INTERVIEW
2025.08.20
――この「鈴村健一 満天FES 2024 ~食べて、しゃべって、歌って、笑おうフェスティバル~ LIVE Blu-ray」は、鈴村さんのライブの魅力がたっぷりと詰め込まれた映像作品になりました。河口湖ステラシアターでの“満天”はぜひ今後も続けていただきたいですが、チャンレジしてみたいことはありますか?
鈴村 僕もまたぜひやりたいですね。フェスは今回挑戦できたので、次はそうですね……中島みゆきさんの「夜会」のように、どっぷり夜にやる「満天」というのもいいんじゃないかなと。あとはその真逆で、昼から始まり、夕暮れの前に終わるとか。ビーチライブのようにライブ後はお客さんも打ち上げできる時間があるというのも楽しそうです。あとは、まだ経験していない季節ですかね。うちの奥さん(坂本真綾さん)が以前、3月の終わりにステラシアターでライブしたことがあるんですけど、3月の終わりでもあそこはかなり涼しい。ようやったな!と思いましたが(笑)、みんなでしっかり防寒対策をしたうえで、いつも以上に澄んだ冬っぽい空気を感じながらのステラシアターというのも興味がありますね。
――それも素敵ですね、次回の開催を楽しみにします! そんな鈴村さんのアーティスト活動も2008年のデビューから17年が経ちました。次の大きな節目は20周年になるかと思いますが、音楽活動にいま想うことは何でしょうか。
鈴村 やはり“思えば遠くに来たもんだ”という気持ちはありますね。何と言えばいいのかな……そういう奇跡みたいなものを、自分でも感じるようになったからこそ、1人のアーティストの歴史として何かが形作られている感じにはなってきたなと思います。“鈴村健一はこういう曲を歌いそう”とか、“こういうことを音楽でやりそう”というのが、17年も経つとなんとなく分かってきた。そういう意味では、やっと本当の僕の色というのが、出てきたんだろうな、という気はしていますね。
――音楽で届けられるものと、声優として取り組まれている、お芝居で届けられるものについても、改めて違いが明確になってきたのではないかとも想います。
鈴村 そうですね。お芝居で伝えられるものは、あくまでキャラクターがいて、監督や演出をしてくれる方がいて……と出来上がるものなので、役者は分をわきまえねばといつも想っていますが、音楽活動は自分がコンテンツのコアにいる。さらに僕は詞を書かせていただいていますから、僕の言いたいこと、やりたいことがそのまま反映されます。そこは大きな違いだし、より責任を持って取り組まなくてはいけないものだと思っていますね。
――音楽だから伝わることというのもありますよね。
鈴村 音楽ってすごいな!と思うのは、捉え方が人それぞれで、それがその人にとっての正解になることだと思うんです。アニメや映画、舞台作品もそうですが、そういう“作品”は、どこかに作り手の“こう見てほしい”という方向性が、音楽よりも定められているというか。もちろん自由に解釈していい部分はありますけど、音楽って、その幅が圧倒的に広いんですよ。失恋の歌を、失恋したタイミングで聴いた人と、そうじゃないタイミングで聴いた人では、受け取る感覚が全然違う。そこからのドラマが、それぞれの生活の中に生まれるというのが、僕は音楽の面白さだと思うんですね。映像作品や舞台作品は、描かれる世界そのものに没頭しますけど、音楽は自分に没頭するツールだと思う。だから、そこで表現したいことも、色々生まれてきますよね。
――ご自身が作詞で伝えたいことに、この17年間で変化はありますか?
鈴村 いや、変わってないですね。変わってないから困ります(苦笑)。僕はずっと視点を変えないことを大事にしてきて……歌詞は普遍的であれと思って書いています。もちろん、その時々の流行りというのは、曲にも歌詞にもあると思いますが、本当に良い曲というのは、一生聴ける曲だと思うんです。だから自分が作る曲は、そうあってほしい。できるだけ普遍的な、人間の根幹的な部分に触れるテーマを書いて、歌っていきたい。だから幅が狭いですし、作るのも難しいんですけど、そのぶん、作りがいがあるというか。そういう意味での“困る”なので、これからも曲作りの苦労は、避けられないかなと思っていますね(苦笑)。
――確かに今回のライブ映像には、17年間の新旧楽曲が交じっていますけど、年月を感じさせず、どの曲も鈴村健一ナンバーとしての核と芯を持ち続けていることに、改めて気づかされました。
鈴村 そう言ってもらえると、そこを狙っている身としてはとても嬉しいですね。ライブの演出さんにもよく言われるんですよ、普遍的な歌をやっているから、ずっと続けていけていいよねって。今だけを見たエンタメは、今この瞬間には面白いものが作れるけど、何年後かにその曲を歌えなくなる可能性もある。でも僕は、一生歌える歌しか作らないことが目標なので、胸を張って全セットリストを60歳になっても70歳になっても歌えると思うし、できる限り長く歌っていきたいです。今年の音楽活動はちょっとスローペースになっていますけど、のらりくらりではありますが、色々考えているところなので、いい報告を気長に待っていてください!
●リリース情報
「鈴村健一 “満天FES 2024 ~食べて、しゃべって、歌って、笑おうフェスティバル~” LIVE Blu-ray」

発売中
初回生産仕様:フォトカード+スリーブケース
※Blu-ray商品はグッズ付き数量限定版 / 通常版共通となります。
【グッズ付き数量限定版】
品番:LABX-8778~9
価格:¥14,300(税込)
グッズセット内容:“トラのけんいちくん”フィギュア
※グッズ付き数量限定版は、A-on STORE/A-on STORE Powered by A!SMART、アニメイト限定販売となります。
※数量限定商品となります。規定数に達し次第、販売受付終了となります。
※グッズは、商品と同梱の上、お届けいたします。
※グッズ付き数量限定版をご購入いただいた方にも法人オリジナル特典をお渡しいたします。
【通常版】
品番:LABX-8778~9
価 格:¥11,000(税込)
[Disc1]
鈴村健一 “満天FES 2024 ~食べて、しゃべって、歌って、笑おうフェスティバル~”
2024.10.6 (Sun) 河口湖ステラシアター
01. ミトコンドリア
02. ポジティヴマンタロウ
03. さあ見栄張りましょう
04. シロイカラス
05. HIDE-AND-SEEK
06. CHRONICLE
07. 月とストーブ
08. HERO
09. あいうえおんがく
10. in my space
11. SHIPS
12. この世界の好きなところ
~ENCORE~
13. INTENTION
14. 花火
[Disc2]
鈴村健一 “満天FES 2024 ~食べて、しゃべって、歌って、笑おうフェスティバル~” Behind the scene
▼ご購入はこちらから
グッズ付き限定版:https://lnk.to/LABX-8778s
通常版:https://lnk.to/LABX-8778
鈴村健一 公式サイト
https://kenichi-suzumura.lantis.jp/
鈴村健一 公式X
https://x.com/suzu__kensan
鈴村健一 公式YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLmgGL3shzkGMml8yJyaaLXezrwVIfUOUE
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