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INTERVIEW

2026.05.01

「リスパレ!チョイス」選出アーティスト・陽高真白インタビュー!

「リスパレ!チョイス」選出アーティスト・陽高真白インタビュー!

ボーカロイドやK-POP、『学マス』の経験が育んだ自身の音楽観

――音楽遍歴についてもお聞きしたくて。特技にピアノやチューバとありますが、子供の頃はどんな風に音楽に触れていたのでしょうか。

陽高 小さい時はディズニー作品やディズニープリンセスの曲をよく聴いていたので、女性ボーカルの穏やかな曲が好きでした。でも、人生の中で一番よく聴いていたのはボカロ曲です。私が小学6年生の時、『カゲロウプロジェクト』がすごく流行っていて「千本桜」(黒うさP)がCMで流れていた時代で、いろんなボカロPさんが新曲をハイペースで投稿していたので、そんな時代にボカロにハマらないなんて無理です!全部神曲でしたし、オタク気質の私がボカロにハマるのは確定していた未来でした(笑)。

――ボカロにハマるきっかけになった楽曲は?

陽高 初めて聴いたボカロ曲は、友達に薦められて聴いた「深海少女」(ゆうゆ)でした。そこから関連動画でいろいろな曲が出てきて、どれも初音ミクの名前が入っているので、「えっ!? 初音ミクさんってどれだけ歌ってるの?」と思って。最初は初音ミクさんという人が全部の曲を作って歌っているのかと思ったら、そうではないことにびっくりしました。あとはボカロ曲の中でも人間が歌うことを想定していないような曲を聴くのが好きだったので、「初音ミクの消失」(cosMo@暴走P)も印象深いですし、「こちら、幸福安心委員会です。」(うたたP)みたいなセリフパートがたくさんある曲を聴いて、音楽って幅広くて面白いなあと思ったんです。「いい曲だな」よりも「面白い」が勝つような曲も多くて、その文化がすごく好きでした。

――そういえば先日の春咲暖さんとのツーマンライブ「Luminous 2026」でn-bunaさんの「夜明けと蛍」をカバーしていましたし、ボカロが音楽のルーツにあるんですね。最近はどんな音楽をよく聴きますか?

陽高 今はK-POPにドハマりしています。何より日本語ではない響きがかっこいいし面白いなと思って。オタクの自分に刺さったポイントで言うと、K-POPアイドルはグループごとにコンセプトがあって、それぞれに世界観があるんです。それに則って音楽の方向性を固めていくところが、ある意味、役者っぽいなと思って。そのコンセプトのキャラクターを演じるみたいな感じが面白いなと思います。それとボカロと一緒で「え?ここにこんな歌を入れるの?」とか「この曲構成、面白い!」みたいな意外性があって繰り返し聴きたくなる曲が多いので、そこがK-POPにハマったポイントです。でも、一番は皆さんすごくお綺麗というところかも(笑)。やっぱりキラキラしている人が好きなので。

――K-POPの中で特に好きなグループはいますか?

陽高 女性グループのIVEが特に好きです。すごく上品で自信に満ち溢れていて、見ていて気持ちいいくらい綺麗で歌が上手くて。そこまで突き抜けているとスカッとするんですよね。なのですごく応援のし甲斐があります。

――いろんな音楽から刺激を受けているんですね。

陽高 はい。最近は洋楽もランダム再生でいろいろチェックしていますし、日本の女性アイドルも聴いていて。特に=LOVEはまず楽曲が好きですし、代々木アニメーション学院出身のアイドルだからこそ、女の子の一番かわいいところの声が出ているなと思います。聴くと耳が喜びます(笑)。女の子が好きな女の子の曲ってこんなにも振り切っていいんだ、と思って自信にもなります。

――今は女の子に人気の女性アイドルも多いですものね。陽高さんの表現にもゆくゆくは盛り込まれるかもしれない。

陽高 アハハ。もしかしたらバチバチに「かわいい!」みたいな曲が出るかもしれないです。いろんなジャンルが好きなので、振り切った曲もやってみたいですね。

――特技のチューバは吹奏楽部で担当していたからだと思いますが、ピアノの経験は?

