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2016.09.15

筋少登場、ゆいかおり×プチミレコラボ、初の大トリangela!“Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-”3日目レポート!

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“Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-”が2016年8月26~28日の3日間、さいたまスーパーアリーナで行われた。この記事では人気の若手からレジェンドまで登場した28日開催の3日目の模様をレポートする。

史上最大の『Q&A』、ゆいかおり×プチミレの『もってけ』に熱狂!

この日もトップバッターはレジェンド級のアーティストが務めた。筋肉少女帯×angelaのコラボによる「混ぜるな危険」。angelaのヴォーカルatsukoは背中に「あんぢぇら」の文字が入った特攻服で登場。気合が入っていた。

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筋肉少女帯のヴォーカル、大槻ケンヂは以前、単独でアニサマに出場したことがあり、サイリウムの光に染まるさいたまスーパーアリーナに感激。「メンバーにこれを見せたかった」と筋少での出場を喜んでいた。この場で筋少のサイリウムの色を決めようとしていたのだが、自然に赤で統一されていたため、「筋少のイメージカラー=赤」であることが決定。ナゴム時代から筋少を追いかけてるみなさんも、筋少のサイリウムの色は赤と決まりましたのでよろしくお願いします。もちろん筋肉少女帯として歌った「週替わりの奇跡の神話」でも会場を真っ赤に染めていた。

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次に登場したのは地球防衛部。「沸点突破☆LOVE IS POWER☆」では5人がトロッコに乗ってスモークをまき散らし、黄色い歓声を浴びていた。特に箱根有基役の山本和臣はかわいらしい高音ボイスで、男性からの歓声も大きかった(ような気がする)。

ここからは女性声優のゾーンが続く。まずは小倉 唯が登場。「Honey♥Come!!」では観客が「ハニカムー!」の大合唱、新曲ながら彼女の切り札的な存在になりつつある「ハイタッチ☆メモリー」は「いっせーので君とだけ!」のコールと共に始まり、2万7000人の観客にハイタッチをする振り付けでメロメロにしていた。

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ソロとしては初出場となる戸松 遥は、夏が好きな彼女らしいひまわりを全身にあしらった衣装で登場。まずはアニメ『ソードアートオンラインII』OPテーマ「courage」で激しくヒートアップする。すると「次の曲で間奏で三三七拍子があるので……」と観客に普段はやらないコールの説明を行う。観客も心得たもので、その説明だけで次の曲が何かわかったようだ。戸松 遥のライブでも抜群に盛り上がる曲であり、さまざまな声優やアイドルがカバーしている名曲、「Q&Aリサイタル」。最初の「いくよ!」のひと言だけで、会場の温度が物理的に2度ほど高くなるというとんでもない曲である。圧巻はやはり間奏の「は・る・か・は・る・か・L・O・V・E・は・る・か!」の三三七拍子のコール4連発。2万7000人による史上空前の遥コールは、アニサマでもなかなか見られないものすごい光景だった。最後にウィンクを決めるところまで全くスキのない完璧な盛り上がりで、ソロアーティストとしての戸松 遥の存在感を存分に示したといえるだろう。

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続いては女性アーティストのピアノ演奏。誰だろう……と思っていると、モニターが飯田里穂の表情を映し出し、観客は驚きの声をあげる。そこから立ち上がって水色のドレスをひるがえして歌った「片想い接近」は、彼女の新しい魅力を感じさせた。Pileはソロとして2年連続の出場。4人のストリングス演奏での「伝説のFLARE」から、一気に加速する「ドリームトリガー」へのつなぎはアーティストとしての彼女の進化を感じさせた。

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三森すずこは、ユニットでの出演も含めると2010年から7回連続の出場。アニメ『アウトブレイク・カンパニー』OPテーマ「ユニバーページ」は、前奏からすごい盛り上がりで、かわいらしくも激しい二面性を感じさせる曲だった。

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そして悠木 碧と竹達彩奈のユニット、petit milady。いきなり会場の一番後ろからトロッコで登場し、「青春は食べ物です」を歌いながら左右に分かれて会場内を一周した。2曲目はやたらと曲調の幅が広いプチミレの中でも、特に疾走感があってライブで人気のある「azurite」。「青い青い空」という歌詞に合わせた青いサイリウムで青一色の光景が広がり、かっこいいプチミレという一面を見せた。

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そして「さぁ、始まるざますよ」(悠木 碧)、「いくでガンス」(石原夏織)、「フンガー!」(竹達彩奈)、「まともに始めなさいよ!」(小倉 唯)とセリフが流れ、アニメ『らき☆すた』OPテーマ「もってけ!セーラーふく」をゆいかおり×petit miladyの組み合わせでコラボ!もう9年も前の作品なのだが、今でもこの曲の人気はものすごい!もちろん会場の盛り上がりはパーフェクトだったが、何気に難しいこの曲をかわいく歌い切った4人はさすが。チアガール姿のアイドル、エラバレシを従えてのダンスもかわいらしさ満点だった。あと、ほんのひと言だったけど、こなた=悠木 碧がハマリ役すぎてびっくり。

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黒崎真音は1日目に所属するALTIMAの活動休止を発表したばかり。「思い切って飛び込んでみることの大切さを学んだ」とALTIMA解散への想いを語った。そして「私にとってこの場所は『楽園』です」と述べ、「楽園の翼」を歌ったのだった。

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次に登場したのは、この日のシークレットゲスト・鮎川麻弥。今年のアニサマのテーマ「刻-TOKI-」にちなんで、『機動戦士Zガンダム』の主題歌、「Z・刻をこえて」を歌唱した。30年以上の“刻”を越えての登場。おそらくアニサマの観客の多くは生まれる前の作品だと思われるが、「ゼータ!」「ゼータ!」のコールで大いに盛り上がった。

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前半最後はMinami。もはや数少ない第1回アニサマを知るアーティストとなった彼女は、2年ぶりの出場となる。「このメンバーでここに立てていることが奇跡」と、昨年のアニサマに出場できなかった日々のこと、盟友である飯塚昌明&瀧田イサムのサポートでアニサマのステージに立っていることを感慨深く語った。そんな彼女の2曲目は「時すでに始まりを刻む」。まさに今年のアニサマのテーマに寄り添う選曲だった。

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