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2026.08.18

アニソンシーンにさらなる希望をもたらすかのような、“エース”からの頼もしいメッセージ――“Animelo Summer Live 2026 -Messenger-”DAY2 レポート

アニソンシーンにさらなる希望をもたらすかのような、“エース”からの頼もしいメッセージ――“Animelo Summer Live 2026 -Messenger-”DAY2 レポート

この勢いは、もう止められない!ラストまで一気に駆け抜けたDAY2終盤

続いて登場したのは、今年のヒットアニメの1つNetflixアニメーション映画『超かぐや姫!』から、主人公・かぐやとしてステージに立つ夏吉ゆうこ。劇中歌「私は、わたしの事が好き。」のイントロと共にステージに現れると、笑顔を咲かせて元気一杯飛び跳ねながらのステージを展開。歌唱が始まってもカラッと明るいボーカルを基調に、歌詞に合わせた表情変化も交えて表現。サビでは公式MVどおりのダンスも交えたパフォーマンスが、観客の心を否応なしに捉えていく。
MCでは翌日の7月12日が、かぐやが世に出て最初の誕生日にあたることから「今日みんなが見せてくれたきれいな景色を、私たちからかぐやへの最初の誕生日プレゼントにできたら」と意気込みを語ると、「次の曲から、劇中のかぐやの卒業ライブのつもりで聴いてくれたら」と呼びかけ、かぐやとしての「みんな!自由だー!」のシャウトから「瞬間、シンフォニー。」の歌唱へ。エモーショナルでクライマックス感溢れるナンバーを、引き続きエネルギッシュに歌っていく夏吉。歌いながら観客を指さすなど、彼女自身の経験からくるステージ巧者ぶりとかぐやとしての想いが重なり合い、見事に良質なパフォーマンスとして顕現していた。そして「メルト CPK! Remix」では、非常にキーの高いサビのメロディも笑顔で歌い上げたうえに、直後のAメロでの歌声にも乱れがないことにも驚かされる。また落ちサビでは、連続披露前に練習したコールでシンガロングを繰り広げ、全方位からその声を浴びた夏吉はたまらなく嬉しそうに「ありがとー!」とシャウト。最後は「名残惜しいけど、これでおしまい!めでたしめでたし!」のセリフを残してステージを後に。場内の興奮は最高潮かと思われたが、DAY2のアニサマに、休ませる気はまったくない。ここで小倉 唯の「Honey♥Come!!」のイントロが流れ始め、小倉 唯と石原夏織が2つのトロッコに分かれて登場。

“Secret”の出番を確信したオーディエンスのボルテージがさらに高まるなか、まずは小倉の持ち歌に乗せてキュートな歌声と共に場内を巡回。Dメロで一旦トロッコが近づき近距離で歌うものの、接続はせずにすれ違い離れていき、今度は石原の持ち歌「Cherish」をデュエット。引き続き笑顔振りまき手を振りながら歌唱していく小倉と石原。だがこの曲でも、トロッコはDメロですれ違う……と思いきや、大サビで2台ともメインステージに登場。最後のフレーズを並び立って歌い、曲を締め括った。
その後始まったMCでは、実は2人とも、共演しているアニメの主題歌を選曲したとの裏話を明かす。誰もが待ち望んだ、2人揃ってのゆいかおり楽曲のパフォーマンスがいよいよスタートする。序盤からとんでもない声量のコールが湧き起こるのを前に、キュートなうえにわちゃわちゃ感のある、この曲ならではのパフォーマンスを展開していくゆいかおり。その光景と歌声とが、いっそうオーディエンスのボルテージを上げていく。しかもそのなかには活動休止中に各々が培ってきた技術も滲ませて、ただ過去をなぞるだけではない、今だからこそ観られる「PUPPY LOVE!!」を届けてくれたのだった。

