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REPORT

2025.08.19

10周年を迎え、その先へ――!「アイドルマスター SideM」キャストが大集合した10周年イヤーの集大成ライブ“THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~”2日間の熱狂をレポート

10周年を迎え、その先へ――!「アイドルマスター SideM」キャストが大集合した10周年イヤーの集大成ライブ“THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~”2日間の熱狂をレポート

コンテンツの誕生から10周年という記念すべき1年を駆け抜けた「アイドルマスターSideM」。10周年イヤーのフィナーレを飾る“THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~”のDAY2。前日に開催されたDAY1公演では10年を振り返るセットリストにサプライズの演出もあり、DAY2への期待も高まるなかスタートした公演は、歓声と歓喜の声が鳴りやむことはなかった。4時間を超える公演、全70曲というセットリストが長く感じなかった、そんなDAY2をレポートする。

★DAY1のレポートはこちら

10年共に歩み、育ててきた曲で感じる愛しい時間

DAY1と同じく協賛企業名のコール、そしてプロデューサーの、ファンのパッションを煽る315プロダクション・齋藤孝司や、事務員の山村 賢の注意事項アナウンスからライブの幕開けの映像が流れ、オーディエンスの大歓声に迎えられての開演となった“THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~”DAY2。もちろん、前日同様、“はじまりの曲メドレー“からライブがスタート。最初に会場を席捲したのはJupiter。天ヶ瀬冬馬役の寺島拓篤、伊集院北斗役の神原大地がステージに現れる。イントロから「きゃああああ!」と悲鳴があがった「BRAND NEW FIELD」を歌う彼らは、眩しいほど煌めくライトグリーンが入った黒のスーツを着用。残念ながらこのステージに共に立てなかった御手洗翔太役の松岡禎丞のパートを2人で担う様子にJupiterの3人の絆を感じた。

間髪入れずにデジタルビートが鳴り響き、ステージはピンクの光が飛び交う。スペシフィックなシルバー地にピンクの入った衣装で登場したS.E.M。硲 道夫役の伊東健人、舞田 類役の榎木淳弥、山下次郎役の中島ヨシキがエッジの効いたテクノナンバー「∞ Possibilities」を教師らしい生真面目さで聴かせると、熱いロックンロールのギターリフが轟いて神速一魂がステージへ。赤と青がそれぞれに入った白地の長ラン姿の紅井朱雀役の益山武明、黒野玄武役の深町寿成が拳を突き上げ「バーニン・クールで輝いて」を、熱いパッションを放ちながら歌った。

そんな熱気に続いたのはCafé Parade。華やぎのミュージカルが開幕したような軽快かつエレガントなイントロで姿を現した神谷幸広役の狩野 翔、東雲荘一郎役の天﨑滉平、アスラン=BBⅡ世役の古川 慎、卯月巻緒役の児玉卓也、水嶋 咲役の小林大紀。ユニットカラーである赤紫が織り交ぜられたカラフルなカフェ店員の衣装を着用し、「Café Parade!」で歌い踊ると、オーディエンスも共に声をあげ、ハッピーな歌に笑顔の花を咲かせた。ここで会場の空気が一転する。神々しいチェンバロの旋律に導かれるようにステージにライトイエローのスポットが当たり、都築 圭役の土岐隼一、神楽 麗役の永野由祐の姿。歌うことへの幸せを味わうような表情のAltessimoの2人は、その甘美な歌声で「The 1st Movement ~未来のための二重奏~」を響かせる。

