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2026.04.06

ST☆RISHにQUARTET NIGHT、HE★VENSが幕張メッセに集結!3D LIVE“うたの☆プリンスさまっ♪ ALL STAR STAGE -Happy Celebration-”レポート

ST☆RISHにQUARTET NIGHT、HE★VENSが幕張メッセに集結!3D LIVE“うたの☆プリンスさまっ♪ ALL STAR STAGE -Happy Celebration-”レポート

『うたの☆プリンスさまっ♪』のST☆RISHにQUARTET NIGHT、HE★VENS。シャイニング事務所とレイジングエンターテインメント所属のアイドル、総勢18人が集結する3D LIVE“うたの☆プリンスさまっ♪ ALL STAR STAGE -Happy Celebration-”が幕張メッセ 展示ホール9にて開催された。それぞれのグループとの出会いから、彼らと歩んだ時間が蘇る特別な時間となった本公演。愛が詰まったライブの模様をレポートする。

TEXT BY えびさわなち

情熱がほとばしるグループソングによる幕開け

開演を前に期待感で熱を帯びる幕張メッセ 展示ホール9は、ライブのスタートを心待ちにしているアイドルたちが開演前の興奮を口にするほど、ファンの熱気に包まれている。照明が消えたステージに光が当たるとそこにはST☆RISHの姿が。割れんばかりの歓喜の声のなか、「SUPER STAR」からライブはスタートした。イントロのピアノの音から悲鳴に近い歓声が上がる。今を全力で輝く彼らの歌を、力強いユニゾンと息の合ったダンスパフォーマンスで魅せれば、7色のペンライトが大きく揺れる。7人のクラップにオーディエンスのクラップも加わり、アタックの強いビートに彩られたナンバーは更なる熱をまとう。

続いて姿を見せたQUARTET NIGHTは「THIS IS!」を披露。めまぐるしく交差していくボーカルと駆け巡る激しいビートが印象的なエレクトロチューンを、ダイナミックなダンスと共に堪能させ、フロアのコールもステージの4人の声に重なっていった。

そしてHE★VENSが登場。パワフルながらエレガントに響くヘビーロック「Genesis HE★VENS」を情感たっぷりの歌声で響かせる7人に、ペンライトの光がまるで拳を上げて応えるようにステージへと向けられる。

2020年にリリースされた楽曲群で幕を開け、それぞれの力強いユニゾンがフロアを席捲した後には、18人がステージにラインナップ。アイドルが1人ずつ自己紹介をすると、その声を追いかけるように観客は彼らの名前をコール。その声にアイドルたちは嬉しそうにフロアへと視線を向けた。そしてライブは各グループのパートへ。

HE★VENSがエンジェルと過ごすスペシャルな1日の歌

まずはHE★VENS。鳳 瑛一がステージに現れ、響き出したのは和楽器の旋律で歌を紡ぐ「暁の宴」だ。朝焼けの赤を思わせる和ロックを、魂の歌声と拳を高く上げて躍動するダンスパフォーマンスとで響かせると、フロアは紅く染まり熱気で会場を浸食し、続いて天草シオンが登場。「黎明drops」で朝露の宿る夜明けの眩さと1日の始まりを告げる歌声を響かせ、フロアの空気を一変させる。指先まで美しく音楽になっていくような優美なダンスで魅せると、そのバトンは皇 綺羅へ。爽快なロックチューン「Morning in the sky」を、拳を突き上げながら歌うと、紡がれる軽快なビートにオーディエンスはクラップで応えた。続いて登場した帝 ナギ。陽の光とデートのワクワク感が織り交ぜられた可愛らしいポップチューン「Lovable midday」でフロアを笑顔にすると、ラストで投げキッスを送り、観客をノックアウトした。続いたのは桐生院ヴァンの「黄昏Hugging」だ。共に歩んできた道を感じさせる優しさ滲むナンバーを語りかけるようなボーカルで届け、歌い終わりの愛の告白にフロアは喜びの悲鳴が響いていた。そして「オウマガトキ・メア」を歌った日向大和。夜が近づく夕闇の“逢魔が時”の危うさや妖しさ宿る楽曲をラップとメロディアスな歌声、そしてダイナミックなダンスで見せると、ピンクの光の海が大きく波打った。HE★VENSのソロパートのラストを飾るのは鳳 瑛二。叙情的で優しく紡ぎ上げるようなメロウナンバー「宵闇Secret moon」を届け、最後に彼が“おやすみのキス”を送れば、フロアが黄色い声でいっぱいに。2021年にリリースされ、彼らのファンであるエンジェルの1日を彩る2ndミニアルバム『One Day』の収録順どおりに、暁から夜明け、爽快な朝、眩い昼、日が落ちる黄昏れ時から夕闇の時間、月が浮かぶ真夜中に眠りにつくまでをステージパフォーマンスで届けた彼ら。グループパートの最後は2020年リリースのドラマCD『Paradise Lost』シリーズで対として生まれたテーマソング「Fall on me」と「Beside you」。鳳 瑛一、桐生院ヴァン、日向大和が甘美ながら激情巡るドラマチックな「Fall on me」を慟哭のダンスパフォーマンスと共に披露。スポットライトが向けば、ステージ後方の壁に映る彼らのシルエットも3人と共に激しく躍動した。続いて皇 綺羅、帝 ナギ、鳳 瑛二、天草シオンが歌う「Beside you」。ピアノの音が美しく紡がれ、神々しい光を放つような清廉な1曲に、会場のエンジェルたちのクラップも加わり、優しい歌世界が眩さと共に染みわたり、HE★VENSのステージを締め括った。

