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INTERVIEW

2025.10.21

フランシュシュのキャスト6名に直撃!劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』への期待と新曲&ライブシーンへのこだわりを大いに語る

フランシュシュのキャスト6名に直撃!劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』への期待と新曲&ライブシーンへのこだわりを大いに語る

謎のプロデューサー・巽幸太郎により復活させられた7人のゾンビィたちによる佐賀のご当地アイドルユニット・フランシュシュの活躍を描く、前代未聞のオリジナルアニメ作品『ゾンビランドサガ』が、ついに劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』になって帰ってきた!

TVアニメ第2期『ゾンビランドサガ リベンジ』の放送から実に4年、佐賀万博を盛り上げるべくアンバサダーとして奔走する彼女たちの伝説は、なぜか宇宙規模のスケールにまで広がっていき、地球存亡の危機と立ち向かうことに――と、いつも通りの予想の斜め上を行く展開で度肝を抜く本作。もちろんフランシュシュは今回も、新曲と共に音楽の力を見せつけてくれる。ということで、キャストの本渡 楓(源さくら役)、田野アサミ(二階堂サキ役)、種田梨沙(水野 愛役)、河瀬茉希(紺野純子役)、衣川里佳(ゆうぎり役)、田中美海(星川リリィ役)に本作公開に向けての期待と意気込みをたっぷり語ってもらった。

INTERVIEW & TEXT BY 北野 創

ゾンビィ?アイドル?超本格SF?さらにスケールアップした劇場版の魅力

――劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』は、TVアニメ第2期『ゾンビランドサガ リベンジ』の放送から、実に4年ぶりの新作アニメーションになります。皆さんとしてはどんな気持ちでいましたか?

一同 長かったです!

河瀬茉希 まあみんな同じ気持ちだよね(笑)。

田中美海 ファンの皆さんも待ってくださっていたと思いますけど、私たちも本当にずっと待ち望んでいて。

衣川里佳 私たちキャストにも何の情報も降りてこないんですよ(笑)。「本当に制作進んでるの?」っていう時間が長くあって。

河瀬 そうそう。アフレコの話が来たのも結構最近で、1年くらい前だったので。

田野アサミ しかも突然降りてきたよね。

種田梨沙 なおかつ今回は2回に分けてアフレコをしたんですよ。「まずはパート1を録ります」というお話で、途中までの台本をいただいたんですけど、「え?続きは?」っていう(笑)。

衣川 その先のお話がどうなるかは教えてもらえないので、1回目は結末がどうなるかわからないまま録っていました。

左から、本渡 楓、田野アサミ

――まさにキャラクターの心情そのまま演じていたんですね。『ゾンビランドサガ』は毎回そういうスタイルなんですか?

種田 そうですね。

衣川 昔からシナリオをまったく教えてくれない。

田中 オリジナル作品の場合は、たまにそういうことがありますけどね。

田野 なんだったらライブのリハ中に壁に「最後のMCで2期を発表します」というのが書いてあって、私はそれを観て2期の制作を知りましたから。「えっ?2期あるの?」って(笑)。

本渡 楓 サプライズで発表予定だったのに、タイムスケジュールに全部書いてあって、「ああ、見ちゃった」みたいな(笑)。

左から、種田梨沙、河瀬茉希

――色々な意味でライブ感がありますね(笑)。『ゾンビランドサガ』といえば毎回予想の斜め上を行くストーリー展開で話題になりますが、今回の劇場版は、完成版をご覧になってどんな感想を抱きましたか?

