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INTERVIEW

2025.10.22

大西亜玖璃、「自分っぽくない曲を歌う」に向き合った2作同時リリースを語る 『Rock&Roll Lady Girl』『失恋モノクローム』インタビュー

大西亜玖璃、「自分っぽくない曲を歌う」に向き合った2作同時リリースを語る 『Rock&Roll Lady Girl』『失恋モノクローム』インタビュー

ロックンロールな楽曲を歌う人になるとは思わなかったです

――歌詞についてもぜひお聞かせください。『Rock&Roll Lady Girl』と『失恋モノクローム』の10曲の中で、好きな歌詞としてはどのあたりが浮かびますか?

大西 「エンダー」のサビ頭の“勇敢なスタイルで どう?”はロックな生きざまが表れていて、「私を見て」みたいな、堂々としている女の子の感じがして好きですね。「裸足のスタンプ」は “海岸線が見えた”から“行き止まりの階段がひとつあった”のAメロの部分ですね。私はあんまり海が好きではないんですけど、情景が浮かんでくるような素敵な歌詞だと思いました。“オレンジからコバルトになる私”とかもすごく好きです。

――おしゃれだし、かわいいし。

大西 そうです。座って夕陽を眺めている様子が浮かんできて、すごくいいです。MVもそういうイメージが取り入れられていると思います。

――ちなみに、海は好きではないということですが。

大西 暑いし、ベタベタするので……。見る分にはいいですけどね。あとは、曇りの日とか冬とかなら。

――ではMV撮影は大変でしたね。

大西 そうなんです。雨が降ると言われていたのにあんなにカンカン照りになっちゃうし。

――できあがったMV映像をご覧になった感想は?

大西 本当にイメージ通りの映像になっていてお気に入りです。2年前のシーンで着ている私服はアイドル衣装みたいで、デートで着るにしてはどうなのかとは思ったんですけど、映像で見たらちょうど良かったです。海や空の水色もすごく良かったですね。

――2年後にまた海に来るシーンは、カジュアルなデニムで爽やかな雰囲気が良かったですね。

大西 はい。あのデニムも気に入っています。

――再び歌詞の話に戻させていただき、他にも気に入った歌詞について教えてください。

大西 「Rock&Roll Lady Girl」は“「私らしい私」をずっと 探していたけど”のところからラスサビのところがすごく好きです。

――“マンガのページめくるように 明日を信じた”は難しい表現とも思いましたが、大西さんはどのように捉えましたか?

大西 好きですね。ここは、みんなもイメージしやすいかと思いました。頭に浮かんだのは『THE FIRST SLAM DUNK』で、試合のラストに時が止まってブザービートの瞬間が訪れると思うんですけど、読んでいる人はきっとシュートが決まると信じるじゃないですか? 漫画のときもみんなが手に汗握りながらページをめくったと思うんですけど。

――期待をしながら。

大西 そう、期待をしながら。そういう感じですね。

――なるほど。「失恋を君に」にはセリフも入っていますが、あそこはどういった気持ちを込めていましたか?

大西 “そろそろ行くね”は一発OKくらいでしたけど、“私のこと忘れてね”は難しかったです。

――イメージがつかなかった?

大西 はい。私だったら「忘れるなよ」と思っちゃうからかもしれないですね。ライブでも歌の中でどうやってしゃべればいいのか、ちょっと心配です。ただのセリフではなくて、歌のリズムに合わせないといけないので。

――やはり失恋ソングは、登場する女の子の気持ちに寄り添うのが難しいですね。

大西 「にじんでく」も、書き置きだけで出ていってしまう人が悪いとは思いつつ、その前に気づけなかったのかなと思ってしまいます。そうなる前に何かできたのではないかな、って。そこが切ないところで、私には理解が難しいかもしれないと思うんですけど、鶴﨑さんが私にこういう失恋のテーマが合うんじゃないかとイメージしてくださったところは嬉しい気持ちでした。

――大西さんのために、ということですね。でも、寝たら忘れるタイプとおっしゃっていましたが、そこで一度悲しい気持ちにはなるということですよね。大西さんとしてはその種を膨らませる感じだったんでしょうか?

