PS3ソフト『解放少女 SIN』OPテーマ「キミはもう、ヒトリじゃない」をリリースする、marinaスペシャルインタビュー!

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レベルファイブより発売されたニンテンドー3DSソフト「GUILD01」に収録されたゲーム、『解放少女』のスピンオフとして制作されたアドベンチャーゲーム『解放少女 SIN』のOPテーマ「キミはもう、ヒトリじゃない」を12月4日にリリースするmarina、スペシャルインタビュー! 

――約半年ぶりのシングルのリリースとなりますが、表題曲の「キミはもう、ヒトリじゃない」は『解放少女 SIN』のOPテーマになっています。曲を聴かれた際の第一印象はいかがでしたか?

marina 第一印象は「デジタル・ロック」っていう感じで、あんまり歌ったことないタイプの曲だなとも思いました。

――前作『解放少女』の主題歌「解放の日」から引き続いての担当ですが、それと比べて何か違いを感じたところは?

marina やっぱり、(志倉)千代丸さんとElements Gardenさんとでは全然色が違うな、と思いました。同じテーマでも全然違うアプローチをするんだな、っていうビックリ感がありましたね。あと、前作の歌詞って結構どストレートだったんですが、千代丸さんは全体的な背景を書いてらっしゃるな、というのも違う点で。物語の背景も加わって、よりイメージが描きやすくなったんじゃないかな、と思います。

――レコーディングの際は、どんなところに特に気をつけられましたか?

marina 歌詞の雰囲気もそうですけど、とりあえずサビをドンと目立たせたかったので、AメロをBメロからサビに向けての溜めにして。風情的なところは優しめに歌ったりしましたね。割と極端だったかもしれないですけれど。

――前作「キミ∽ツナグ」と今回とでも、だいぶサウンドが変わったようにも感じられます。

marina 全然違うサウンドになりました。前作はシンフォニック・ロックで今回はデジタル・ロックだし、あとオリエンタルな部分を入れてもらったというか。民族的なものを繋げていこうっていうのがあったので。イントロや間奏の柚楽弥衣さんのコーラスもその一部で、あれもデモの段階から入ってました。デモではシンセサイザーだったんですけど、人の声になったのは、そのの方が世界観を表せるかな? っていう千代丸さん判断なんだと思います。

――その千代丸さんの世界観を、歌声で表現するのは大変なのでは?

marina 実は、普段からあまり難しいことは考えずに歌ってるんです。やっぱりまずは、歌詞から汲み取る自分の感情を大事にしたいし、そこに重心を置けばきっといいものにはなると思うので。

――そこは、受け手の人たちにすごく響くと思います。そしてカップリングが「泡沫ノ花」。こちらはミドルバラードになっていますけれども、まず第一印象をお聞かせいただければ。

marina 「儚い、切ないな」って悲しくなりましたね。でも同時に「この想われてる女の人はうらやましいな」とも思いました。いただいたあらすじを読んだうえで、この曲も最初に受けた印象を大事にして、ゲームをプレイしていない人たちにも想いが伝わってほしいな、と思って歌いました。

――切ない部分もありつつ、歌声から希望のようなものも感じました。

marina そうですね。切ないけれどもそれは愛があってこそのものなので、そこは残したいなっていうのと、たぶん「来世も会いたいな」って思ってるんだろうなと感じたので、その感情を出せたらと思いました。Dメロのあたりは、自分で歌ってても泣きそうになりましたね。もし自分に子供が生まれて「子供が死ぬ」とか考えたら、泣きますもん。

――ミドルバラードを歌われるのは結構珍しいかな? と思ったんですが。

marina いや、元々私が得意だったのはこっちだったんですよ。なので、昔から知ってくださってる方はそれをご存知だけど、Girls Dead Monsterから入られた方はそう感じるかな? と思います。実は逆なんですよね。

――今回のシングルに限ってみても幅の広いものになっていると思うんですが、今後歌ってみたいジャンルって何かありますか?

