REPORT
2025.12.09
続く寿のソロステージは、フロアに響き渡る激しいギターの演奏で幕が開く。そのメロディに乗せてステージに登場した寿が歓声と共に紡ぎ出した1曲目は、彼女の4枚目のソロシングル曲「ココロスカイ」。ライブでみんなと盛り上がれるナンバーとして作られた初期の人気曲を、ロックのメロディに乗せてパワフルに熱唱。畳み掛けるようなメロディにノリながらファンも声を合わせてコールを送り、さらなる熱気でフロアが満たされていく。
「15周年、みんなに感謝を込めて!」そんなメッセージと共に続けざまに歌い始めたのは、記念すべきソロデビュー曲「Shiny+」。新たな自分へと飛び出していこうというソロアーティストの道をスタートした当時の気持ちがこもった曲を、時折手を振ってファンの声援に応えながら、情感込めたボーカルで熱唱。それを後押しするように、場内は彼女のイメージカラー・パープルに輝くコンサートライトの光に包まれた。
「まだ皆さん足腰大丈夫ですか? まだまだみんなで歌って踊りましょう!」そんなかけ声と共になだれ込んだ次の曲は3枚目のオリジナルフルアルバム『emotion』収録の、自ら作詞を手掛けた「Ambitious map」。ルーティーンな日常から思うがままに未知の世界へ飛び出そうという思いを熱唱。アップテンポなメロディと共に自らファンにゲキを飛ばし、ダンスパフォーマンスを交えながらファンと共にノリ良く盛り上がってみせた。
歌い終えた寿は、前半の高垣と同様に満場のファンがスタンディングで熱く盛り上がる風景に感動の声を上げ、今日だけでなく15年かけて高垣と一緒に温めてきたファンの温かさに感謝の言葉を送る。さらに15周年記念のライブということで、これまでのライブTシャツを着てきているファンもいて、その姿に懐かしさを感じる一幕も。
そして前半とは逆に、今度は高垣がコーラスメンバーとしてステージに登場。子供の頃に見たシンガーソングライター・KANのコンサートでのコーラスメンバーのかっこよさに、いつか自分もコーラス隊になりたいと憧れていたという高垣と共に、昼公演限定の2曲が披露された。
1曲目はソロデビューシングルのカップリング曲で、「Shiny+」と共に寿の原点とも言える曲「ライラック」。今は離れて会えない親友への思いを綴った歌詞を、寿の歌声に高垣のコーラスが重なりながら情感たっぷりに歌い上げ、2人が歌の中の友達同士に重なるようにファンの心を震わせた。
「ライラック」の終盤でステージ上段に腰掛けながら歌っていた寿がそのまま始めた2曲目は、自らが作詞を手掛けた「唇にWasp」。歌詞の多くを占める英語パートに高垣がコーラスを合わせ、本音を包み隠さない思いを歌ったパワフルなナンバーをよりパワフルに熱唱。ここでしか見られないスペシャルなステージとなった。
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