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INTERVIEW

2026.04.09

「リスパレ!チョイス」前期選出アーティスト・なるみや×豊田穂乃花、対談インタビュー!

「リスパレ!チョイス」前期選出アーティスト・なるみや×豊田穂乃花、対談インタビュー!

『ゼンゼロ』と寄り添うことで新しい“なるみや”らしさが出た新曲

――ここからは最新曲「I+イデア」の制作エピソードをお聞かせください。この楽曲はHoYoverseが手がける都市ファンタジーアクションRPG『ゼンレスゾーンゼロ(以下、ゼンゼロ)』内に登場するアイドルユニット・妄想エンジェルのイメージソングになりますが、豊田さんはどんな印象を受けましたか?

豊田 私はもともと『ゼンゼロ』をプレイしていたので、推し同士が交わることがとても嬉しくてハッピーと思いました(笑)。個人的にアイドルが好きなので、落ちサビやラストのサビ前の転調とか、“アイドルソングあるある”みたいな要素が散りばめられているところにもテンションが上がりましたし、なるみやさんのキラキラしたポップな要素が前面に出ていて、プライベートで聴いていてもすごくテンションが上がる一曲です。

なるみや ありがとうございます!以前、AVAMさんの楽曲を作らせていただいた時にいろんなアイドルの曲をたくさん聴いて、そこから女性アイドルグループの曲も結構聴くようになっていたのですが、もしまた作るとしたら、ライブで飛び跳ねて盛り上がれるような曲がいいなと思っていたんです。なので今回は、ビートは最初から絶対乗れるものにしようと思って、シンセの刻み方も聴いていて気持ちいい音の作り方を心がけました。

――不憫な感情に寄り添った楽曲を制作することの多いなるみやさんにしては、明るくハッピーな印象を受けましたが、その中で自分らしさを表現するために意識したことはありますか?

なるみや 以前に「桃色の血潮」というロックな曲を発表したときに、自分では「完全に自分らしい曲ではないな」と思いながら出したんですけど、周りからは「今回もなるみや節ですね」という反応をいただけたんです。その時に「これは私が意識して出さないようにできるもんじゃないんだな」という気付きがあったので、今回も私が作ったのならなるみやらしい感じになるんだろうな、という気持ちで作りました。

豊田 でも、私もこの曲からなるみやさんらしさをめちゃくちゃ感じます。これまでリリースを重ねてきたなかで、ポップな部分や暗い部分、ロック、いろんな要素が見えてきたからこそ、「今回はなるみやさんのこの部分をギュッと凝縮したんだろうな」という受け取り方ができるようになっていると思うんですね。だからこそ「らしさ」が確立されているなと思いました。

――ちなみに豊田さんは『ゼンゼロ』ユーザーとして、この楽曲に『ゼンゼロ』や妄想エンジェルらしさを感じるポイントはありますか?

豊田 妄想エンジェルに関しては、キャラクター自体はサービスの開始当初から存在していたのですが、最近になってようやく詳細が発表されたので、私もどんな子たちなのか知ったのは最近なんですよね。ふたを開けてみたらこんなにかわいい子たちで、しかも千夏(CV:森嶋優花)ちゃんは関西弁で喋るキャラクターなので、関西人としても嬉しくて。この曲から感じる『ゼンゼロ』らしさとしては、メインストーリーの部分もそうですし、わかりやすいところだと歌詞に“そンナ!ンナ!”と入っているのを含めて、こちらから勝手に「これってこういうことなのかな?」と繋げられるものが散りばめられているように感じました

――「ンナ!ンナ!」というのは、『ゼンゼロ』のマスコット的なキャラクター、ボンプの鳴き声というか言語らしいですね。

なるみや そうなんです。最初にゲームの資料をいただいて読んだときに、おまけみたいな感じでその説明が添えてあったのですが、「ンナンナ」ってなんだろうと思って(笑)。不思議な言葉で魅力を感じたので、絶対に曲のどこかに散りばめたいなと思ったんです。それから「ンナ」が付く言葉をいろいろ考えて。例えば「銀杏(ぎんなん)」とか。

豊田 なるほど(笑)。

なるみや 実はコーラスも普通の「ハァー」とかではなく、試しに「ンナー」って歌って録ってみたんですよ。でも、結局ミックスしたら他の音と混ざってわかりづらくなったので、歌詞にわかりやすく入れようと思って。それで“そンナ!ンナ!”というフレーズが生まれました。

豊田 そうだったんですね!やっぱり直接的な言葉を入れ込んでもらえるのは、作品のファンとしてもすごく嬉しいポイントでした。コーラスの部分に関しても気付きたかったですけど(笑)。

なるみや サビのところに入れていたんですけど、完成した音源を聴いたら自分でも「どこに入れたかな?」と思うくらい馴染んで目立たなくなってしまったので、気付くのは難しいと思います(笑)。

――妄想エンジェルらしい要素として、「妄想」や「夢見心地」な雰囲気がこの曲にはあると思うのですが、なるみやさんもどこか夢想的と言いますか、「夢」や「睡眠」にまつわるワードを活動のモチーフに取り入れることが多いですよね。何かこだわりがあるのですか?

