REPORT
2025.08.18
この夏、メジャーデビュー5周年を迎えた楠木ともりが、親愛なるファンに贈るZeppツアー「TOMORI KUSUNOKI Zepp TOUR 2025“Whose fault is it?”」。その千秋楽公演が、7月30日、東京・Zepp Haneda (TOKYO)にて開催された。ツアータイトルに冠された“Whose fault is it?(=誰のせい?)”とは、彼女がインディーズ時代に初めて自作した楽曲「眺めの空」の歌詞にかけたもの。夏の情景を描いた同楽曲からシンガーソングライターとして歩み始め、音楽を通して自らを発露させてきた楠木が、改めて我々に投げかける「誰のせい?」という言葉。その謎めいた響きとステージ上での凛とした姿が、観る者の夏を奪う一夜となった。
TEXT BY 北野 創
PHOTOGRAPHY BY 髙田 梓
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