REPORT
2026.07.31
halca待望のワンマンイベント「LAWSON presents halca ON AIR “like a Radio, like a Live”」が、2026年7月20日、神奈川・SUPERNOVA KAWASAKIにて開催された。halcaが大好きなラジオトークとライブを融合した斬新なこのイベント。昼夜2回公演の夜、第2部の模様をたっぷりレポート!
PHOTOGRAPHY BY 入日伸介
TEXT BY 阿部美香
毎年7月はhalcaの月!7月7日が誕生日のhalcaにとって、夏の始まりを告げる7月はhalcaがいつもスペシャルなワンマンを届けてくれる特別な月でもある。昨年は「LAWSON presents halca live 2025 playloud -ROAD TO 777 special-」と題して、デビュー7周年記念のライブを行い、さて今年は……?と楽しみにしていたファンも多かったはずだ。
そして7月20日、神奈川・SUPERNOVA KAWASAKIにて開催された今年のスペシャルプログラム。それが、 ワンマンイベント「LAWSON presents halca ON AIR “like a Radio, like a Live”」だ。公式にワンマン“イベント”と銘打たれたこのプログラムは、いつもの音楽ライブとはひと味もふた味も違うプログラム。今のhalcaの活動を支えている2つの大好きな仕事=“ラジオ”と”ライブ”を合体。現在も木曜日アシスタントとしてレギュラー出演中のFMヨコハマの生ワイド番組「Tresen」など、ラジオ出演で培ったトークを活かしたトークパートと、ファンには嬉しいライブパフォーマンスを一度に楽しめてしまう、彼女にとっても初チャレンジとなるユニークなイベントが実現した。
ステージにも、前半のトークパートに合わせて、ラジオの番組ブースを模したセットが出現。中央のテーブルにはマイクや機材がセットされ、真っ赤な「ON AIR」サインが置かれている。2部制で行われた今回のイベント、第2部の開演時間18:15になり、客席が暗転すると、流れてきたのもまさにラジオ番組のオープニング風BGMだ。チューニングを合わせるようにノイズ交じりでhalcaの曲がダイジェストで流れ「halca ON AIR “like a Radio, like a Live”」の番組コールと共に、手を振りながらhalcaがステージへ!拍手に迎えられてマイク前に座ってヘッドホンを装着すると、そこはもうラジオのサテライトスタジオだ。
「2026 年7 月20 日、月曜日。時刻は午後6 時15 分を過ぎました。パンパカパーン!小文字で5 文字 h・a・l・c・a 、halca です!よろしくお願いしまーす!」と、元気な声が響き渡る。これは「halca がお届けする“ラジオ”のような“ライブ”のようなイベント」で「前半はラジオ番組、後半はライブ」をお届けすると紹介して、番組がスタートする。
最初のコーナーは「ラジオ用語クイズ」にチャレンジだ。天の声を相棒に、ステージ横のモニターに映し出された問題は「アナ尻」「CO FO」「JOTU-FM」の計3問(※皆さんもお考えください!)で……もちろん罰ゲームあり!昼の第1部では、トゲトゲの健康マットの上でジャンプしたというhalcaは、「どの番組で使った健康マットより痛かった、びっくりしました(笑)。今回は全問正解を目指します!」と宣言したものの……正解できたのは「アナ尻」のみという結果に!特に「CO FO」(カットアウト/フェードアウト)を答える問題は、いつもラジオの台本に書いてある表記を知っていただけに、「うわぁ、これはちょっとわかりそうだったのに!勉強不足でした」と悔しそうな顔だ。そしてお待ちかね(!?)の罰ゲームは、サイコロを振って出た目の番号のシュークリーム(1個だけカラシがたっぷり!)を強制的に食べる「ロシアンシュークリーム」だ。恐る恐るサイコロを振ったhalcaは……見事、カラシシュークリームを回避!チャレンジ大成功で終わりかと思われたが?……halcaが「ちょっとさぁ、なんだぁ!みたいな反応しないでくださいよ!」と、まだ食べていない1個を手に取り、「明らかにカラシだ!っていうのが見えるわけ、(当たりは)コレだよコレ!」と言って、「いただきます!」と口に放り込む! あまりの辛さに苦悶の表情で「まずい!!」とバタバタするhalcaのサービス精神と頑張りに、大きな拍手が贈られた。
