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INTERVIEW

2026.05.14

「魔法科高校の劣等生」シリーズ3度目のタッグとなるLiSAの主題歌「YES」がデジタルリリース!劇場版『魔法科高校の劣等生 四葉継承編』から受け取ったものをどう音楽にしていったのか……LiSAに聞く

「魔法科高校の劣等生」シリーズ3度目のタッグとなるLiSAの主題歌「YES」がデジタルリリース!劇場版『魔法科高校の劣等生 四葉継承編』から受け取ったものをどう音楽にしていったのか……LiSAに聞く

「YES」とは、許されること――深雪の想いに寄り添う言葉に込めた想い

――そんな劇場版『魔法科高校の劣等生 四葉継承編』主題歌のタイトルに「YES」とつけた理由は?

LiSA 気持ちを受け止めてくれる、受け止めてもらえる意味でつけました。言い方は難しいけど……「YES」って、許されていることだと思うんです。“良い”“OK”という意味での「YES」という言葉には、すごい力があるし、すごく力をもらえる。この物語の中でも、深雪ちゃんはすごく背中を押されたと思う。それは彼女だけじゃなくて、私たちもそうですよね。自分の大事な人から「YES、わかった、行ってこい」と言われたり、そういう気持ちがこもった行動を見せてもらえた瞬間に、強くなれるじゃないですか。そんな強くなるきっかけ、素直になるきっかけの言葉として、タイトルを「YES」にしました。

――その「YES」を聴かせていただいてまず感じたのが、“これぞLiSAのバラード!”でした。先日リリースされたフルアルバム『LACE UP』でも感じたことなんですけど、ここ最近のLiSAナンバーは、凝りに凝ったアレンジで、変化の多い楽曲が多かったので、とてもシンプルなバラードになっているなと。

LiSA 確かに!「YES」はすごくストレートですよね。私も久々に、こういうバラードを歌った気がします。

――作詞はLiSAさん、作曲は高木一成 (Re:name)さん、そして編曲は江口 亮さんが担当されました。高木さんに曲を書いていただくのは、初めてですね。

LiSA はい。色々候補があった中から選ばせていただいたのが、高木さんの楽曲でした。作る前にジミー ストーン監督と打ち合わせをさせてもらったとき、“ストレートなロックで深雪ちゃんの想いが感情的に現れるような楽曲”というオーダーをいただいたんです。だから、感情をむき出しに歌えるバラードがいいなと思いました。

――監督も主題歌にはとても熱い想いをおもちだったそうですね。

LiSA そうなんです。監督がそのまま歌詞を書いてくださるんじゃないか?と思うくらい、想いが溢れるメッセージを受け取りました。特に熱弁されていたのが、もし世界が終わっても気持ちを貫くんだ、ということ。それぐらい強い意志、強い愛情が現れる楽曲を望まれているんだと感じました。

――その想いを受け取り、LiSAさんが歌詞で特にこだわったことは何でしたか?

LiSA 深雪ちゃんを、胸の奥の苦しさから解放させてあげたかったというのが出発点にあって。私も深雪ちゃんの繊細だけど凛とした女性の強さみたいなものを書きたかった。それで歌詞にも“雪”“雪の結晶”という言葉を入れました。節々に、深雪ちゃんを感じられる歌になるといいなって。監督が言っていた「世界が終わっても」という意味も、物語を読むとすごく理解できるんですよね。ここで深く語られる深雪ちゃんと達也くんの関係性は、まさにそういう意味なんだなと。それに今回は“四葉継承”のお話。四葉家に受け継がれたものも感じてほしかったし、私もどこかそれを頭に置きながら、歌詞を書いていて。“堕ちてもいいの 深い夜”という歌い出しにしました。

――終盤の “ねぇ、昨日よりわたし素直になれた/頬を寄せあった静かなYES”というフレーズも、まさに映画の感動を伝えてくれますし、物語を離れてこの曲を聴く人にも、深い愛情と大切な人への想い、絆の深さを感じさせてくれます。

