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INTERVIEW

2015.12.04

再タッグを組んだLiSA×小南泰葉によるスペシャル対談が実現!貴重な撮り下ろし写真とともに【前篇】を公開!

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今年9月30日にリリースされたLiSAのシングル「Empty MERMAiD」。その作品に収録されているカップリングナンバー「リスキー」の作曲を手がけたシンガー・ソングライターの小南泰葉。両者が再タッグを組んだ「ギフトギフト」収録のLiSAの配信シングル「ID」リリースを記念し、今回リスアニ!WEBにてLiSAと小南泰葉の対談が実現!
ふたりの出会い、互いの音楽について、LiSAの配信シングル「ID」、そして「ID」の配信スタートと同じ日にリリースされる小南泰葉2年ぶりのフルアルバム『僕を救ってくれなかった君へ』についてなどなど……前後篇合わせて約1万字にわたるスペシャル対談をお届けする。
前篇となる今回は、ふたりの出会い、互いの印象などについてじっくりと話を聞いた。貴重な撮り下ろし写真とともに楽しんでほしい。

――まずはLiSAさんのシングルに、小南さんが参加することになった経緯からうかがってもいいですか?

LiSA 前作「Empty MERMAiD」のテーマが“女の人”だったんですけど、女々しいっていうよりは強い女性の曲を作りたくて。私の中でそういう毒があるというか、かっこよく“女の人”を歌っている方が小南さんだったんですよ。今まで誰にも楽曲提供をされていなかったし、絶対やってもらえないと思うけど、ダメもとでちょっと頼んでみよう! と連絡させていただきました。

小南泰葉 最初にこのお話をいただいたのは、たしかカヨコからだったんだよね。

LiSA カヨコさん(LiSAに楽曲提供している作家・アーティスト)が小南さんと仲が良いということで、それを頼りに。

小南 カヨコがLiSAちゃんに曲を提供していたのは知っていましたけど、まさかその流れで私にお話が来ると思ってなかったので、めちゃくちゃびっくりしました。

LiSA こちらもめっちゃびっくりでした(笑)。オファーを快く受けていただけるなんて思ってなかったので。

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“50:50”ってタイトルもすごく気に入っていたんですよ(LiSA)

――おふたりで最初に作った曲が、前作「Empty MERMAiD」収録の「リスキー」でした。

小南 「リスキー」は私が持ってる曲の中から「LiSAちゃんにハマるんじゃないか」と思って提出したデモから選ばれた1曲なんですけど、元々のタイトルがあって。

LiSA 「50:50(フィフティーフィフティー)」でしたよね。

小南 そう、この「50:50」っていう曲が、結構“死”を連想させるような言葉が並んでいて、普通にリリースできないような内容だったんですよ。それをLiSAちゃんが作詞するとちゃんと恋愛の曲になってて、元々あった歌詞に全然引っ張られてなかったんですよね。

LiSA いちばんはじめに“死神”って歌詞が入ってましたよね。

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小南 テレビを観てたら虐待死のニュースがあって、でも、その次の瞬間にチャンネルを変えたらお笑い芸人がコントをやっていて、ガハガハ笑ってる自分がいる。この、気持ちの揺らぎみたいなものをそのまま歌詞にしていたのが「50:50」でした。

LiSA 小南さんの使われるワードがすごく個性的で、正直、“50:50”ってタイトルもすごく気に入っていたんですよ。でも、初めてご一緒する制作だったので、あんまり小南さんに乗っかりすぎても逆に失礼かもしれない、ちゃんと私らしさも出さなきゃと思って、この“50:50”以上にインパクトのある言葉を探すのを最初の課題にしました。

小南 曲が決まってLiSAちゃんが歌詞を書くとなり、そこから何日か経って、「“50:50”に代わる言葉が見つかりません」っていう連絡があったよね。

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LiSA あはははは(笑)。

小南 私も「わ、どうしよう!」となって近い言葉を自分でも探したりしたんですけど、どこかで「そのまま使ってくれたらうれしいな」とも思ってて。でも、結局「リスキー」に変わってたので、あ、“50:50”やめたんだ……と。

一同 (笑)。

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