事前にファンから募っていた「私のチャレンジ」テーマメールを紹介してハートフルにトークした後は、次のコーナー「涙チャレンジ」へ!このコーナーは、FM ヨコハマ「Tresen」番組内でも喜怒哀楽が豊かで、よく泣くことでも知られているhalcaが、モニターに映る様々なお題の写真から想像を膨らませ、本当に涙を流せたら成功!となる挑戦だ。halcaは涙腺を操るのが得意だから……と言う天の声に向かい、「涙腺なんか自由に操れるわけないじゃないですか!常に心が動いてるから、気持ちが動いて感動してるから、涙が流れてくるんですよ!」とくってかかる。いつもラジオで泣いても声でしか報告できないから、「実際に流す涙を、今日お見せできたら良いなって思います」と言いながら、お題がスタート。「雨に濡れる子猫」の写真では「ご主人様どこにいるの?僕はここにいるよ?なんでいなくなっちゃったの……」と子猫になりきり、「砂漠の絶景」写真ではアップル製品の壁紙を想像したりと奮闘するが、涙は出ず。そして最後の1枚はなぜか「カレーライス」の写真!戸惑いながらも言葉を駆使して、「すべての食材が1つになって、手を取り合ってカレーという皿を作り上げてる。これって素晴らしいことじゃないですか!」と力説すると、なんと右の目頭から一筋の涙が!涙をお客さんにアピールしながらステージを駆け回り、「みんなも気持ちは素直にさらけだそう!」と語って、爆笑と拍手を浴びた。
再び「私のチャレンジ」メール紹介を挟んで、次にhalcaが挑戦したのは「交通情報にチャレンジ」のコーナー。生放送の「Tresen」内でも毎回、日本道路交通情報センターの担当者が道路情報を教えてくれる時間があるが、毎週それを聴いているhalcaなら自分でもできるはず!という天の声の指令が飛び、スタッフがhalcaも初見の原稿を持ってくる。最初の(架空の)交通情報は、会場がある川崎周辺からスタート。ある程度、聞き慣れた地名や道路名が並んだ原稿を、お客さんにも手助けされながら、引っかかりながらも落ち着いた声で読み終えたhalca。ところがここからが難関だった。鹿児島県、岐阜県の「日本国内の言いにくい地名の交通情報」に続いて、長野県の「日本一長いとされている地名の交通情報」と続き、halcaもしどろもどろに!読み終えて「なんだよコレ!全然わかんなかったし!長いんだよー!」と文句を言っているところに、罰ゲームとして出てきたのは……風船ロシアンルーレット!ここでまたまたサイコロを振って、出た目の数だけピストルの引き金を引くのだが、出た目はなんと6!「絶対ダメじゃん!」とビビリながら、5回目の引き金を引いたところで、風船が破裂!……だが、思ったほどバンッ!とはならず。「すっごいビビってたけど、(客席に向かって)しょぼっ!って言いました!?(笑)。でも楽しかった~!」とhalcaもご満悦だった。
そして最後のコーナーは、ショッピングキャスターの“ハル松”がナビゲートする「パンパカパーンショッピング」。今回のイベントグッズを張り切って紹介する“ハル松”にhalcaが冷静にツッコミを入れるたび、客席が笑いに包まれた。そしてここまでを振り返り、悪ノリもしたけど足を運んでくれたみんなとコミュニケーションができて楽しかったとhalca。「今日、ラジオとライブ、どっちもしたかったのは、いつもこんなふうに楽しくお仕事してるよ! 今一番楽しくやっていることはこれだよ!っていうのを、みんなに目で見て、耳で聞いて楽しんでほしかったからなんです。だから、今日ここに見に来てくれた皆さん、ぜひこれからも、音楽ももちろんですけど、ラジオも楽しんでもらえたらなと思います。改めて、よろしくお願いします!」という、明るいメッセージでトークパートを締め括った。
