“リスアニ!CIRCUIT Vol.04”ライブレポート

int-1025-002-main

 2013年9月23日(月・祝)@東京・新宿BLAZEにて「リスアニ!CIRCUIT Vol.04」が開催された。ライブハウスでの開催を軸とし“近距離戦” をテーマにした本ライブ・シリーズ第4回に出演したELISA・春奈るな・藍井エイルの”歌姫3人”のライブ模様をレポート!


 

int-1025-002-c001

開演前、DJ和のプレイによって徐々にボルテージの上がる超満員の新宿BLAZE。最新楽曲を中心に集められた、名曲ノンストップ・ミックスはやはり間違いない!観客もその煽りに応え、非常にいい空気が作られた。すでに熱気が充満している。開演前のみならず、各アーティストの入れ替わりの間も繋いだ彼のDJプレイは、この日の全体のムードの土台となるものを作り上げてくれていた。 そんななか前説として登場したのは、なんと春奈るな!“リスアニ!CIRCUIT Vol.4”の事前特番での罰ゲームとして、カンペ片手に登場だ。ひとつずつ「よしっ!」と、漏れがないか確認しながら進行していく姿は、実にキュート。それに加えて、最後にこの日のライブに向けての意気込みを観客に届け、無事前説の役目を務め上げていた。

int-1025-002-c002

春奈が退場するのと同時に、流れていたBGMは一転神々しいものに。そうやって世界が徐々に作り上げられていくなか、まず最初に登場したのはELISA。白いドレスに身を包んだ彼女のまとうオーラは、まさに神々しい。クワイアからまずは「Shout my heart」を披露。久々の生バンドを背にしての堂々たる歌唱は、儚げな歌声に強さも補強されたような、さらなる成長を感じさせるものであった。MCを挟み、「そばにいるよ」「エマージュ」を続けて歌うなかで、うれしそうな表情で跳ねるような仕草を見せる場面もあった。MCでも「楽しい!」と満面の笑みを見せていたし。そして初披露の新曲「REALISM」は、雄々しくも美麗で、数々の世界を次々と旅していくようなすごみのあるナンバー。またひとつ、ELISAが新たな扉を開けたことを感じられる。最後に「皆さんと私の曲」とのMC、から披露された「for us」は、これもまた彼女の魅力である優しい歌声の活きた一曲。限られた曲数のなかで、彼女の振り幅を最大限に発揮していた。

int-1025-002-c003

続いては再び春奈るなが、荘厳なBGMに乗って登場。「空は高く風は歌う」を歌い上げる。その表情は、先ほどとは打って変わって完全なるアーティスト・モード。曲の雰囲気、そして彼女の歌声は、緑に染まった客席を従えている、と表現するのが的確であるかのような雰囲気だった。MCを挟んで「君がくれた世界」「Overfly」を続けて熱唱。この曲でステージ・サイドに設置されたお立ち台からフロアを見渡し、観客たちとアイコンタクトを取っていく。立て続けにシングル曲が歌われてきたが、ここでMCの話題はこの夏リリースのアルバム『OVERSKY』に。となればもちろん、ここからは初披露のアルバム曲が連続で歌われる。「狂想リフレイン」は彼女にとってまさに新境地のダークなロック・サウンド。セクシーな歌声も実に魅力的だった。そのまま続いた「ネバーランド」でもフロアの温度は上がり続け、ラストナンバー「アイヲウタエ」へ。この夏彼女が手に入れたキラーチューンであるこの曲で、再び彼女はフロア全体を見渡す。その姿はまるで、すべての観客とのコミュニケーションを楽しんでいるかのようだった。

int-1025-002-c004

そして、この日のトリ・藍井エイルの出番である。フロアが青に染まるなか登場した彼女。この色を受けて歌うのは「アヴァロン・ブルー」!1曲目からアガりまくりで、一瞬でその場を支配していた。続く「AURORA」では、曲名通りオーロラを彷彿とさせる緑のライトを浴びつつ、真っ直ぐな力強い歌声で客席を魅了。かと思えば、その直後の「閃光前夜」では、今度はクラップで会場と一体にもなっていた。さらに立て続けに最新シングル「コバルト・スカイ」を披露。強さの中にも爽やかさの映える歌声を彼女がみせるのと同時に、フロアを埋め尽くす青いサイリュームが、さらに会場全体にこの楽曲にふさわしい世界観を作り上げてくれていた。一方、新曲「クロイウタ」ではその歌声はガラリと変貌し、ウィスパー含みのダークな歌声を届ける。彼女の新境地への挑戦を、新宿BLAZEが見届け、そして尋常でない熱量で受け止めていた。続く楽曲も初披露となった新曲「シリウス」。このキャッチーなロック・チューンで、再び会場のボルテージは上がっていく。そしてそのままシームレスにラストナンバー「INNOCENCE」へ。フロアのテンションはクライマックスを迎え、舞台上の藍井も、自身のテンションがピークを迎えつつ「もっと!」「揺らせ!」とさらに客を煽る。その結果この場で体現したものは、すさまじい、圧倒されるような駆け抜けた5分間だった。

ライブ終了後、再び3人はステージ上に登場。この日の感想とファンへのメッセージを語ってくれた。

ELISA
今日は楽しい時間をありがとうございました!今回は、スタートダッシュで「会場をあっためなきゃ!」っていう気持ちでした。最後の曲を、興奮のあまり忘れちゃって、「次、最後の曲です」って言えなかったことだけが心残りで……(笑)。でもすごく楽しい時間でした。ありがとうございました!

春奈るな
今日は前説という新しいことにも挑戦できたし、本当に袖で緊張し過ぎて手が震えてたんですけど、みんなが温かかったので最終的には本当に楽しかったな、って思えました。そしてもちろんライブも盛り上がってくれて、今日は本当に、楽しい1日を私に過ごさせてくれて、ありがとうございました!

藍井エイル
今日という日を本当に心から楽しみにしていました。“リスアニ!CIRCUIT”さんに出演させていただけるのは2回目なんですけれども、こうやってたくさんの方々の前でライブをさせていただけることは本当に光栄ですし、こうして“リスアニ!CIRCUIT”さんに出演させていただけたことを大変感謝しています。今日は本当に皆さん、ありがとうございました!

int-1025-002-c005

そしてこのまま無事ライブは終了……かと思いきや、なんとここでサプライズ!最後にアンコールとして3人によるKalafinaの「光の旋律」が披露される。この日歌われた楽曲は、各アーティストともアップテンポなナンバーが多かったのだが、最後にはこの場でしか味わえない重厚なハーモニーをも体感できるという大充実のライブに。そうなったのも、確かな歌唱力を持ったシンガー3人が集まってのライブだったからこそ。

こうして最後まで驚きと楽しさに溢れたライブは、大成功のうちに幕を下ろした。次回の開催も、心の底から楽しみでしょうがない!

「リスアニ!CIRCUIT Vol.04」 SET LIST
2013.9.23(mon)@東京・新宿BLAZE

ELISA
M1 Shout my heart
M2 そばにいるよ
M3 エマージュ
M4 REALISM
M5 for us

春奈るな
M1 空は高く風は歌う
M2 君がくれた世界
M3 Overfly
M4 狂想リフレイン
M5 ネバーランド
M6 アイヲウタエ

藍井エイル
M1 アヴァロン・ブルー
M2 AURORA
M3 閃光前夜
M4 コバルト・スカイ
M5 クロイウタ
M6 シリウス
M7 INNOCENCE

エンディング
EN1 光の旋律 / ELISA・春奈るな・藍井エイル

DJ
DJ和

関連リンク

この記事を書いた人