初心をいつも胸に。QUARTET NIGHTの原点回帰

グループパートの2番目に登場したのはQUARTET NIGHT。そのトップバッターを飾ったのは美風 藍。「Innocent Wind」のイントロが鳴り出すと歓声が。透明感あるハイトーンがドラマあるデジタルサウンドを感情的な色で染め上げ、天井に光のシャワーが巡る。歌い終えた彼がステージ後方に倒れ込んだ瞬間には、「キャー!」という観客の声がフロアに響いた。スモークが充満し、幻想的な空間となったステージに姿を現したカミュは、ゴシックの雰囲気をまとった荘厳なオーケストレーションで響くエモーショナルな「Saintly Territory」を披露。王者然とした優雅さあるダンスと共に低音の歌声を轟かせると、曲の最後にフロアへと投げキッスし、割れんばかりの歓声を呼んだ。ゆっくりとステージへと歩を進めた黒崎 蘭丸が歌うのは「ONLY ONE」。叩きつけるようなアッパーで重厚なベースラインが躍動するなか、情熱が宿る歌声が暴れるように広がる。オーディエンスとのコール&レスポンスもあり、会場はライブハウスの熱気を帯びた。QUARTET NIGHTのソロパートのラストは寿 嶺二。ハンドマイクを手に登場すると、ノスタルジックな「NEVER」のイントロから歓声を浴びる。都会的なサウンド感の中でフロアからクラップが沸き一体感が生まれる幕張メッセ。彼の想いが込められた歌声が優しく響いた。ソロパートを終えてステージにラインナップしたQUARTET NIGHTの4人。TVアニメ第3シリーズ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ』を彩った名曲について、ここまでファンに愛されてきた曲であると告げると拍手が沸き、2015年に彼らとの絆として育まれてきた楽曲は色褪せることなく常に4色の輝きを放ってきたと再確認させられた。グループパートの最後は「QUARTET★NIGHT」を歌う。2012年にリリースされ、ファンと共に育んできたユニットの原点とも言える1曲。タイトルコールで大歓声を呼ぶと、シンプルに歌声を紡ぐ序盤から幕を開ける煌めきのエレクトロチューンの、圧倒的なユニゾンで存在感を放ち、珠玉の時間を彩った。

学園時代の思いを“今”に刻むST☆RISH

グループパートの最後を飾ったのはST☆RISH。ソロパートの幕開けは一ノ瀬トキヤの「七色のコンパス」だ。静謐な会場にアカペラが響き、つま弾かれるピアノの旋律で曲が始まると紫の光がフロアを埋め尽くした。歌詞に綴られた言葉を1つずつ差し出すように歌う姿が印象的だった。続いて登場したのは一十木音也。歓声のなか、「BRAND NEW MELODY」が響く。真っ直ぐな歌とギターで紡ぐストレートなロックンロールにライブハウスのような熱気を放つ会場は赤いペンライトの光で埋め尽くされた。曲の最後の一言で観客を骨抜きにした一十木音也からバトンを受けたのは聖川真斗。一気に青に染まるフロアに繊細に紡がれるピアノの音色が響くと、彼らしい美麗な「Knocking on the mind」が響く。優雅な旋律と輝かしいストリングスの音に彩られたナンバーに思いが宿る歌声が観客に染みわたった。神宮寺レンが中央にスタンバイすると、フロアのそこかしこから彼を呼ぶ声が。サックスの音色が華やかに響く「世界の果てまでBelieve Heart」で、伸びやかなボーカルがオーディエンスの心をも躍らせると、オレンジのペンライトの光がビートと共に軽やかに揺れた。力強いヒーローソングがフロアにこだまする。来栖 翔の「男気全開Go! Fight!!」だ。英雄譚のパワフルなサウンドに気合いのボーカルが重なるとコール&レスポンスも沸き、歌声は強大になった。その後には四ノ宮那月が登場し、「オリオンでSHOUT OUT」の激しいギターのイントロに歓声が上がる。かわいらしい彼と表裏一体の存在を感じさせる激情のハードロックを歌い上げた。エモーショナルなナンバーの歌い終わりの彼の言葉は観客の心の奥まで刺さったことだろう。ST☆RISHのソロパートのラストは愛島セシル。ファンタジックで慈愛に満ちた愛の歌「Eternity Love」で王子様然とした優雅な歌声を届ける。寄り添うような優しい歌声が会場に広がっていくと、最後には拍手が沸いた。ここでST☆RISHによるMCパートで個々が披露した楽曲について語る。アイドルたちも「懐かしかった」という楽曲はTVアニメ第1シリーズ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』の挿入歌として2011年に出会ったもの。ここまで彼らと共に歩んだ時間を思い起こさせた。そしてグループパートの最後は「RAINBOW☆DREAM」だ。ST☆RISHの7人が揃って初めて歌った大切な1曲。虹色の輝きを放つナンバーを華麗なダンスを見せながら歌う彼らに応えるように、フロアの7色の光が大きく揺れた。

次のページ:最後の最後まで愛に満ちた音楽の時間に!

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