休憩を挟んで、後半はライブパートへ。先程までラジオブース仕様だったステージには、お馴染みの羽の生えたピンクのhalcaロゴだけが飾られ、19時を過ぎた頃、BGMが止んで会場が暗転。halcaがステージ袖から歩いてくると客席に拍手が起こり、白いペンライトの光が宿る。きらめくピアノのイントロ。カラフルにデコレートされた青いジャケットを着たhalcaがゆっくりと歌い始めたナンバーは「センチメンタルクライシス」だ。ピンク色の照明を浴び、駆け上がるストリングスと華やかなリズムが疾走感を増すと、客席の熱も一気に上がる。キュートな振付で踊り、ハイトーンを聴かせるhalcaのパフォーマンスに、ペンライトが揺れる。爽やかな風を吹かせたオープニングから、サウンドは一気に激しさを増し、オーディエンスの声がリズムを刻む。断続的なストロボライトが瞳を射るなか、halcaが激しく手を振り上げて始まったのは、ロックな「A・WA・WA・WA」。熱のこもった歌声と大きなコールが重なり、halcaもニコニコと笑いながらオーディエンスに応える。右手の拳を上げてポーズを決めると、ハードな曲から一転、ルーズなバンドサウンドに乗せてスタートしたのは「IN THE BRAIN」だ。軽やかなクラップが響き、オーディエンスにマイクを向けるhalcaに“Oh、Oh~”の大合唱とクラップが贈られる。アグレッシブな歌詞に乗せて、halcaが口の端に指を当てて引っ張り、パンキッシュに客席を煽って笑顔を見せた。
「皆さん、楽しんでくれてますか?今回は、限られた時間の中でラジオとライブ、どうやってみんなお腹いっぱいにさせようか。どうやって自分も満腹になろうか、とってもとても悩みました。そう、それでね……悩んで悩んで、めちゃめちゃ良いこと思いつきました。メドレーを作ることです!!」。そう語ると、オーディエンスからも納得の声が挙がる。そして「それでは皆さん、召し上がれ!halcaよくばりメドレー!」とコールして始まったメドレー1曲目は、イントロから歓声が湧く「スターティングブルー」。そこから、客席が跳ね回る「放課後のリバティ」へと続き、halcaが「まだまだこの後も楽しみましょう!」と叫んで、「告白バンジージャンプ」へ。1コーラスずつコンパクトではあるが、アッパーな曲の連続に、halcaの熱もファンの熱もぐんぐん上がっていく。そして極めつけの「あれこれドラスティック」へ!頭を激しく振るhalcaに、オーディエンスも声を張り上げて熱狂。加速するクラップ、ハイテンポで畳み掛けるボーカル。“くらえドロップキック”と歌いながら繰り出したhalcaのハイキックが、ハートを射抜いた。ハードにロックを駆け抜けた後は、ハッピーな「Good Luck Waker」でファンとの絆を確かめ合う。カラフルなペンライトが、halcaが左右に振る手に合わせて大きく揺れた。そしてこの欲張りなメドレーの最後を飾ったのは、多幸感溢れる「ウィークエンドロール」。夕暮れ時を思わせるオレンジのライトに包まれたhalcaの優しい歌声が、SUPERNOVA KAWASAKIを温かく甘酸っぱい想いに染め上げた。
合計6曲を歌い繋いだこのメドレー。歌われた楽曲を振り返ると、2018年のデビューからのシングル曲がリリース順、しかも偶数曲めに発売された順番だったことに気づく。(ちなみに、昼の第1部では、奇数ナンバリングのシングル曲をメドレーにしていたそうだ!) halcaヒストリーと彼女のシンガーとしての成長を、メドレーという形で振り返ることができるのも、スペシャルなイベントならではのプレゼントだった。
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