大西 悲しい気持ちにはなりますけど、私は悲しみを怒りに変えるタイプなので。「失敗しちゃったー。しくしく」から「もう!もっとできたはずじゃん!」みたいに気持ちが切り替わります。あとは、寝て、次の日に起きたとき、心に穴が開いた感覚を知って、自分が傷ついていることに気づく、という感じですね。「私、あんなこと言われて嫌だったんだ」って。

――その穴の大きさから初めて自分の気持ちを知るんですね。そこで実感できる。

大西 そうですね。実感します。

――改めて、コンセプトアルバムを経験した感想を教えてください。

大西 『Rock&Roll Lady Girl』はシングルで言うところの全部がA面曲のような、ノリノリな曲ばかりなので今後も歌っていきたいと思いました。『失恋モノクローム』は聴いてくださった方にとっての“とっておき”が見つかるといいですし、今後も歌ってほしいときっと言ってもらえる内容になったんじゃないかなと思っています。今後のカップリング曲の幅も広がったとも思いますし、逆に失恋をテーマにしたA面っぽい曲ができる日が来るかもしれないし。普段のイメージとは違う感じで歌えて良かったと思います。

――「自分っぽくない」曲を歌うという挑戦の結果をぜひ皆さんにも聴いていただきたいですね。

大西 そうですね。普段の自分からは出てこない案だったので歌えて良かったです。正直、歌っている間は完成したらどんな曲になるのか心配で。「今日が過ぎても」も、(共作曲・編曲の)近藤圭一さんは以前に「Fall in you」を作っていただいた方ですけど今度は全然イメージが違っていたので、ちゃんと歌えるのか不安でした。でも、歌を聴いた近藤さんがすごく喜んでくださったと井上さん伝いに教えてもらって、すごく嬉しかったです。自分でも、完成したものを聴いたら意外としっくり来て。

――歌手活動の幅が広がっている自分を認識できている感覚でしょうか。デビュー時は今の自分を想像できなかったですよね?

大西 ギャップという意味では、ロックンロールな楽曲を歌う人になるとは思わなかったです。自分に合っていると感じるとは思わなかったかな? そこは意外性がありました。あとはもう、普通に楽しく、健やかに歌手活動できています。

――健やかに(笑)。

大西 今回、コンセプトミニアルバムで歌ってみて、もっと色々な楽曲に出会えていけたらいいな、と思いました。それに、ジャケ写やMVの撮影でも本当に色んなことをさせてもらっていて、いつもの自分とは全然違うと感じられるのがすごく楽しいです。


●リリース情報
大西亜玖璃
コンセプトミニアルバム
『Rock&Roll Lady Girl』
2025年10月22日発売

品番:COCX-42550
価格:¥2,640 (税込)

【収録内容】
<CD>
1. エンダー
作詞・作曲・編曲:鶴﨑輝一
2. 裸足のスタンプ
作詞:金子麻友美 作曲・編曲: habana
3. 恋のサチュレーション
作詞・作曲:井上トモノリ 編曲:佐藤清喜
4. アンブレラビート
作詞:東乃カノ 作曲・編曲:松坂康司
5. Rock&Roll Lady Girl
作詞:金子麻友美 作曲: habana 編曲:佐藤清喜
6. エンダー(Instrumental)
7. 裸足のスタンプ(Instrumental)
8. 恋のサチュレーション(Instrumental)
9. アンブレラビート(Instrumental)
10. Rock&Roll Lady Girl(Instrumental)

コンセプトミニアルバム
『失恋モノクローム』
2025年10月22日発売

品番:COCX-42551
価格:¥2,640 (税込)

【収録内容】
<CD>
1. 世界の全てがさよなら
作詞・作曲・編曲:habana
2. いつもどおりに
作詞:渡部紫緒 作曲・編曲:賀佐泰洋
3. 今日が過ぎても
作詞:成本智美 作曲:成本智美、近藤圭一 編曲:近藤圭一
4. 失恋を君に
作詞:金子麻友美 作曲:井上トモノリ 編曲:佐藤清喜
5. にじんでく
作詞・作曲・編曲:鶴崎輝一
6. 世界の全てがさよなら(Instrumental)
7. いつもどおりに(Instrumental)
8. 今日が過ぎても(Instrumental)
9. 失恋を君に(Instrumental)
10. にじんでく(Instrumental)

関連リンク

大西亜玖璃 音楽情報公式サイト
https://columbia.jp/onishiaguri/

大西亜玖璃 公式X
https://x.com/aguri_onishi

大西亜玖璃 音楽スタッフ公式X
https://x.com/staff_aguri

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