田中 はちゃめちゃですけど、最終的にはやっぱり『ゾンビランドサガ』なんだなあって、なんか納得がいく感じでした。不思議な感覚なんですけど。

衣川 「やっぱり『ゾンビランドサガ』なんだな」のひと言で何でも済ませられるからね(笑)。

田野 実際に何でもやってきたし、色んなことに挑戦してきたから、何が来たとしても最終的に「うん、わかりました!」って納得できてしまう。それは我々にしかできないことだろうなって思います。そもそもエイリアンと戦うって「え?どういうこと?」ってなるはずなので(笑)。でも、戦っていくうちにお芝居の熱量も上がっていくし、アフレコでも横にいるみんなのお芝居を感じながら「『ゾンビランドサガ』をやっているなあ」という感覚があって。

左から、衣川里佳、田中美海

――自分も映画本編を拝見しましたが、正直、途中から「あれ?何の映画を観てたんだっけ?」となりました。

田野 それは最高の誉め言葉です!(笑)。

衣川 それが『ゾンビランドサガ』なので。その不安が最高のスパイスになるんです。私たちもアフレコしながら、「私たち、レコーディングしたはずだけど、いつ新曲を歌うの……?」と思っていたので(笑)。

田中 確かに(笑)。

衣川 「これ大丈夫なの?」「話の収拾がつくの?」っていう。だからこそ最後のカタルシスに繋がっていくのかなと思います。

河瀬 でも、めちゃくちゃなことをやっているように見えて、色んなこれまでの伏線を回収しているんですよね。今までTVアニメ1期・2期でやってきたことと繋がる部分、ゾンビィだからこそエイリアンと戦える要素というのがちゃんとあって。そういうベースがしっかりしているので、『ゾンビランドサガ』を作ってる人たちはすごいんだなと改めて思いました。アフレコの時点では「え?これはどういうこと?」と思っていたことも、完成版を観たら「ああ、ここはこういう意味だったんだ」という描写がたくさんあって。そういう部分も魅力で面白い作品だと思いました。

――TVアニメ2期の最終話ラストに宇宙船みたいなものが登場したので、エイリアンが登場することも多少は予想できましたけど……。

種田 でも、私は逆にあのネタが拾われて安心しました。「このネタは拾わないんだろうな」って勝手に思っていたので(笑)。あの後に何があったのかちゃんと教えてくれたので嬉しかったです。

――本予告PVの映像には、TVアニメ1期のオープニングアニメーションでフランシュシュが着ていた戦隊もの風のヘルメットとジャージ衣装も登場していて。まさかの伏線回収でびっくりしました。

河瀬 「あれは新曲のMV衣装じゃないか?」と考察している人もいましたね。あの世界線ではまだ「徒花ネクロマンシー」は歌われていないらしいので……真相は観てのお楽しみです!(笑)。

種田 伏線の話じゃないですけど、私は告知ポスター(キービジュアル)に嘘偽りがないのが一番びっくりしました。あのポスターを初めて見た時、すごくお洒落で面白いポスターだなと思ったんですけど、あそこに描かれているものはほぼ本編に登場するんですよね。

田野 わかる!匂わせがすごい。後ろで牛が浮いていたりして。

――あのイラストを観ても、とにかく派手で迫力はすごいけど、なんのアニメなのかがいまいちわからないのが『ゾンビランドサガ』らしいですよね。

田野 ただゾンビィでもないし、ただアイドルでもない。唯一無二ですからね。

種田 今回が一番難しいかも。逆に皆さんに観終わった後の感想を教えてほしいです。

――PVのキャッチコピーに「まさかの超本格SF(サガ・ファイト)」と書いてありましたけど。

衣川 ああ、確かにサガをあげてファイトするので、それも嘘ではない(笑)。

種田 そう、だからこのポスターにも詐欺はひとつもない気がします。

本渡 私は『ゾンビランドサガ』のライブシーンが大好きで、1期でも2期でも、規模の大きいライブシーンの映像がすごかったじゃないですか。視聴者の自分がペンライトを振ってその場で応援している感じがして。なので劇場版のライブシーンもすごく期待していたのですが、これがまた良いんですよね。お客さんの気持ちにもなれますし、お客さんからは味わえないだろうカットもあって、フランシュシュたちの表情や目線一つ一つが尊くて……そのライブシーンの後のとあるシーンも素晴らしくて、最後の最後まで感動を届けてくれる作品に仕上がっていると思います。途中まではどうなるかわからないですけど(笑)、それもまた『ゾンビランドサガ』なのかなと思います。

次ページ:こだわりの音楽とライブシーン、そしてフランシュシュは伝説へ……

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