続くTrySailは、「whiz」から出番をスタート。ポンポンと跳ねるステップも交えつつ、歌声と共にふわりと柔らかなかわいげを形に。そのなかにおいて雨宮天のサビでのソロにある涼やかさや感情の乗り具合が、楽曲の中で良好なアクセントとして機能していく。そしてもう1曲、この日初披露となるこの夏の新曲「憧憬」では、ハードかつシリアスなサウンドと共にガラリと雰囲気を変化。序盤は歌詞に盛り込まれた苦悩や葛藤を力一杯に歌っていき、メジャーコードに展開し光差し込むようなサビでは歌声に晴れやかさを付加。また、Dメロでぐっと力を込めて観客の胸を打った夏川椎菜を筆頭に、各々がソロでの伸びやかな歌声で巧みさも感じさせてくれた。
さて、気づけばアニサマDAY2もそろそろ終盤。しかし観客を観て「まだまだ元気そう」と感じた3人が、最後の曲と告げて披露したのは「華麗ワンターン」。ラスト1曲と聞いて残念がる観客に、“ワンターンあれば十分よ!”の歌い出しで華麗にクロスカウンターを決める。この曲では、近年彼女たちが自称する“お祭りマッスルユニット”の面目躍如なタフなステージを展開。特に、Dメロ明けにダンサーと大きな円を作って腕を上下しながら駆け続けた直後のソロパートで、まったく息を乱さずに持ち前のかわいげさえ乗せた麻倉ももには本当に驚かされた。また、観客も3人に呼応するかのように最初から最後まで大きなコールを響かせ続け、熱く盛り上がって出番を終えた。

3人がステージを降り、少し間が空きその余韻が冷めかけたところで、高橋李依が登場。自身が演じるTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』(以下、『リゼロ』)のエミリアとしての言葉を紡いでいくと、そのまま同作4th seasonの挿入歌「Stay Alive 〜Regain〜」の歌唱へ。儚げでありながら、歌うなかで徐々に決意がこもりゆくかのようにほのかに強さがプラス。高音部もファルセットなどを駆使して単純な力押しにはならないように、さらにはステージにおける表情や佇まいの可憐さまで含めて、エミリアという少女のコアの部分を、セリフに続いて歌声でも丁寧に表現していった。

そんなエミリアからバトンを受け取った、DAY2のトリを務める鈴木このみは、同じく『リゼロ』4th SeasonのOPテーマ「Recollect」からのスタート。持ち前の迫力ある歌声に加え、ダンサーとの息を合わせたダンスも盛り込んで観客を踊らせにかかる。歌に加えてパフォーマンスでも楽曲とアニメの世界観を魅力的に表現できるようになったら、もはや無敵ではないだろうか。こうして1曲目から堂々たるパフォーマンスで観客を圧倒してみせると、「Absolute Soul」から始まる「鈴木このみ アニサマ 21stメドレー」がスタート。歌いながらカメラにも挑発的な視線を送れば、サブステージの上手端まで移動して隅々まで観客の心をつかまえに行く。続く「Bursty Greedy Spider」での、ヘビーさを増すサウンドを背負いながら両腕を広げてメインステージへ歩みゆく姿には、たまらない風格が漂う。また、メドレー3曲目「Love is MY RAIL -running start-」では「私のメッセージ、受け取ってくれますか?」と呼びかけると、自らメッセージを届けんとメインステージを1周しながら、未来を見据えつつ歌唱し、最後にバラードアレンジのなされた「DAYS of DASH」のサビをキーボードの伴奏と共に高らかに歌い上げて、重ねて前進する姿勢を歌で伝えてくれた。
そして歌唱後には、言葉でもメッセージを発信。今回のアニサマを「未来に向けたアニサマ」と定義し、自身は「未来」という言葉に怖さがあると素直に語りつつも、「きっと未来は自分で切り開ける。それをアニサマに教えてもらいました。これから先の未来も迷わず突き進みたいと思いますので、これからもどうぞ、アニソン、よろしくお願いします!」と“アニソン界のエース”らしい頼もしい言葉でまとめていた。そんな彼女が「何度でも何度でも、ここから未来を迎えに行きましょう!」の言葉に続けたDAY2のラストナンバーが、「Redo」。アニサマも含め様々なステージを通じて育ててきたこの曲を、力一杯に場内にぶつけていく鈴木。その歌声が大きなコールやクラップを呼び起こし、この日一番の凄まじいエネルギーを渦巻かせ、会場全体でのジャンプエンドとともに出番を締め括ったのだった。

