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2025.06.05

「“私という命”を大切に生きていかなきゃいけないんだ」――青山吉能が大切な想いを胸に歌声を披露した“青山吉能 Birthday LIVE 「i’ll DO me.」”の様子を振り返る

「“私という命”を大切に生きていかなきゃいけないんだ」――青山吉能が大切な想いを胸に歌声を披露した“青山吉能 Birthday LIVE 「i’ll DO me.」”の様子を振り返る

カバー曲は封印のつもりが「あまりに良い曲だったので」

ある時は繊細に、またある時にはアグレッシブに。「I’ll DO me.」=“私は私”といった意味を掲げたタイトルを表明するかのような、カラフルで自由で、振れ幅の広いステージが展開されていくなか、ここでカバー曲が披露されることが語られる。

「1ヶ月前の私は“カバー曲はやりません”って言ってたんです。なんていったって(曲数が増えて)よぴちゃんの曲すらやれないものがあるんだから、と。でも最近放送が始まったアニメのオープニングが良すぎて、どうしてもやりたいってテイチクエンタテインメントで転げまわったんです……」と、その経緯を明かしつつ、青山がヒロインである見習い魔女メグ・ラズベリーを演じる『ある魔女が死ぬまで』のOP曲「Drops」(歌・坂本真綾)を優しい歌声で紡いでいく。歌唱を終えると「マジで良い曲~!このタイミングでこの曲に出合えたことが嬉しいです。改めて命の大切さ、生まれてきたこと、みんなと出会えたこと、みんなが今ここにいることをすごく考えさせられます」としみじみ伝えた。

ここからはクライマックス。声色をパッと明るく切り替えて「それでは後半戦、いってみましょ~!」と、シティポップナンバー「イツカ」へと突入。続く「STEP and CLAP」では、ハンズクラップの応酬が巻き起こり、ライブならではの一体感が生まれていく。そんななかで特筆すべきは異色のロックナンバー「オクビョウヒーロー」の盛り上がりのすごさ。冒頭「い一っくぞーーー!」と雄々しく吠えた青山は、絞り出すような叫び声と共に「おい!」と力強く腕を突き上げると、会場から野太いシンガロングが返ってくる。燃え上がるような「オクビョウヒーロー」で会場の熱気が最高潮に達した後、青山は息を弾ませながら「暑すぎ……もう嫌だ……こんなに汗をかくアーティスト活動にするつもりじゃなかったのに……」と笑いを交えてこぼす。そして、「こういう曲は自分には向いてなさすぎる、と思っていたのですが、ライブの盛り上がりを「STEP and CLAP」に頼りすぎていたので(笑)。みんなが立ち上がって盛り上がれる曲を作りたいなと思った」と、制作の裏側を明かした。

「いよいよライブも終わろうとしています」と語りかけると「えーっ!」の声が。「そこはうんうん、って言ってもらっていい?」と観客にリクエストし、再度同じセリフを言い放つという場面も(笑)。すると見事に息のあった「うんうん!」という声が響き「……どうしても宗教が抜けない。どうして私は教祖になってしまうんだろう……?」と笑う。教祖、もとい、そのリーダーっぷりも青山らしい。新しい情報として、12月20日にファンクラブイベント“青山吉能Official FanClub「よぴぴん家DX」2nd Meetin”が開催されることを伝えつつ、「新しい歳もみんなが青山吉能を応援していることが皆さんにとって加点になるような、そんな私を生き続けていきたいなと思いますのでこれからもよろしくお願いします!」と述べた。本編ラストは「帰ろうよ」。晴れやかな歌声で締めて「本日はありがとうございました!」と深々とお辞儀をし、ステージをいったん後にした。

次のページ:最後は「初心を思い出すために」とあの曲を。

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