なるみや 寝ることが好きというのは大前提としてあるんですけど……もともとNeruさんというボカロPの方がすごく好きで、自分のTwitterのアカウントを作る時に、Neruさんの「@neru_sleep」というIDを真似て「@naru__sleep」で作ったんです。そのアカウントを今もそのまま使っているのもそうですし、その流れでサブアカウントも「君もおねんねますたーにならないか?」という名前に遊び半分でしていたら、大人の人たちが真剣に「グッズやファンクラブもおねんね関連のもので考えよう」と言い出したので「あ、やばい」と思って(笑)。

豊田 自分の中ではそこまで重要視していなかったんですね(笑)。

なるみや 「あれ?“おねんね”が私のステータスになってるんだ」と思ったので、結果的に全部そっちに寄せていきました。

――流れに身を任せたわけですね(笑)。でも寝ることは好きということなので、お二人に睡眠に関するこだわりがあれば聞いてみたいです。

豊田 私はめちゃくちゃ寝ます。昔から12時間とか平気で寝るタイプで、よく「若いうちは寝る体力があるけど、大人になったら寝れなくなるよ」と言われていたんですけど、30歳になった今も全然変わらなくて(笑)。隙あらば寝たいですし、朝もゆっくり寝たいし、お昼寝もしたい。それくらい寝るのが好きなんですよ。でも寝すぎるので、最近は睡眠時間を正しく取ることを意識してます。

――豊田さんは土曜に深夜の番組をやっているので、睡眠の周期が不規則になりがちなのでは?

豊田 おっしゃる通り土曜日の深夜1時から朝5時まで生放送をして、日曜日の夜にも番組を持っているので、日曜の放送が終わって帰ったらすぐ寝て、月曜から金曜まではちゃんと朝起きて夜寝る生活をするように心がけています。

――なるみやさんは睡眠に関してはいかがですか?

なるみや 私もよく寝るタイプなんですけど、もともと寝ようと思って寝ない癖があって。わざわざベッドに入って「よし、今から寝るぞ」ってするわけじゃなくて、作業中にパソコンを触ってて、そのままピタッと寝てしまったりとか。

豊田 寝落ちするんですね。

なるみや はい。ピアノの練習をしている最中に、弾きながら自分の指を見ていたらどんどん眠くなっちゃって、ピアノを弾きながら寝ていくこともよくあります(笑)。それを直すべく、今は携帯とかも見ることなくベッドに入って目を閉じるようにしています。最近は「ヨガニドラ」という、ガイドが淡々と語りかけてくる睡眠誘導を聞きながら寝ています。

――今のお話を聞いていると、どちらかと言うと豊田さんの方が“おねんねますたー”感がありますね(笑)。

なるみや 確かに(笑)。

豊田 でも、私はさすがにパソコンしながらは寝ないので、どこでも寝られるという点では、なるみやさんの方がおねんねますたーだと思います。

――ちなみにお二人は普段「妄想」はするタイプですか?

なるみや しますね。でも結構現実的な妄想で、力強い声で歌える女の人に憧れがあるので、自分がAdoさんになる妄想とかをしています(笑)。

豊田 実はAdoさんだった(笑)。私は妄想とは少し違うかもしれないですけど、普段、頭の中でずっとラジオ番組をしているんですよね。日常で起きた出来事に対して「オープニングトークでこれを話したら、メッセージテーマはこれにして、リスナーからはこういうお便りが来るだろうからこう返して」というのをずっと一人二役でやっています。

なるみや すごい……!

――お二人とも自分の活動に結びつく妄想が多いんですね。逆にファンタジーな妄想はしませんか?

豊田 昔はしましたよ。小さい頃は『神風怪盗ジャンヌ』が大好きで、もし「怪盗ジャンヌとして活動してくれ」って言われたらどうしよう?ってめっちゃ考えてました。

なるみや かわいい(笑)。私は憧れは憧れのまま終わっちゃうタイプだったので、そういう妄想はあまりしなかったかも。でも、最近ラジオに出させていただいているので、夢の中でめちゃくちゃ流暢に喋って自分でオチも作る妄想はしていました。今日は全然そういかなかったんですけど(笑)。

ライブツアーに向けての意気込みと今後の活動の抱負

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