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2026.09.01

アニメ&ゲームソングを中心に活躍する多彩なアーティストとクリエイターが集い、2日間にわたって行われた“HIGHWAY STAR PARTY 2026”。2年ぶりの開催となったバラエティ豊かなステージを振り返る!

アニメ&ゲームソングを中心に活躍する多彩なアーティストとクリエイターが集い、2日間にわたって行われた“HIGHWAY STAR PARTY 2026”。2年ぶりの開催となったバラエティ豊かなステージを振り返る!

“HIGHWAY STAR PARTY”DAY 2の幕開けは衝撃のコラボから

“HIGHWAY STAR PARTY”のDAY 2となったこの日、会場前のBGMにはDAY 1でもカバーされていたディープ・パープル「Highway Star」が流れている。そして開演の時を迎え、DAY 2のステージを最初に踏んだアクトはシーンの象徴であるユニット・JAM Project。ステージ上手から福山芳樹、きただにひろし、影山ヒロノブ、奥井雅美、遠藤正明と並ぶ。そしてもう1人、ステージ下手のキーボードの前に座ったのは……梶浦由記だ。この日誰もが期待していたJAM Projectと梶浦のコラボからの幕開け、披露する曲は梶浦がJAMに提供した「to the next era」。重厚なバンドと5人のコーラスワーク、そして梶浦のピアノが折り重なるスペシャルな光景。時折梶浦と、彼女に最も近い位置に立つ遠藤が顔を見合わせてプレイしている姿もまた印象的だったが、この日の幕開けを飾る荘厳なオーバーチュア……と呼ぶにはあまりに贅沢すぎるコラボに会場の熱気が爆発したかと思えば、あっという間にステージにはさらなるコラボアーティストとしてKAORI、YURIKO KAIDA、Joelle、LINO LEIA、EMIKOの5人が登場、それと共にあの印象的なビートが鳴らされる。JAM Projectと梶浦由記、そしてFictionJunctionというスペシャル編成による、FictionJunctionの名曲「stone cold」だ。奥井ときただにという歌い出しにも驚かされたが、驚愕すべきはなんといってもボーカリスト10人によるあまりに分厚いハーモニーだ。まさしく声の壁が迫ってくるような圧倒的な光景が、まさかリリースから15年経って観られるとは……と陶然としていると、息つく間もなく影山が「次は俺たちの曲をコラボだぜ!」とシャウト。今度はJAM Projectの「Get No Satisfied !」がスタート。オリジナルではBABYMETALとの共演を見せていたが、この日はヘビーなサウンドの中10人のボーカルがぶつかり合うというこちらも強烈な瞬間が見られる。最後はKAORIが本家のお株を奪う“one punch!”のシャウトを決めてコラボは終了。最初からクライマックスといわんばかりのコラボを終えた。

JAMが退場してまだ会場がざわつくなか、梶浦が「まさか10人並んで私の曲を歌ってくれるなんて……すごくない?」と話す。またこの日はお馴染みの梶浦由記バンドではなく、バンドメンバーであるベース&バンマスの山本直哉、ドラムスの青山英樹、ギターに奈良悠樹と椿本匡賜という、JAM Projectでお馴染みのバンドとのコラボであることを改めて紹介。これもまた特別な編成でもってFictionJunctionのセットがスタート。まずはオリエンタルかつケルティックなナンバー「black rose」からで、跳ねるようなビートの中で5人が精密的なハーモニーを聴かせる。続いてはまたしても名曲「from the edge」をこの5人のバージョンで。豊かなボーカリゼイションはもちろんのこと、梶浦曰く普段の梶浦バンドと異なる「戦闘力が増した」この日のバンドでの、攻撃的に切れ込んでいく演奏も相まって、実にスリリングなパフォーマンスとなった。

ベテランからバーチャルシンガーまで幅広く魅力的なパフォーマンス

続いて登場したのは、遠藤正明、三宅博文、八代新平によるオルタナティブロックバンド・Buzzed Monkey。「3年目の新人バンド、Buzzed Monkeyよろしくお願いしまーす!」と遠藤がご挨拶。続いて軽快なリズムに乗せてサビのフレーズを観客とコール&レスポンスしたのちに「ギブアウェイ」がスタート。アコースティックギター×2とベース、打ち込みのリズムという編成で、遠藤の熱っぽいボーカルと3人のハーモニーが心地いい。カラッとした雰囲気で観客をパーティーに誘った。

そしてそのあとにステージ後方のLEDモニターに現れたのは奏みみ、藍海のん、NÄOというバーチャルでも活躍するシンガー3人。ここではバーチャル姿にて、 奏みみのオリジナルソング「Crazy Crew」を3人で披露。アッパーなバンドサウンドに3人のメロディアスな歌唱力が存分に発揮された。そこから今度は藍海がリアル姿で、ステージ上に登場。バーチャルとリアルを行き来する彼女たちらしい演出だ。彼女の1stシングル「藍に染まる」でメロディアスな歌声を響かせたあと、MCではデビュー1周年を迎えた喜びを爆発させる。そして「私の姉ような存在のあの子と一緒に歌わせていただきたいと思います」と言って奏を呼び込み「その手を引いて、その手に引かれて」を披露。先ほどのバーチャルとは異なり、リアルなステージとなったここではより2人の歌唱もより輪郭がはっきりしたパワフルな印象で、それが劇的な楽曲のテイストとマッチした、感動的なパフォーマンスとなった。その後、奏が残って「あっかんべぃべ」で今度はファンキーでより迫力ある歌唱を聴かせる。バーチャルとリアル、また様々なサウンドを行き来するその実力を発揮していた。

続いて会場に鳴らされたのは、TVアニメ『美少女戦士セーラームーンR』のイメージソング「I am セーラームーン」。歌うのは石田燿子とshuriのデュエット。かつてこの曲をセルフカバーしたことのある石田の、『セーラームーン』といえばこの声と言える澄んだボーカルもさることながら、そこに寄り添うようにコーラスを当てる『セーラームーンR』直撃世代のshuriもお見事。ファンキーなR&Bテイストにアレンジされたサウンドにピッタリな相性の2人のボーカルが冴え渡る。そこから石田がステージに残って歌われたのは、ドラマチックな名バラード「永遠の花」。ここでの石田の優しいボーカルが絶品で、特に終盤でのアカペラのエモーショナルな響きがまた素晴らしい。そこから「private wing」でテンポアップしてふたたび会場を盛り上げる、さすがのパフォーマンスを展開していった。

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