中盤戦の幕開けはTVアニメ『ゾンビランドサガ』、TVアニメ『ゾンビランドサガリベンジ』のこれまでを振り返るダイジェストムービーからスタート。さらにパチンコのリーチアクションムービーで次の曲のセンターを紹介するという演出で、ファンを再び作品の世界へと誘っていく。
リーチアクションで登場したのはゾンビィ4号・紺野純子(CV:河瀬茉希)。そしてスクリーンには彼女と水野愛(CV:種田梨沙)のドラマが描かれた『ゾンビランドサガt リベンジ』第四話の名場面が。巽幸太郎から託されたエレキギターで自分の限界を乗り越えようとライブに挑むアニメの純子の姿とシンクロするように、ステージでギターをかき鳴らすリアルの純子をスポットライトが照らしだし、場内は大歓声に包まれる。そして始まった「激昂サバイブ」はアニメと同様に愛のいない5人編成でスタート。そこで繰り広げられる荒々しく激しいボーカルとパフォーマンスに、ファンも劇中のライブ会場にいるかのようなテンションで腕を振り上げて盛り上がった。
そして曲が終わると、スクリーンにはギターをたたき壊して、自分の気持ちを示すように愛に向かって残ったギターネックを突きつける純子が映し出される。そしてそれを受けるように、2度目のリーチアクションムービーで愛が登場。純子の気持ちを受け止めてステージへと駆けていく愛が再びフランシュシュと合流。そして全員が帯電するシーンからステージへとつながり「目覚めRETURNER (Electric Returner Type “R”)」がスタート。アニメにおける帯電して光り輝きながらビームを発射するフランシュシュのライブ描写を、ライティングやレーザーの演出で再現し、『ゾンビランドサガリベンジ』第四話をリアルで体感できるファンにはたまらないパフォーマンスが連続で繰り広げられた。
続いてのリーチアクションからの登場はゾンビィ5号・ゆうぎり。そして作品世界の根幹を描いて話題となった『ゾンビランドサガリベンジ』第八、九話での過去のゆうぎりのシーンから始まったのは、サブタイトルにもなっている「佐賀事変」だ。真っ赤なライティングとコンサートライトの輝きで場内は真紅に染まり、ゆうぎりの力強いアカペラからジャズのビートに乗せてのパワフルなボーカルとダンスに場内も沸き上がった。
『ゾンビランドサガリベンジ』からの劇中歌3曲が終わり、リリィの「かっこいー!」という喜びの声からステージを振り返るMCがスタート。純子は「激昂サバイブ」のラストでアニメのようにギターを壊したかったが「片付けが大変だからやめた」と笑いを誘い、ファンのみんなが興奮した表情で盛り上がってくれたのが嬉しかったと語った。愛も「目覚めRETURNER (Electric Returner Type “R”)」ではアニメのように「本当は客席から走っていきたかった」と語り、その代わりに愛と純子が互いに手を伸ばすシーンを演出に入れたという裏話を明かす。そしてゆうぎりはこれまでとは違った完全アカペラでのスタートが気持ち良かったことと、ファンがここまで大きな声援を送ってくれていたから気持ち良く歌えたとの感謝を述べた。
さくらからの「まだまだ途中なんですよライブは!これからもまだ盛り上がっていけますか!」との煽りから再び全員がトロッコに乗り込んで歌うのは、未来へと進んでいく希望の想いを歌った『ゾンビランドサガリベンジ』最終回の挿入歌「追い風トラベラーズ」。明日へ向かっていく前向きな想いをそれぞれのソロを繋ぎながら歌い、それが6人のハーモニーへとなだれ込んでいく。そしてクライマックスでは全員それぞれにステージを巡りながら、ファンのそばで歌声を届けていった。
前曲を終えて各種告知の映像が流れた後、スクリーンには『ゆめぎんがフェスティバル』のクライマックスへと繋がるエイリアンへの逆襲計画のシーンが流れる。そして「OPERATIONフランシュシュ開始!」との言葉を合図にフランシュシュと佐賀県民の逆襲が始まるのに合わせて、今回のライブ両日が初披露となる劇中歌「今日が歴史に残るなら」がスタート。『ゆめぎんがフェスティバル』での佐賀万博の衣装と同じものを纏った6人が、作中の大きな見せ場となった反攻シーンの映像とシンクロしながら、力強いボーカルとダンスが繰り広げる。
さらにアリーナステージへと花道を行進しながら、ファンと共に腕を振り上げて声を合わせ、アリーナステージでは純子のパワフルなソロシャウトなどを軸にダンスとハーモニーでファンの心を引きつける。ライブ冒頭でも言っていたように、まさにこの時の会場は、劇中で反攻シーンが繰り広げられた佐賀と化したかのような盛り上がりとなった。
前曲で上がりまくったテンションを受け止めるように始まったのは、『ゆめぎんがフェスティバル』では敵母船内に突入したフランシュシュの戦闘シーンを彩った「REVENGE」だ。雄々しい鬨の声のようなハーモニーから始まり、どん底から再び立ち上がりリベンジへと突き進む魂の叫びを、映画でのクライマックス戦闘シーンをバックに熱唱。そして6人のソロを繋ぎながらのパワフルなハーモニーとダンスで場内を熱く盛り上げた。
愛が「2曲しか歌ってないのにすごく息が上がっております!」と、映画のクライマックスを再現したステージに全力を出し切ったことを感じさせ、その後のMCでは「今日が歴史に残るなら」のためにたくさんレッスンを重ねてきてやりきったことや、サキが純子とのハーモニーを「絶対歌いたい!純子をしっかり送り届けるからやらせてくれ!」と熱望したことが語られ、「純子と茉希」と呼ばれた純子が「サキとアサミを信じてるので」と返して笑いを誘う一幕も。さらに花道で踊るという初チャレンジのパフォーマンスも「自分を信じて、仲間を信じて歌って踊った」と強い意気込みで挑んだことが明かされた。
そして「REVENGE」は、ファンのここまでの盛り上がりに応えたいという気持ちで汗だくになりながらやりきったことを語り、いよいよライブも最後のナンバーに。まだ終わってほしくないというファンからの声を感慨深く聞くさくらが「あと2時間?私たちがついていけないかも」と返しつつ、これまでの感謝の気持ちを込めて歌うという言葉と共にラストのステージが始まった。
ここまで熱く盛り上がった最後を締め括るナンバーは、『ゆめぎんがフェスティバル』のエンディングを飾った「今を未来をありがとう」。これまでのフランシュシュのメモリアルシーンをバックに、6人の独唱を重ねながらのハーモニーで、これからもずっと支えてくれた仲間やファンと共に進んでいこうという気持ちを情感たっぷりに歌い上げていく。そしてクライマックスは映画のたえのシーンが映し出されて7人全員がステージ上に揃うという嬉しい演出と、さくらの「ずっとありがとう」の独唱で感動のフィナーレとなった。
「以上フランシュシュでした!ありがとうございましたー!」と感謝の言葉と共に6人が引き上げると、すぐさま場内はアンコールの声で包まれる。そして数分後、スクリーンには『ゆめぎんがフェスティバル』冒頭の佐賀万博会場を訪れるフランシュシュの映像が流れ、そしてSAGAアリーナでのライブに向けてやる気をみなぎらせる6人の姿から、待望のアンコールの幕が上がった。
SHARE