最後にアニサマ2026テーマソング「ONENESS」を、DAY2の出演アーティストが順に登場して歌唱。再びのゆいかおりの揃い踏みなど、この日も様々な意味をもった歌い分けが観客の心を最後まで沸かせ、また感動を与えてくれた。
歌唱後には鈴木が「私たちのメッセージはみんなのもとに届きましたか?私たちもみんなのメッセージを受け取ったので、まだまだ走るぞー!」と改めて意気を上げ、もう一度しっかり未来を向いたところで、DAY2のステージも幕を下ろしたのだった。

常連組に加え、佐々木李子や前島亜美といった今後に期待したいアーティストの出演もあり、オーディエンスそれぞれに様々な音楽との出会いがあったであろうDAY2。そんなアニサマ2026も、残すところあと1日。待望の初出場を熱い歌と演奏で飾ったバンドや、最後の最後に新たな試みにも取り組んだ“アニソン王”を目指すあのシンガーなど、最後まで各アーティストが輝ききったDAY3へと続く。


「Animelo Summer Live 2026 -Messenger-」DAY2
2026.07.11@幕張メッセ
【SET LIST】
M01. JINGO JUNGLE / MYTH & ROID×佐々木李子
M02. NOX LUX / MYTH & ROID
M03. Ender Ember / MYTH & ROID feat. TK(凛として時雨)
M04. Why? RED induction / MYTH & ROID
M05. MANKAI☆開花宣言 / A3ders! (酒井広大&江口拓也&沢城千春&田丸篤志)
M06. Amazing happy days / A3! (土岐隼一&山谷祥生) ~ 渾沌オーライ! / A3! (赤澤燈&廣瀬大介)
M07. 夏って☆パリパリ! / A3!
M08. Q.E.D. / 小倉 唯
M09. Future Strike / 小倉 唯
M10. Baby Sweet Berry Love / 小倉 唯
M11. Palette Days ~ Windshifter / 佐々木李子
M12. Majestic Catastrophe / 佐々木李子
M13. We Can Do!! / 石原夏織
M14. 星眼鏡 / 石原夏織
M15. Gift / 石原夏織
M16. Wish for you / 前島亜美
M17. Fly Again!! / 前島亜美
M18. 檄!帝国華撃団 / 前島亜美×伊藤美来
M19. No.6 / 伊藤美来
M20. Plunderer ~ 孤高の光 Lonely dark / 伊藤美来
M21. 閃きハートビート / 伊藤美来
M22. GO GO PARADISE!! / GRANRODEO
M23. 文豪ストレイドッグスメドレー / GRANRODEO
(セツナの愛 ~ 魔ガツ夜ハ青ナリ ~ 時計回りのトルク ~ 鉄の檻)
M24. Can Do / GRANRODEO
M25. まっがーれ↓スペクタクル / 小野大輔
M26. 熱烈ANSWER / 小野大輔
M27. Kiss Kiss Kiss / 小野大輔
M28. 私は、わたしの事が好き。 / 夏吉ゆうこ (かぐや from 超かぐや姫!)
M29. 瞬間、シンフォニー。 / 夏吉ゆうこ (かぐや from 超かぐや姫!)
M30. メルト CPK! Remix / 夏吉ゆうこ (かぐや from 超かぐや姫!)
M31. Honey♥Come!! / 小倉 唯×石原夏織
M32. Cherish / 石原夏織×小倉 唯
M33. PUPPY LOVE!! / ゆいかおり
M34. whiz / TrySail
M35. 憧憬 / TrySail
M36. 華麗ワンターン / TrySail
M37. Stay Alive 〜Regain〜 / 高橋李依 (TVアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」 エミリア役)
M38. Recollect / 鈴木このみ feat. Ashnikko
M39. 鈴木このみ アニサマ 21stメドレー / 鈴木このみ
(Absolute Soul ~ Bursty Greedy Spider ~ Love is MY RAIL -running start- ~ DAYS of DASH)
M40. Redo / 鈴木このみ
M41. ONENESS / アニサマ2026-DAY2-出演アーティスト

©Animelo Summer Live 2026

関連リンク

「Animelo Summer Live 2026 -Messenger-」公式サイト
https://anisama.tv/2026/

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