marina 私、元々アンプラグドな楽曲が好きなんですよ。なので、シンプルな展開とシンプルな楽器でやってみたいっていうのはありますね。ピアノとジャンベ、ギターにウッドベース、みたいなアコースティック編成でやれるといいな。違うゲームの曲で1回それをやれたので、今後もそういう展開をとっていければいいな、と思っています。

――今後リリースも重ねていくと、アルバムという展開も視野に入ってくると思います。

marina 出したいですね。前は畏れ多くてそういう欲がなかったんですよ。基本的に自分に自信がないので、あまり考えたこともなくて。欲よりも「怖い」っていう方が大きかったのかもしれないですね。でも、最近はいろんな人とディスカッションしながら音楽を作れてるので、「出したい!」っていう欲がようやく出てきましたね。もし出せるとなったらタイアップとかが関係ない曲も入れられると思うので、アンプラグドの楽曲をガッツリ入れてみたりとか、そういうのも今考えてます。

――そちらも楽しみにしています。では、その他に音楽上で今後やってみたいことというと?

marina 生で、単独でライブですね。それも、それこそちょっとご年配の方でも聴けるような編成やアレンジで。前のインストアイベントのときに、たまたまリハを聞いてたおじさんがジャズコーナーから降りてきて、CDを買ってくれたんですよ。そのときに「そういう方も聴ける音楽も、ライブの中に組み込んだらいいかな?」と思って。だいたいみんな立ってるイメージじゃないですか? でも、もっと気軽に、座って聴ける・・・そういう曲があってそうやって聴いてくださる人がいてもいいんじゃないかな? とは思います。

――なるほど。確かになかなかそういった方はいないですね。

marina 逆にLiSAはガンガンな方ですけど、彼女にも「marinaらしいやつをやった方がいいよ」ってよく言われてるんです。だから、アンプラグドでしっとりとした曲をやりたいな、っていうのはありますね。普段はノリノリの楽曲のまんまでやって、それとの違いを楽しむっていうのもいいですし。自分がライブに行ったときに、「編成が違う」とか「アレンジが違う」のって楽しいじゃないですか? だから、そのライブならではの生の音を楽しんでほしいですね。聴いてくれる人もより楽しめるし、その人が別のアーティストさんのライブに行ってもより楽しめるんじゃないかな? と思って。

――そのライブですが、まずはリリース後にインストアイベントがあります。この「キミはもう、ヒトリじゃない」を、どういった想いで皆さんに届けたいですか?

marina そのタイトル通りに「ひとりじゃない感」を届けたいですね。私も「孤独だな」って思ってた時期が多かったので、「そうではない」っていうことを、音楽を通して気づいてもらえたらうれしいです。あとはアグレッシブな曲なので、元気も届けられるように頑張ります。前回も「人来るかな?」って緊張してたんですけど、予想以上の方々が来て盛り上がってくれて、うれしかったので。

――今回も、きっとみんなついてきてくれると思います。

marina そうですね、「キミはもう、ヒトリじゃない」だから、ひとりにはしてほしくないですね(笑)。

Text by 須永兼次

【プロフィール】
マリナ/2月7日生、宮崎県出身。
2010年、アニメ「AngelBeats!」の劇中バンド”Girls DeadMonster”にて「Crow Song」の歌唱を担当。
以降、DECO*27 「愛迷エレジー」「ラブカレンダー」、sasakure.UK「幻実アイソーポス」、スパイク・チュンソフト「CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ!」、レベルファイブ「GUILD01/解放少女」、GOKIGEN SOUND「満タンで行こう!!」などにボーカルとして参加。
2013年5月、ファーストソロシングル「キミ∽ツナグ」をリリースした。

【リリースインフォメーション】
「キミはもう、ヒトリじゃない」

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 発売日:2013年12月4日(水)
発売元:5pb.
販売元:株式会社KADOKAWA メディアファクトリー
©2013 MAGES./5pb./Planet G Co., Ltd.
©2012 LEVEL-5 Inc./GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. 

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