・ヴォーカルオーディション(副題は『Wake Up,Girls!オーディション』)で選ばれたんですけど、私は最初第1回のi☆Risさんが選ばれたオーディションも受けていて、それが初めてのオーディションだったんです。きっかけはアニメ好きの友達が、こういうオーディションがあるんだけど受けてみない? って言ってくれたことでした。元々アニメが好きで、どんな形になるかはわからないけど、アニメやゲームの世界に関われたらいいなってぼんやりした憧れはあったんです。声優、そういうの道もあるのかという感じで、その時は本気で自分がなれるとは思ってなかったと思います。それで無料だし、誰にも相談せずにとりあえず受けてみよう、という気持ちでした。

 ──初めてのオーディションはどうでしたか?

高木 そこで同世代の子たちを見て、かなり意識が変わったんです。第一回のときは最終選考まで行って落ちたんですけど、みんなが同じ道を目指して真剣にオーディションに臨んでいる姿を見て、私もなりたい、負けたくないって思うようになりました。自分は気持ちも足りなかったし、勉強不足だったなと思って、今度は真剣に声優になる道を探し始めて。その一年後にあったのが『Wake Up, Girls!』のオーディションだったんです。

 ──陸上部で身体を鍛えはじめたのもその一年ですよね。

高木 そうですね。今となっては本当に陸上部に入っておいてよかったと思います。やせたし、体力もついたし。エイベックスの育成担当の方が、前のオーディションの写真も残してあるから、一年間で変わった子はわかるよって言ってました。身体絞ったねって言われてうれしかったので、ほんと陸上やってよかったです。

 ──身体作りという意味では、ここ一年でさらに絞ったんじゃないですか?

高木 あ、よくやせたねって言われます。ちょっとうれしいです(笑)。別に意識してやせようとかしていたわけではないんですけど、暴飲暴食……飲みはしないんですけど、暴食はしなくなりました。最近、意外と自分は胃腸が弱いことが判明してきまして、ほんと今さらなんですけど……。お腹いたくなっちゃうのはまずいなーと思って、あまり食べ過ぎないように気をつけてます。それでやせたよーって言われるとうれしくて自然に気をつけるようになりましたね。

 ──WUGのオーディションを受けた頃にイメージしていた夢は、今かなっている感じですか?

高木 アニメに出られるってこと自体がびっくりで夢みたいだったので、かなっていますね! でも、やっぱり実際にお仕事としてやっていると色々と欲が出てきて、もっといろんな作品に出たり、いろんな現場で先輩声優さんの素晴らしさから間近で学んでみたいと思うようになりました。

 ──WUGで日高のり子さんや浅沼晋太郎さん、『ハッカドール』で柚木涼香さんなど先輩と接するなかで学んだことや、印象に残ったことってありますか?

高木 最近だと『ハッカドール』でハッカドール0号役の柚木さんと御一緒させていただいているんですけど、すごくパワフルで言葉も激しい役なんですね。でも実際にお会いするとすごく小柄な方で、それなのに声量がすごくて迫力があって、本当にすごいなって思います。感動しちゃいました。

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