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INTERVIEW

2025.08.08

MyGO!!!!!の新たなアンセム「往欄印」リリース!立石凛・青木陽菜が語る、7th Single、ZEPP TOUR、3周年を迎えたバンド活動へのさらなる熱

MyGO!!!!!の新たなアンセム「往欄印」リリース!立石凛・青木陽菜が語る、7th Single、ZEPP TOUR、3周年を迎えたバンド活動へのさらなる熱

カップリング曲「残痕字」と共に開く、バンドの新しいページ

――カップリング曲の「残痕字(ページ)」はTVアニメ『カードファイト!! ヴァンガード Divinez デラックス決勝編』EDテーマでもありますが、どんな楽曲になったと感じていますか?

青木 ファーストインプレッションはすごく優しい曲だと思いました。メロディにせよ、歌詞にせよ、孤独や一人の気持ちに寄り添ってくれるところがあって。「聿日箋秋」の爽やかさともまた違った、これもまたMyGO!!!!!らしい楽曲になったと思います。

立石 私はみんなに共感してもらいやすい楽曲だと思いました。気持ちの切り替えをして「新しく進んでいくぞ!」と思っていたとしても、心のどこかに過去のミスや嫌な気持ちが残っているというのは、結構誰にでもあることだと思うので。あと、私はこの歌詞を読んで、若干愛音ちゃんの過去というか、消したい記憶みたいなところにも繋がる感じがして。

――確かに過去の割り切れない記憶や感情を抱えたまま、それでも新しいページをめくって前に進む感じは、MyGO!!!!!らしさがありますね。この歌詞にちなみ、お二人が“ずっと許しきれずいた”けど許せるようになったエピソードがあれば聞いてみたいです。

立石 まさに“誰のせいでもない”んですけど、私はちょうど大学入学時がコロナ禍の真っ只中だったので、思い描いていた大学生活を一切できなかったのが、人生で結構悔やむことというか、すごく心残りではあったんです。もっと色んな人に出会えてたんじゃないかな、みたいな。でも、ちょうどMyGO!!!!!に向けてギターの練習を始めたのも大学の時だったので、ギターに集中できたのはいっぱいおうちに居れたからだなとか、ちゃんと卒業できたのもリモートで授業を受けられたからだなと考えると、一概に最悪だったとは言えないかなと思えるようになって。もちろん心残りはありますけど、今は昔よりも許せるようになりました。

青木 私は“許す”というよりも気持ちを切り替えられるようになった話なんですけど、昔はライブ中にミスしたりすると、「うわ、ミスった、最悪」って思ってしまって、次の曲になっても結構引きずっていたんです。でも、後から映像で観直すと意外と目立ったミスではなかったりして、あの時にミスをずっと気にしながらしょぼしょぼとライブをしていたのは、すごくもったいないことだと気付いたんですね。それからはミスした自分も許せるというか、ミスったとしても気持ちを切り替えて楽しもう!って思えるようになりました。MyGO!!!!!の活動が始まって1年目くらいまでは結構引きずってたんですけど、1年半が経った頃には上手く切り替えられるようになりました。

――ありがとうございます。話は変わって、今回のシングルの初回限定盤には、ラジオ番組のイベント“MyGO!!!!!の「迷子集会」出張版 -奏字音という日常-”の映像が収録されます。お二人から見どころをアピールしていただけますでしょうか。

青木 我々がライブで表舞台に立つ時はキャラクターを背負っているので、キャラクターとは関係なくキャストとして出演しているこのイベントは、普段の私たちと言いますか、わちゃわちゃした部分を見れるのが魅力だと思うので、ぜひそこに注目してほしいです。それこそ楽奈役の私と立希役の林鼓子ちゃんはキャラクターと性格が真逆で騒がしいですし(笑)、凛ちゃんはおとなしくて愛音とのギャップを楽しめたりするので、ぜひ中の人を含めて愛していただければと思います。

立石 このイベントでは、キャラクターとして朗読や皆さんからのお便りを読むコーナーがあったり、逆にキャストとしてコーナーを進めていくパートもあって、キャラと中の人の両方を楽しめると思います。普段、私たちがラジオを収録する時も、1本目はキャストとして、2本目はキャラクターとして録るサイクルなので、その普段の様子が可視化された現場だったんじゃないかなと思っていて。いつも配信しているラジオも楽しんでいただきつつ、イベントの様子も楽しんでもらえると嬉しいです。

――8月16日にはイベントの第2弾“MyGO!!!!!の「迷子集会」出張版 第二弾 – 日常の欠片 -”が開催・配信されるので、その意気込みもいただけますか?

