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2015.08.01

『にゅるにゅる!!KAKUSENくん2期 #720 初のファンミーティングにゅる』イベントレポート!

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7月20日、『にゅるにゅる!!KAKUSENくん2期 #720 初のファンミーティングにゅる』が開催された。『にゅるにゅる!!KAKUSENくん』は、人間の皮膚の上で繰り広げられる角栓社会を描いたショートコメディアニメ。続編となる『-2期』では、『Animelo Summer Live』出演を目指す角栓アイドルグループ「にゅるズ」が主人公となり、きわどいギャグ満載で暴れまわる内容となっていた。

今回のイベントは、にゅるズ(内田 彩、楠田亜衣奈、渡部優衣、山口立花子、伊藤悠翔)が5月20日にリリースしたシングルCD「はじまりは隣の席でした」の発売記念、応援してくれるファンへの恩返し、ひいてはその盛り上がりを借って「アニサマ」実現への勢いづけ、という目的で行われた。元々は1回公演の予定が好評につき、昼と夜の2回公演に発展したというだけあって、会場には2回公演合わせて延べ1,000人のファンが来場し、開演前からその人気はうかがい知れるほどだった。が、アニメ本編同様、独特の空気感が漂い、実にぬるく、にゅるく、イベントは進行していった。そんな昼公演の様子をお届けする。

アニメ同様のにゅるい空気感に大盛り上がりの初ファンミーティング!

まずは「にゅるズメンバーオススメ回上映」。『-2期』の中で各メンバーがイチオシする回を紹介。楠田はにゅるりんの名言「(プロデューサーと)ずぶずぶになるなのだー」が登場した2話を選ぶと、内田はハナタソ姉妹が登場する8話をセレクトし、そこから末妹「たそ」ネタで壇上が盛り上がる始末(渡部は1話、山口と伊藤は4話をセレクト)。

続いて繰り広げられたサイコロトークコーナーはまさにカオスで、ゲストとして登場したモリ∩監督が、サイコロを投げたり蹴ったりして遊ぶ内田・楠田・伊藤に苦言を呈する始末。一方、「kakusenくんと関係ない話」のお題が当たった山口は、イベント前日に某アイドルイベントを観覧し、出演するW部Y衣さんの写真を撮りまくり、LINEで送りまくった話を披露した。

そして、VTRで出題される「KAKUSENくん2期カルトクイズ」コーナー。レギュラー陣のKAKUSEN愛に疑問を抱いた伊藤が(渡部や楠田の写真集を眺めながら)出題した。ちなみに伊藤は渡部の写真集を見て、「かっこつけてる」「不良っぽい」「まあ及第点」と感想を述べ、渡部は悶絶。渡部はクイズ自体も正解0問と散々な結果に終わり、罰ゲームとして「伊藤くんに告白」することに。嫌がって逃げ回る伊藤を、「可愛い子が好きだー」と叫びながら追い掛け回した。

次に生アフレココーナーに突入。10話を6人(司会でおやしらず役を演じた丸塚香奈も参加)で見事に演じきった。トチった渡部がふにゃふにゃになる瞬間も生ならではの醍醐味。内田は「謎の歌唱力」と呼ばれた美声を披露した。

イベントも終盤にさしかかった頃、当日会場で相談を募集した「悠翔くんに人生相談」コーナーに。数々のお悩みに答えていった伊藤だが、秀逸だったのは「そろそろ人生を真剣に考えたら、と言われます」という、一同が「重いなあ」とコメントした相談に対する「まず結婚しよう! 外に出て! まず付き合わないとね」に、会場中が拍手で絶賛した。

その後、出演者のサインが入った角栓色Tシャツを1名に手渡しするプレゼント大会を挟み、イベントのメインである生ライブに。だが準備が難航し、司会の丸塚が何分にも渡って会場とトークしながら場をつなぐ始末に。結果、丸塚のイメージカラーが白に決まったのも、『KAKUSENくん』イベントらしい展開だった。そして、ステージにヘッドセットを装着して登場したにゅるズは、多数のペンライトに照らされながら、OP曲「はじまりは隣の席でした」とED「全力でアイドルです!!」をダンス付きでステージを駆け回りながら熱唱し、喝采を浴びた。最後にメンバーは息を切らしながら次のように感謝と喜びに満ちたコメントを述べ、前代未聞のイベントは終了した。

「こんなに息が切れるぐらいジャンプしながら皆と一緒に歌って踊れたことがすごい楽しかったです」(山口)、「皆さんとファンミーティング過ごせることができてよかったです。にゅるズも全力アイドルとして頑張っていきます」(渡部)、「まさか鼻くそ役の私をこんなに応援してくれるとは。今日はへっとセットまで用意してもらえて嬉しかったです。ネタ満載で、皆さんに楽しんでもらえる作品になってよかったなと思います」(内田)、「思いっきり歌わせてもらってよかったです。皆さんありがとうございます」(伊藤)、「『KAKUSENくん3期』(=13話)に出られなかったらことが心残りで。4期期待しています。角栓役なんてほかで演じられないと思うので、キャストが総入れ替えにならないように大事にしていきたいと思いますのでぜひ応援してください!」(楠田)

Text By 清水耕司(ボーグナイン)

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