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2025.06.03

アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』からのサプライズも!新たな地平へと熱く駆け抜けた一夜――「ウマ娘 プリティーダービー 6th EVENT The New Frontier 春公演」DAY1レポート

アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』からのサプライズも!新たな地平へと熱く駆け抜けた一夜――「ウマ娘 プリティーダービー 6th EVENT The New Frontier 春公演」DAY1レポート

“カオス”から“強者”まで、様々な魅力を放つウマ娘たち

MC明けには、スクリーンに映し出された地球に徐々にズームアップして、川、そしてそこを泳ぐシャケへとフォーカス。続いて表示された「SHAKEROCK」のタイトルに大歓声が上がるが、サプライズはまだ終わらない。なんとこの曲が用いられたゲーム内イベント「スラップスティック・クラッシュ!」同様に、マヤノトップガン役の星谷美緒がベースを、シーキングザパール役の福原綾香がギターを携え、さらにステージ上のドラムのもとにマチカネフクキタル役の新田ひよりが座り作中の個性派バンド・魔女娘が勢揃い。3人の生演奏と共に、その「SHAKEROCK」がスタートする。ステージにはシャケダンサーも登場し、メインステージの床面LEDの演出も含め、カオスなMVがこの場に顕現。2番に入ると、新田が大きなシャケを振り回しながらステージを駆け回ってさらにカオスの度合いを引き上げれば、福原も「シャケの魔法を詠唱するわよ!」としてコールアンドレスポンスで盛り上げ、最後の最後まで楽しすぎる1曲を作り上げてくれた。

その余韻残るなか、今度は夜の街が映し出され雑踏のようなSEが流れると、“BoC’z”のロゴが映し出され「Hat on your Head!」の披露へ。四方のサブステージに菊池とミスターシービー役の天海由梨奈、マチカネタンホイザ役の遠野ひかる、シュヴァルグラン役の夏吉ゆうこの4人が分かれて歌唱したこの曲では、歌声でもパフォーマンスでもとにかくクールに決めて大観衆を魅了。Dメロでの夏吉によるスタイリッシュさ溢れる歌い上げも非常に魅力的なものだった。

曲明けには天海・遠野・菊池による、担当ウマ娘がプロデュースするチームの紹介を経て、その3チームからなる“BoC’z we\n”による「BoC-izm」へ。まずはノースフライト役の指出毬亜・ラヴズオンリーユー役の久保田未夢によるOK→Uがキュートかつ軽快なフロウを披露すれば、この日は菊池とナカヤマフェスタ役の下地紫野による特別編成となったAM×iはノンストップでスタイリッシュなラップを披露し沸かせる。そして奥野と夏吉、ヴィブロス役の伊藤彩沙によるCΛ2も3姉妹ならではの絶妙なチームワークを交えて魅了。中盤のコール&レスポンスゾーンでは不意に久保田が指出の頬をつつくいたずらでチーム内の仲睦まじさも感じさせつつ、各チームそれぞれの長所を発揮してトレーナーたちを踊らせていく。

そしてそのままダンサブルなナンバー「Gaze on Me!」へ。この曲は7人のウマ娘がV字型のフォーメーションをとり、揃えたダンスで魅せていくチームワークが活きるナンバーだが、その一方で個の生きる見せ場も存在していた。2サビ明けの間奏ではまず天海がソロダンスで場内の視線を集めると、そこに遠野が合流。ペアダンスを経て今度は遠野のソロダンスが場内を沸かせていった。それに続く「L’Arc de gloire」のイントロから、場内の雰囲気はまたガラリと変貌。福原、大和田、下地、塚田、亜咲花とブラストワンピース役の紫月杏朱彩、クロノジェネシス役の真名瀬日和による海外挑戦組7人が力強い歌声を響かせていく。楽曲途中、明坂のモノローグ後にリフトアップするステージで歌う姿は、まさに威風堂々たるもの。また、この曲の落ちサビ冒頭での紫月の歌い上げも心に刺さるもので、全体を引っ張るような歌声になっていた。

曲明けには前回MC以降に歌唱したウマ娘が再登場。「SHAKEROCK」を披露した3人は改めて楽器の生披露を行ったことを伝え、さらには星谷によるフルサイズ披露もこの日が初であったことも明かされていた。

そして続く“強者”ブロックから、ライブは後半戦へ。まずは紗幕の中心にメジロラモーヌ役の東山奈央が立ち「Love Will Come Through」を歌唱。冒頭からたおやかに歌声を響かせながら、振付も交えつつ実に麗しいステージを展開。紗幕の上がった後半ではダンサーを従え、歌声の開放感をさらに増して数多くのトレーナーを魅了。ラストの微笑みまで、その佇まいは完璧にメジロラモーヌそのものだった。それとはまた違った形でトレーナーを惹き込んだのが、「愛舞い、喰らい。」を披露したスティルインラブ役の宮下早紀。歌い出しこそしとやかに、しかし途中から一気に狂気に満ちた歌声を炸裂させ、その後も大会場の中心で急ハンドルを切るかのように次々と表情を変えていく宮下。歌声はおろか身振りや表情に至るまで観るものをゾクリとさせる、こちらもスティルインラブとしてドンピシャなステージングをみせていく。愛と狂気を孕む美しくも荒々しいステージは、まさに“圧巻”の一言だった。

その反対側のサブステージに「LADY G DONNA」のイントロ流れるなかポーズを決めたジェンティルドンナ役の芹澤 優がリフトアップで登場。ダンスの端々に至るまでクオリティが非常に高く、笑みを浮かべながらやりきっているという点も含めて、ジェンティルドンナという圧倒的な存在そのもののパフォーマンスを展開。2サビ明けの間奏では、“強さとは、絶対的な強者の証”のセリフ直後に切れ味抜群のダンスをみせてセリフに強い説得力を生むなど、ラストまで絶対的な存在であり続ける。それに続いて「Ms. VICTORIA」を歌ったのは、新世代の強者を演じる石原とデアリングタクト役の羊宮妃那。炎が上がる中で石原がみずみずしい歌声を響かせていけば、羊宮も微笑みながらぐっと力を込めて歌唱。特質の違う“らしさ”溢れる歌声が絡み合うことで、相乗効果を持って高め合いゆくかのようなステージに。2サビ明けの向き合い、ライバルとしての想いをぶつけ合う場面もアツさがあった。

次のページ:新曲もサプライズ披露!終盤に向けさらに盛り上がるさいたまスーパーアリーナ

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