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REPORT

2025.08.19

10周年を迎え、その先へ――!「アイドルマスター SideM」キャストが大集合した10周年イヤーの集大成ライブ“THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~”2日間の熱狂をレポート

10周年を迎え、その先へ――!「アイドルマスター SideM」キャストが大集合した10周年イヤーの集大成ライブ“THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~”2日間の熱狂をレポート

2014年に誕生した「アイドルマスター SideM」。2024年7月から10周年イヤーとして1年を駆け抜けた315プロダクションにとって1つの集大成となる“THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~”が7月12日(土)と13日(日)の2日間にわたってKアリーナ横浜にて開催された。DAY1とDAY2で出演ユニットを分け、8ユニットずつが登場。DAY1は約4時間、披露された楽曲はなんと全68曲!そんな、アイドルもプロデューサーもパッションを余すことなくさらけ出した夜をレポートする。

★DAY2のレポートはこちら

TEXT BY えびさわなち

“THE IDOLM@STER SideM 10th ANNIVERSARY ST@GE ~P@SSION-ING!!!~”は、「まさか」の始まりに!?

暗転から協賛企業のロゴが映し出されるスクリーン。会社名を読み上げるオーディエンスの声の後に315プロダクション社長・齋藤孝司と事務員・山村 賢のアナウンスという“いつもの光景”の直後、Kアリーナ横浜が悲鳴に包まれた。ライブの始まりに高らかに響き出した楽曲。そのイントロが、DRAMATIC STARSの「STARLIGHT CELEBRATE!」だったのだ。スポットライトが当たり、ステージに立っていた天道 輝役の仲村宗悟、桜庭 薫役の内田雄馬、柏木 翼役の八代 拓。彼らは赤と青、緑のジャケット姿だ。まさかの原点回帰に起きた歓声だったが、その直後にまた大きくなる。続いて登場したBeitが目の覚めるような青い王子様のような衣装で登場、鷹城恭二役の梅原 裕一郎、ピエール役の堀江 瞬、渡辺みのり役の高塚智人が「スマイル・エンゲージ」で優雅にステップを踏み、甘い歌声を響かせた。

歌のバトンは真っ赤のロッキンな衣装に身を包んだHigh×Jokerへ。「HIGH JUMP NO LIMIT」で一気にフロアをヒートアップさせる。秋山隼人役の千葉翔也、冬美 旬役の永塚拓馬、榊 夏来役の渡辺 紘、若里春名役の白井悠介、伊瀬谷四季役の野上 翔が熱いロック魂を見せつけると、続いて登場したのはビタミンカラーのスポーティな衣装を着たW!蒼井悠介役の菊池勇成と蒼井享介役の山谷祥生だ。軽快なキックオフナンバーの「VICTORY BELIEVER」に宿るスポーツマンシップの熱気でフロアを席捲した後には歌のバトンは彩の「喝彩!~花鳥風月~」へと繋がる。華麗な柄に彩られた和装ミックスな姿の猫柳キリオ役の山下大輝、華村翔真役のバレッタ裕、清澄九郎役の中田祐矢が、和楽器の旋律が散りばめられたエレクトロロックを歌い上げる。そんな1曲の後にはFRAMEの「勇敢なるキミへ」が鳴り出し、会場は一気に日曜日の朝のヒーロータイムへ。握野英雄役の熊谷健太郎、木村 龍役の濱 健人、信玄誠司役の増元拓也の3人が拳を突き上げ、パワフルな1曲を、初期の彼らを感じさせるヒーローなスタイルで見せながら響かせる。

するとバトンはF-LAGSへ。秋月 涼役の三瓶由布子、兜 大吾役の浦尾岳大、九十九一希役の比留間俊哉の3人は、セーラーカラーの衣装でトリコロールの旗を持ち、旅へと駆け出す「夢色VOYAGER」を軽やかに歌い上げた。ラストはストイックさが滲み出る制服を着たC.FIRSTの3人だ。天峰 秀役の伊瀬結陸、花園百々人役の宮﨑雅也、眉見鋭心役の大塚剛央がエッジの効いたエレクトリックダンスチューン「We’re the one」を歌い、会場は一体となってコールをし、歌声を重ねる。

