アンコールの2曲目はそんなアルバムのリード曲でもある「SCORE CRACKER」。そして最後は「テノヒラ」で、天に手のひらをかざす印象的な光景で今回のツアーを締めくくった。セミファイナルではここで終演となったが、ファイナル公演では間を置かずダブルアンコールがかかり、夏川が再度登場。最後の挨拶ではかつて言及した日本武道館でソロライブをしたいという夢について語られた。
「いつか絶対、ヒヨコ群を武道館に連れていく!」と宣言したものの、「本当に修羅の道を進んでいる」と新しいことに挑戦することの困難さを率直に話していた。だが「どこまで行っても私はこういうセトリハラスメントしちゃうような、いつもギリギリ、いつもハラハラドキドキ、ズキズキしちゃうような生き方が性に合ってると思う」とこの道を貫き通すことを宣言した。「負け戦なのかもしれない。でも私、進みたいと思っていて……」と涙ながらに話す夏川に温かい拍手が送られた。「いざという時は一緒に負けてくれますか!」という声に呼応した大きな歓声で今回のツアーは締め括られた。
確かに、武道館という目標を達成するには夏川椎菜という存在が今まで以上に拡散される必要がある。そのためにTikTokに力を入れたり、前述のフリーライブを開催したりと、新しい試みを行っているのだろう。その一方で、毎年恒例のイベント“417の日”のように従来のファンにも楽しんでもらうことも忘れていない。“LAWSON presents 令和8年度 417の日~Escape from the 2nd Live~”は4月17日に千葉・森のホール21にて開催。テーマは「終わらない2ndライブからの脱出劇」とのことで、“417の日”らしい想像のナナメ上をいくようなイベントになるに違いない。
夏川椎菜が「世間に見つかる」かどうかは今後の活動しだいだが、ヒヨコ群たちや我々メディアも夏川椎菜という稀有な才能を世に広めていくために頑張らなければならないだろう。ぜひとも、日本武道館で最高の“セトリハラスメント”を見せてほしい。デビュー9周年を迎える夏川椎菜の今後の活動にますます目を離せない。
LAWSON presents 夏川椎菜 4th Live Tour 2025-2026 “CRACK and FLAP”
2026.01.25@立川ステージガーデン
<セットリスト>
M01.passable 🙁
M02.クラクトリトルプライド
M03.スキ!!!!!
M04.ロジックルーパー
M05.I Can Bleah
M06.コバンザメの憂鬱
M07.つよがりマイペース
M08.かなわない
M09.「 later 」
M10.ユエニ
M11.羊たちが沈黙
M12.労働奉音
M13.グッドルーザー
M14.RUNNY NOSE
M15.ライクライフライム
M16.アンチテーゼ
M17.ステテクレバー
M18.シャドウボクサー
EN01.ラフセカンド
EN02.SCORE CRACKER
EN03.テノヒラ
●リリース情報
4th ALBUM『CRACK and FLAP』
2026年2月4日発売
【完全生産限定盤】価格:¥9,900(税込)
【初回生産限定盤】価格:¥4,400(税込)
【通常盤】価格:¥3,100(税込)
関連リンク
夏川椎菜オフィシャルサイト
https://www.natsukawashiina.jp/
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