LiSA そうですね。言葉なしでも想いを伝え、伝わったら、やっぱりギュッとすると思うし、してほしいですよね(笑)。そうすることで生まれる“YES”を私も書きたかった。でも単純な“抱きしめる”みたいな言葉は使いたくなかった。もっと静かな想いがそこにはあるはずだから、“頬を寄せあった”がいいなって。

秘めていた感情をエモーショナルな歌声と生楽器だけで伝えられるように

――音楽的にも、その静かだけど熱い想いが伝わります。壮大なストリングスやデジタルサウンドが入らない、美しい生ピアノとバンドサウンドのみのシンプルなアレンジになりました。

LiSA はい。感情を表現するという意味では、すごく近くにある事柄を歌っているから、身近なものが発散されるサウンドがいいなと思って。厳かさや壮大さが出てしまうストリングスなどはあえて入れずに、バンドの生楽器だけにしたんです。江口さんにも、ロックバラードであるということを意識してアレンジしてもらいました。

――特に気に入っているところはどこですか?

LiSA “愛してよ。なんて言えなかったの”から始まるDメロですね。最後は“あなたに あなたに あなたに あなたと”と“あなた~”が続くんですけど。最初のレコーディングでは全部を地声で歌っていたんです。でも最後の“あなたと”だけは裏声にしました。儚げな感じが表現できたかなと思います。

――1番のサビ終わりは“胸の奥 光ったリズム”、2番のサビには“温かく染み込むリズム”と、“リズム”という言葉が繰り返されているのも耳に残りました。この“リズム”は?

LiSA 心臓の鼓動です。だからイントロにも、ピアノの裏で“とくんとくん”と、心臓の鼓動みたいなサウンドが入ってますね。

――アウトロのピアノソロもすごくエモーショナルでいいですよね。

LiSA ピアノを演奏してくれたのは、成田ハネダさんなんですよ。成田さんのピアノが素晴らしすぎたから、アウトロでは私は絶対フェイクを入れないって決めました。

――そのアウトロでは、歌詞カードには書かれていない英語のコーラスがまた、余韻を残している。ここはぜひ、皆さんに聞き取っていただきたいですね。

LiSA はい。ここには“surely”というワードが入ってるんですけど……このフレーズから何を受け取っていただけるかは、皆さんに委ねます!(笑)

――映画公開を経て、この「YES」が『魔法科』ファン、LiSAファンに届くわけですが、今思うことは何ですか?

LiSA ここ2年くらいかな?歌わせていただく主題歌は、色んな方に楽曲提供していただくことが多かったんです。私一人で作品とじっくり向き合って歌詞を書くという作業は「REALiZE」以来。すごく久しぶりでした。なおさら、こっそり“雪”を入れたいな、“深い”も入れたいな、“夜”も入れたいな、“魔法”も入れなきゃ……歌詞では“例え この世界が溶けてしまっても”という言葉にしましたけど、“世界が終わっても~”も絶対入れなきゃ!って、すごくワクワクしながら書いたんです。だから「YES」は昨日の私と今日からの私は違うのよ、という、私自身の歌にもなりました。

――LiSAさん自身の『魔法科』への愛情も深まった感じがしますね。

LiSA ほんとに!作品への理解度がまた上がったし、深雪ちゃんたちをますます応援したくなりました。『魔法科』ファンの皆さんにも、愛される曲になってもらえたら嬉しいです。


●リリース情報
「YES」

2026年5月8日配信開始
作詞:LiSA 作曲:高木一成(Re:name) 編曲:江口 亮

●ライブ情報
アリーナツアー‟LiVE is Smile Always~15~”
2026年4月17日(金)日本武道館(東京) ※終了
2026年4月18日(土)日本武道館(東京) ※終了
2026年4月28日(火)神戸ワールド記念ホール ※終了
2026年4月29日(水祝)神戸ワールド記念ホール(兵庫) ※終了
2026年5月19日(火)日本ガイシホール(愛知) 開場18:00/開演19:00
2026年5月20日(水)日本ガイシホール(愛知) 開場17:30/開演18:30
【チケット料金】
全席指定 11,000円(税込)

