去る3月7日、“絶望系アニソンシンガー”のReoNaが鹿児島・奄美大島で開催したフリーライブ<ReoNa Free Live 2026 in 奄美大島“シマユイあまみ”>は、こちらの想像以上に大きな意義を感じさせるライブだった。もちろん故郷での初めての凱旋公演、そしてYouTubeで生配信を行う取り組みを含め、彼女とReoNaチームが本公演にかける思いの強さは感じ取っていたつもりだが、実際にライブを(現地観覧ではなく映像を通して)体感したうえで感じたのは、これはReoNaというアーティストが次のフェーズに進むために必要な行程、ある種のイニシエーション(通過儀礼)だったのではないか、ということ。色々な意味で特別を感じさせつつ、いつもと変わることなく素晴らしいお歌と音楽を届けてくれた本公演について、ライブレポートと同日に配信された新曲「結々の唄」のレビューを通して考察していきたい。
TEXT BY 北野 創
PHOTOGRAPHY BY 平野タカシ
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