青木 まあ、ライブほど意気込みみたいなものはないのですが(笑)、前回も、普段のラジオ収録とは違って、お客さんの笑い声とかが聞こえてくるのがアットホームで楽しかったので、今回も楽しみです。

立石 そうだね。まだ何をするのかは私たちもわかってないんですけど(笑)。

――ラジオ番組ではキャラクターとしてアドリブで演じる回もあるわけですが、慣れましたか?

青木 そうですね。でも、たまに楽奈ちゃんと愛音ちゃんの2人だけの回とかがあるんですけど、楽奈が「うん」とか「ふーん」しか言わないので、凛ちゃんが大変そうだなって思います(笑)。

立石 そうなんですよ。楽奈ちゃんには何を聞いても「ふーん」か「抹茶」で返ってくるので、話を広げるのが難しくて(笑)。2人で「うーん」ってなったりすることもあるので、いまだに試行錯誤しつつなんですけど、イベントではそれを生でやるっていう。

青木 まあ、5人いるから大丈夫でしょ!前回もなんとかなったし。

――楽しみにしています!改めて、今回のニューシングルもMyGO!!!!!の色んな魅力が詰まった一枚になりましたね。

青木 勝負曲じゃないけど、結構パンチのある曲になったと思うので、MyGO!!!!!をずっと応援してくださっている方にも、「こんなMyGO!!!!!もあるんだぜ!」というのをアピールできる、またキラーチューンをお見舞いするシングルになりました。

立石 きっとお客さんからしたら、合同ライブの「わかれ道の、その先へ」がすごく印象的で、私たちにとってもひとつのけじめになったライブだと思うんですけど、それを経て最初にリリースするシングルなので、また新たな気持ちで聴いてほしいなと思います。

――ちなみに1st LIVEから3周年を迎えたわけですが、バンドをやる魅力や楽しさについて、活動を始めた当初より深まった部分はありますか?

立石 メンバーみんな、すごく楽しんでライブをやっているんですけど、特に私たち2人は、ライブに対するモチベーションみたいなところで通じる部分がすごくあって。

青木 そうだね。根本的に2人ともバンド好きというのがあって。ライブを観るのも好きだし、演奏するのも好きだし。それこそ“JAPAN JAM 2025”のAve Mujicaが出演した日を一緒に観に行ったんですけど、早めに行って一緒に色んなアーティストを観ながら、「うちらもライブでこういうことやりたいね」みたいなことを話してたんです。

立石 そうそう。「こういう曲の繋ぎ、やってみたい!」とか。

青木 その時に10-FEETさんを一緒に観たんですけど、最初にメンバーのお三方がステージに出てきて、歌い始める前にみんなで拳を突き合わせていたんですよ。それがすごくかっこよかったので「MyGO!!!!!でもこれやりたい!」ってなりました(笑)。

立石 我々はキャラクターを背負ってステージに立っているので、その意味ではMCやパフォーマンスも他のバンドさんほど自由にはできない部分もありますけど、MyGO!!!!!として成長していくなかで、できることの選択肢がどんどん増えていってるので、「MyGO!!!!!にもこういう可能性があるんじゃないかな?」というのを考えるようになりました。

青木 最初は練習だけで精一杯だったもんね。今後も色んなバンドのステージを観て、インプットして、MyGO!!!!!の活動に活かしていけたらと企んでいます!


●リリース情報
MyGO!!!!! 7th Single
「往欄印」
2025年8月6日(水)リリース

【Blu-ray付生産限定盤】

定価:¥7,700円(税込)
品番:BRMM-10961

【通常盤】

定価:¥1,540円(税込)
品番:BRMM-10960

<収録内容>
・CD
1.往欄印
2.残痕字
3.往欄印 -instrumental-
4.残痕字 -instrumental-

・Blu-ray
MyGO!!!!!の「迷子集会」出張版 -奏字音という日常-
昼の部・夜の部

詳しくはこちら
https://bang-dream.com/discographies/4092

関連リンク

MyGO!!!!!
オフィシャルサイト
https://bang-dream.com/mygo

オフィシャルX
https://x.com/bang_dream_mygo

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