ASiA TOUR 2026 ‟LiVE is Smile Always~15~”
■“LiVE is Smile Always~15~ in Kuala Lumpur”
日時:2026年6月7日(日)
会場:MEGA STAR ARENA
詳細:SOZO(https://sozo.sg/home/

■“LiVE is Smile Always~15~ in Taipei”
日時:2026年6月19日(金)~2026年6月20日(土)
会場:Taipei Arena
詳細:FUN Entertainment(https://www.facebook.com/fun.entertainment.corp

■“LiVE is Smile Always~15~ in Hong Kong”
日時:2026年7月18日(土)
会場:AsiaWorld-Arena
詳細:Live Nation Hong Kong(https://www.livenation.hk/

■“LiVE is Smile Always~15~ in Seoul”
日時:2026年8月1日(土)~2026年8月2日(日)
会場:Olympic Hall
詳細:LIVET(https://www.livet.one/

Europe & UK TOUR 2026 ‟LiVE is Smile Always~15~”
日時:9月15日
会場:Unipol Forum(イタリア ミラノ)
詳細:https://www.ticketone.it/artist/lisa/
日時:9月17日:
会場:Mitsubishi Electric Halle(ドイツ デュッセルドルフ)
詳細:https://www.eventim.de/eventseries/lisa-live-is-smile-always15-4076834/
日時:9月20日
会場:Zénith Paris(フランス パリ)
詳細:https://bit.ly/LiSA_Paris26
日時:9月22日
会場:Troxy(イギリス ロンドン)
詳細:http://bit.ly/LiSA_London26

●作品情報
劇場版『魔法科高校の劣等生 四葉継承編』
2026年5月8日公開

【イントロダクション】
魔法が現実の技術として確立されて約一世紀が過ぎた2096年。
とある兄妹が高校二年の冬を迎えようとしていた。
魔法師として致命的な欠陥を抱えて産まれた兄・達也。
魔法師として稀有な才能を持ち、容姿・頭脳ともに完璧な妹・深雪。
劣等生と優等生、立場は違えど二人は仲睦まじい兄妹として過ごしてきた。
一通の手紙が届くまでは――――。
その手紙は四葉本家で開かれる元旦の集まり〈慶春会〉への招待状だった。
当主の四葉真夜と分家の当主たちが一堂に会するこの集いで、四葉家次期当主が指名されることに。
そこで衝撃の真実が告げられる。
シリーズ累計2500万部の大人気シリーズの中でも屈指の人気を誇る《四葉継承編》が、満を持して映画化!
ファンに長らく待ち望まれたエピソードがついに幕開く――!

【スタッフ】
原作:佐島 勤(電撃文庫刊)
監督:ジミー ストーン
原作イラスト・キャラクターデザイン:石田可奈
音楽:岩﨑 琢
アニメーション制作:エイトビット
配給:アニプレックス

【キャスト】
司波達也:中村悠一
司波深雪:早見沙織
四葉真夜:斎藤千和
新発田勝成:小野大輔
津久葉夕歌:茅野愛衣
黒羽文弥:加藤英美里

【WEB情報】
劇場版「魔法科高校の劣等生 四葉継承編」公式HP:https://mahouka.jp/yotsuba/
公式HP:https://mahouka.jp/
公式X(旧Twitter):https://x.com/mahouka_anime
©2024 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校四葉継承編製作委員会

関連リンク

LiSAオフィシャルサイト
http://www.lxixsxa.com/

LiSA15周年特設サイト
https://www.lxixsxa.com/LiSA_15th/

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