2021年にこのC.FIRSTを加え、全16ユニットとなった315プロダクションのアイドル。その半分である8ユニットが出演するDAY1は、それぞれユニットの“はじまりの曲”をつないだメドレーで、アイドルもプロデューサーも10年の中で最も長く寄り添ってきた楽曲で始まった。しかもソロパートを歌うタイミングでアイドルとキャストが画面に映し出される“名乗り”を入れる演出でも会場を沸かせるのはさすが315プロダクション。ここまでの時間へと想いを馳せたコーナーの最後は8ユニット25名のアイドルがステージに揃い、315プロダクションの“はじまりの曲”である「DRIVE A LIVE」を響かせた。「プロデューサー!待たせたな!」と仲村の声に続いて、アイドルたちと会場の観客全員で「アイドルマスター SideM」の10周年に「おめでとう!」と声をあげた。「この10thライブで、10周年イヤーのフィナーレを最高に盛り上げていきましょう!」と内田が言うと、八代は配信で見ているプロデューサーへ「一緒に楽しんでいきましょう!」と笑顔を見せた。「そんじゃプロデューサー、準備はいいか?315プロダクションみんなで315の1日にしようぜ!」と仲村の声でステージは次のパフォーマンスへ。

畳み掛ける怒涛のセットリストに会場は大興奮

315プロダクションの“はじまり”の思い出を振り返った後には各ユニットが「THE IDOLM@STER SideM 3rd ANNIVERSARY DISC」や「THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT」といった懐かしのCDシリーズの楽曲を披露。サブステージやトロッコ、315プロダンサーズのパフォーマンスと共に見せ、あの時、この場所の……と様々な思い出の蘇る楽曲を披露し、プロデューサーたちはその歓声を止めることなく、歌声を重ね続けた。1曲1曲がプロデューサーを興奮の坩堝へと誘う「パッション爆誕メドレー!!!」も交えて繋がり続け、熱い時間を共有するKアリーナ横浜。

そんな懐かしさを味わった楽曲の数々の後には、10周年記念衣装「パッショネイトシンフォニー」姿のアイドルたちがスクリーンに映し出される。アイドルたちはここまでのステージの感想やライブへの決意、そして意気込みを語り合っていたが、輝の「全員で気合いを入れ直そう」という声で「We are 315!!」と気合入れをする。その様子をスクリーンで見ていると、静けさを称えたステージに静かなピアノの音色が鳴る。いつしかその旋律は楽曲のイントロとなっていき、アリーナ中央に置かれたセンターステージにずらりと並んだキャストたちへスポットが当たる。なんと、スクリーンの中でアイドルが着ていた「パッショネイトシンフォニー」を、目の前の面々も着ていたのだ。5周年記念衣装「プライドフルブルー」を彷彿とさせる深い青の入る衣装で彼らが歌い出したのは「PRIDE STAR」だ。驚愕の色と歓喜、悲鳴などが滲んだ声はいつしか大きな歓声に。その声に迎えられた1曲は、コロナ禍で世界が苦しんでいた時の、それぞれがリモートで撮った映像を繋いで46人のアイドルたちで希望を届けたことを思い出させる。今ではC.FIRSTの3人を加えた49人の315プロダクションのアイドルたちの歌となった1曲に、改め思い出が積もっていると感じて胸が熱くなった。そして、ライブの前半が終わったこのタイミングで彼らが歌った楽曲は実に26曲であることが告げられる。驚く観客。そんなステージは更なるメドレー、「ユニット曲メドレー」へ。まだまだ熱いライブ後半が幕を開ける!

次のページ:メドレーで蘇るのはあの日のライブ、この瞬間に抱いた思い

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