そんなステージへ観客の歓喜の声が降り注いだ。「ブラボー!」の声の余韻を破ったのはシリアスなイントロ。THE虎牙道がステージへ。青を基調とした大河タケル役の寺島惇太、円城寺道流役の濱野大輝、牙崎 漣役の小松昌平は、「強く尊き獣たち」で登場するなり豪快なアクションを繰り広げる。この10年で殺陣のスキルがアップした彼らの、大地を蹴り上げる様がフロアを圧倒していった。熱いステージパフォーマンスの後に登場したもふもふえんによって会場はマシュマロのような柔らかなかわいらしさに占拠されていく。「うぇるかむ・はぴきらパーク!」 で「一緒に歌おう」「一緒に踊ろう」と歌声で呼びかける岡村直央役の矢野奨吾、橘 志狼役の古畑恵介が尻尾をふりふりしながら、小学生アイドルらしい、キュートな歌声を響かせる。残念ながら参加が叶わなかった姫野かのん役の村瀬 歩の歌声もスクリーンから響き、3人のユニゾンに観客も歌声を重ね、一体感を堪能させた。

ライブ冒頭の、初心を感じさせる“はじまりの曲メドレー“のラスト。8番目に登場したのはLegenders。「Legacy of Spirit」のクールなギターのフレーズが轟き、北村想楽役の汐谷文康が軽やかに歌い出し、葛之葉雨彦役の笠間 淳、古論クリス役の駒田 航が真っ直ぐな歌声を放っていく。時間の管理人のような、スタイリッシュな衣装でキレのあるダンスパフォーマンスで魅せる彼らの歌でブルーグレーの光が揺れ、オーディエンスから声があがり、会場を揺らした。序盤のステージはDAY2出演のアイドル全員で歌う「DRIVE A LIVE」で会場の想いを1つにする。“THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~”のDAY2は、こうして幕開けからクライマックスを迎えたような熱に席捲されていった。

「ありがとう」が詰まったライブで蘇るあの日の記憶

「SideM10周年おめでとう!」と全員で祝福の声を出し、315プロダクションみんなで315の1日を目指すステージは熱を帯びる。息をつく暇もないほどの怒涛のパフォーマンスで、この10年をアイドルたちの歌唱で振り返っていくライブの前半。プロデューサーたちの心には様々な時間が蘇っていたことだろう。「THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE」シリーズの発売記念イベントから始まったアイドルたちのステージパフォーマンス。“THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE〜ST@RTING!”からは毎年の周年ライブが始まり、“THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ~ORIGIN@L STARS~”、そして全国を巡った“THE IDOLM@STER SideM GREETING TOUR 2017 ~BEYOND THE DREAM~”のこと、“THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR ~GLORIOUS ST@GE!~”の幕張公演で46人が揃った奇跡のステージや歌で世界を旅した“THE IDOLM@STER SideM 4th STAGE ~TRE@SURE GATE~”やコロナ禍を経て再会を果たした“THE IDOLM@STER SideM 6thLIVE TOUR ~NEXT DESTIN@TION!~”での感動。“THE IDOLM@STER SideM 7th STAGE ~GROW & GLOW~”での心の繋がった感覚に、数年ぶりに声を出すことが叶った“THE IDOLM@STER SideM 8th STAGE ~ALL H@NDS TOGETHER~”での心震えた瞬間のこと、“THE IDOLM@STER SideM 9th STAGE ~MIR@-CIRCLE CRESCENDO~”で観客の頭上を移動していくステージに驚かされたこと。そんな1つ1つの思い出が、様々な時間軸の歌が響くことで蘇ったはず。

トロッコで観客席を駆け抜けるアイドルたちの表情も、歌に宿る熱い気持ちも、センターステージで客席を見渡す彼らの姿からも、10年前と変わらないものを感じさせる。懐かしさやノスタルジックな想いをパッションと共に味わったライブ中盤のラストを飾ったのは「PRIDE STAR」だ。唯一、周年を祝うライブの出来なかった年の、5周年記念衣装「プライドフルブルー」を彷彿とさせる10周年記念衣装「パッショネイトシンフォニー」。その最新衣装に身を包んだアイドルたちがセンターステージに並び、歌うこの曲に会場はじっと聴き入る。去来するのはどんな想いか。どんな景色か。プロデューサーたちを、ファンを支えてきたこの1曲もまた、10年から先の未来へ共に進んでいく力となっていくだろう。

次のページ:アイドルたちとの時間が蘇る熱いユニットメドレー

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