陽高 何歳頃から始めたのかは覚えていないのですが、小さい頃にピアノ教室に通っていました。おうちにピアノがあって、すごく難しい曲とかは弾けないんですけど、いろんな曲を耳で聞きながら、左手でコード、右手でメロディーを弾くのを即興でできるタイプです。なのでたまにおうちでピアノを弾きながら歌うこともあります。

――音感は優れているんですね。アーティスト活動への憧れはいつ頃からお持ちだったのでしょうか。

陽高 「アーティスト活動」を具体的に意識し始めたのは今の事務所に所属してからだったと思います。学生時代は、自分にしかできない表現を伝えるためにはどんな手段があるのかを考えていて……いや、そういえば私、専門学校を卒業する時には「声優アーティスト」になりたいと思ってSMAに入りました!自分のやりたいことは決まっていたけど、それが何なのかわからなかったものが、講師の先生に相談したりする中で明確になっていって、それが「声優アーティスト」でした。SMAはアーティストさんも輩出している事務所ですし、憧れの伊波杏樹さんもいらっしゃいますし!

――成り切るのが好きで、ステージに立つのが好き。その両方を叶えることができるのが「声優アーティスト」という形だったと。

陽高 その通りです!私、欲張りなんです(笑)。声優もやりつつアーティストもやるなんて本当に欲張り。でも小さい頃の私に見せてあげたい!今の私、楽しいよ、やりたいことができてるよ、って。

――歌やダンスの経験は?

陽高 専門学校で歌やダンスの授業があった程度で、しっかり習い事として習ったことはなかったのですが、ダンスはニコニコ動画の「踊ってみた」をマネしたりしていました。最近はいろんなアイドルさんやダンサーさんの見せ方を研究して、いいなと思ったところを吸収して自分好みの踊り方を研究している途中です。今は役者としてもアーティストとしてもしっかり活動していくためにボイストレーニングに通っているので、皆さんから「上手くなったね」という言葉を自然と引き出していけるようになりたいです。

――いや、普通に上手いと思いますけどね。

陽高 えー、嬉しい!でもまだまだです。「この先どうなっちゃうんだ!?」っていうくらい頑張ります!

――自分が初めて陽高さんの歌声に触れたのは、『学園アイドルマスター』の十王星南役としてのキャラクターソングだったのですが、世界観を描き出すような表現力が素晴らしくて。キャラソンの経験が今のスキルに繋がっている感覚はありますか?

陽高 ありがとうございます!確実に引き出しが増えていると思います。それこそ『学マス』では、自分ひとりが歌う曲だけではなく、イベント曲などでは他の声優さんが歌ったものも聴けるので、自分では気づけなかった歌のアプローチを知ることができるんです。「それって誰かの真似事になってないかな?」と一瞬思うのですが、結局、自分のフィルターを通して歌うので、自信をもって「これは自分の歌だ!」と言えるものになります。

――なるほど。他にアーティスト活動で影響を受けたもの、参考にしているものはありますか?

陽高 ありますけど、ちょっと言うのが恥ずかしい!(笑)。だって「ああ、確かに陽高はこれ好きだろうな」ってみんなに知られるのが恥ずかしくて。だから秘密にしておきたいんですけど……例えば、コンセプトに影響を受けたり、自分のマインドに似ているものに吸い寄せられるところはあると思います。それと私、椎名林檎さんが昔からずっと好きなんです。

――そういえば「Luminous 2026」でも東京事変の「女の子は誰でも」をカバーしていましたよね。

陽高 そうなんです。「女の子は誰でも」は、私が初めて陽高真白として表舞台に立ったときに歌わせてもらった曲で、それを改めて「Luminous 2026」で歌わせていただきました。それくらい椎名林檎さんが好きで、歌の上手さだけでなく、ステージの演出や自分の見せ方をすごくわかってらっしゃるところがかっこいいんですよね。私は元気に弾ける人間なので(笑)、そういう大人な魅せ方には憧れます。とはいえ「この人が唯一のロールモデルです!」という人はいないので、自分が感じるいろんな「いいな」を集めて束にして、自分らしさを作り上げていきたいです!

ありのままの自分でポジティブに突き進む!アーティストとしての信念

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