10周年のその先へ、同じ夢奏でよう。TGS2015『アイドルマスター MUST SONGS』×『スターライトステージ』コラボステージ、レポート!

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日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2015」が千葉・幕張メッセで開催され、パブリックデイ初日の19日、メインステージで『アイドルマスター MUST SONGS 赤盤/青盤』×『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』コラボステージ“ゲームでバトルしちゃいM@S!”が行なわれた。ステージには『アイドルマスター』天海春香役の中村繪里子、如月千早役の今井麻美、四条貴音役の原由実、『シンデレラガールズ』島村卯月役の大橋彩香、渋谷凛役の福原綾香、本田未央役の原紗友里が登場して、ゲーム対決やミニライブを行なった。

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今でこそアイマスはアニメ、ソーシャルゲームなど様々な媒体に広がり、毎週のようにアイマス関連のイベントが行なわれているが、2011年にTVアニメ化されるまでのアイマスにとってはコンシューマーゲームがとても大きな柱。東京ゲームショウはたくさんのアイマスステージの歴史を刻んできた晴れ舞台のひとつだった。そんなTGSのステージで、アイマスの10周年を記念し、10年分の名曲たちを詰めこんだPS Vita『アイドルマスター MUST SONGS 赤盤/青盤』と、スマホアプリで展開する最新の、アイマスの未来が詰まった『スターライトステージ』のイベントが行われるのは感慨深いものがある。

ステージでは様々な発表が行なわれたが、一番大きいのはアイマス10周年の名曲たちを『太鼓の達人』のシステムで楽しめる『アイドルマスター MUST SONGS 赤盤/青盤』発売日が12月10日に決定したことだろう。赤盤にはアイマスの初期楽曲の数々が、青盤には『アイドルマスター2』以降のゲームやアニメ関連など比較的最近の楽曲を中心に収録される。『スターライトステージ』からは、10月に少なくとも3人のアイドルが登場予定であることが明かされた。3キャラクターはシルエットだったが、クールっほい色の「F.S」、キュートっぽい色の「K.S」、パッションっぽい色の「K.M」が登場するようだ。

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ゲーム対決は、『アイドルマスター MUST SONGS 赤盤/青盤』と『スターライトステージ』を両チームの代表が交互にプレイ。スコアが優秀なチーム…ではなく、会場をより盛り上げたほうが勝ちで商品がもらえるという、坂上陽三総合プロデューサー指定のスペシャルルールでの対決だ。一生懸命にゲームをプレイしながら会場を盛り上げようとするシンデレラチームと、時にコントローラーを仲間に渡してまで歌ったり踊ったりする765チームとどちらも個性が出る展開だったが、最後は原由実と原紗友里が半分ずつコントローラーを持って一緒にプレイして無事クリア! 勝敗のつけようがなかったため引き分けとなり、両チーム共に商品のケーキを食べられるハッピーな結末だった。

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6人で楽しく騒いだあとは、待ちに待ったミニライブの時間だ。6人がステージにいる状態で、中村が「このあとはライブで盛り上がっちゃいたいと思います!」、大橋が「まずはこの曲でみんなで一緒に盛り上がりたいと思います。聴いてください!」と語って流れ始めたのは、なんと『シンデレラガールズ』の挿入歌「GOIN’!!!」! 冒頭は765プロの3人も一緒に歌い始めたため、会場からは驚きのどよめきが上がった。今日のステージでは中村と大橋が言葉をつなぐ演出が幾度か見られたが、中村が隣から見守る中、大橋が「さあ同じ夢奏でよう」のソロを伸びやかに歌い上げる姿は強く印象に残った。

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さて、765プロは「GOIN’!!!」の冒頭を一緒に歌うと一端ステージからはけたのだが、そうなるとステージに残るのは『シンデレラガールズ』new generationsの3人だ。見慣れた3人の姿ではあるのだが、このイベントの前夜に放送されたTVアニメ第23話は、卯月、凛、未央にとってはとてもつらく、見る側にとっても胸が締め付けられるようなエピソードだった。それだけに、new generationsの3人が一緒に、シンデレラプロジェクトが揃って歌った絆の曲である「GOIN’!!!」を歌い、その真ん中で大橋がキラキラとした笑顔を浮かべている姿は、この姿が見たかったんだと思わされるものだった。

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続くパフォーマンスは中村、今井、原由実による「自分REST@RT」。会場をオレンジに染めあげる全員曲の3人バージョン、そしてそれぞれのアニメの1クール目を締めくくった特別な曲…というところは、奇しくも「GOIN’!!!」と同じだ。なかなか珍しい組み合わせの3人のステージを見て感じたのは、原が本当に成長したなぁということだった。中村繪里子と今井麻美というアイマスの10年を支えてきた2人の隣で、一番堂々と、凛として歌っていたのはあるいは原だったかもしれない。10年間は支え続けたメンバーの歴史であると同時に、その背中を追いかけ続けたメンバーの歴史でもある。3人がいずれも劣らない存在感を持って歌うトライアングルはとても美しかった。

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ミニライブ最後のステージは、6人揃っての「THE IDOLM@STER 2nd-mix」。アイマスにとって始まりの曲である「THE IDOLM@STER」を、『アイドルマスター2』のためにリミックスして新バージョンだ。それは、四条貴音と我那覇響が765プロの仲間に加わってから歌われた「THE IDOLM@STER」という意味でもある。始まりの曲が、一歩先に進んだ姿。それはこの2本のタイトルがコラボした今日のステージの締めくくりにはふさわしい楽曲だったかもしれない。左右に別れて歌っていた6人が入り混じり、最後は6人が集まってのキメポーズでライブを締めくくった。

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歌い終えた中村は、「また皆さんの前でたくさんの楽しい思い出を残せるように、また次のTGS2016に向けての一年間をよろしくお願いします!」と、10周年のその先につながる言葉を語っていた。最後の恒例の締めの挨拶は、中村と大橋が2人で音頭を取った。「みなさん!」「これからも!」「「アイマスですよ、アイマス!!」」。

Text & Photography By 中里キリ

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