クライマックスに向け物語は進行中！青春ロックアニメ『ロックは淑女の嗜みでして』キャスト・関根明良&島袋美由利と、EDテーマを歌うLittle Glee Monster・かれん&結海が『ロックレディ』の魅力を語り合う！

個性豊かなキャラクターたち、4人は誰推し!?

――では話を変えまして、自分が演じてるキャラクター以外で気になるキャラクターはいますか？リトグリの2人は好きなキャラクターは誰ですか？

結海　この作品、本当に好きなんですよ。選べないな～。

かれん　私はお嬢様タイムも大好きで。りりささんはお嬢様じゃないっていうのがバレないようにしっかり勉強してクラシックのことを言ったり、体育で全力で打ち込んでいたりする。お二人のほんわかしたお嬢様シーンがすごく好きです。

関根　ありがとうございます！私の推しは白矢環さん（音羽の幼馴染）です。かっこいいっていうところが最初に来ていたのですが、回を重ねれば重ねるほど不器用でかわいくて。いつも音羽にアタックして振られて落ち込んで、それをりりさに突っ込まれて。「そんなことない」って強がるところもかわいいですし、特徴のまつ毛がバッサバッサしていて大好きです。ちょっと伏目がちにベースを弾いている姿も前髪のカゲが顔にかかるところもかっこいいなと。りりさは殿堂入りで、推しとしては環が大好きです。

島袋　推しってなると、みんな等しく好きなのですが、強いて言うならりりささんと愛莉珠さん（りりさの妹）の鈴ノ宮ラインが好きです。どちらも違ったチョロさがあるというか（笑）、両方とも素直なんですよね。お互いに自分の信念を一度貫こうとして、でも、折れる時は素直で。血は全然違いますけど、そんなところが共通していてかわいいなって。

関根　あと、個人的にライブハウスの店長も大好きです。私はかっこいい系の女性が好きなのかもしれない。

島袋　わかりやすい（笑）。

かれん　誰か1人って言われたら、選ぶのはすごく難しいけど、音羽さんですね。普段はめちゃくちゃおっとりしていて、かわいらしい女性らしいですけど、演奏となると中指まで立ててしまうようなギャップがある。りりささんのほうはまだわかるんですけど、音羽さんのほうがよりギャップがあって。こんなお嬢様がまさか「不燃ごみ」って言ったり、中指立てたりすると思わないので、そこに惹かれますね。

――推されていることはどう感じますか？

島袋　私が音羽を演じてしまっているせいか、音羽が好きって言ってくださる方に出会うと、大丈夫かなっていう心配がきてしまいますね（笑）。私はすごく快楽主義な子だと思っていて、そこばかりを思いながら演じてしまっている節があったので。でも、こうやって振れ幅だったり、お嬢様の部分も褒めていただけるのはすごく嬉しいです。

かれん　大好きです、お嬢様の音羽さん。

結海　きれいよね。

島袋　福田（宏）先生のキャラクターありきで演じさせてもらっているので、福田先生が素敵なキャラを書いているということなのだなと思います。

結海　……本当に選べない！どうしよう！最初はそれこそお嬢様の時とロックドラムを叩いている時のギャップで音羽さん好きだなと思ったのが入り口で。でも、第5話で演奏会を愛莉珠ちゃんが見てたことがわかって、りりささんが「ママには内緒だぞ」って言うシーンを観て、イケメンだなと思って。これは愛莉珠ちゃんも惚れるわと思ってから、私も鈴ノ宮ラインにのめり込んでしまって……なので、音羽さん、りりささん、愛莉珠ちゃんの3人が私の中で御三家ですね。音羽さんも別人すぎるじゃないですか。なんで、こんなに二面性のある人物を演じ分けられるんですか？

関根　ふふふ。アフレコは普段、言葉がかぶってしまう時は、後で調整できるように別々に録ったりするのですが、「ロックレディ」はどんどんお互いの熱を高め合っていく作品なので。掛け合いも、被ってもいいから一緒に録っていこうと、第1話の際にディレクションをいただいて。。

関根　なので、誰かが噛んだら最初からまたやり直すんです。

結海　うわー！！連帯責任！怖い！

関根　あははははは。休憩中などはみんなで仲良くのんびりとおしゃべりしているんですが、その時だけは、相手をいかにやり込めてやろうかっていう気持ちで収録をしています（笑）。なので、あまり“淑女”と“ロック”っていう違いはそんなに意識はしていなくて。いかに相手より上に行くかいう気持ちの方が私は強かったかなと思います。

島袋　このボールを落としたらもう試合に負けるみたいな緊張感がある感じですね。最初は、だいたい同時に言い始めて、りりさが来て、音羽がくるっていうふうにやっていくんですけど、最初の「だっせーな、それで全力かよ！」っていうセリフですら、お互いに加減が効いていない（笑）。そこからゆっくり、どうマックスに持っていくかって頭で考える部分よりも、今あるこの気持ちを出そうという強いところから始まるんですね。さらに関根さんのりりさが、最初に2人でハモったセリフの上をいく。で、私がそれよりも低いものを出したらボールが落ちちゃうっていう緊張感もありつつ、いや、言いまかしてやろうみたいな良さもありつつ。両方があって楽しかったですし、すごく怖かったです（笑）。

関根　私も怖かったです（笑）。

結海　あははは。お互いに。

関根　りりさはしょっちゅう煽られる側なので。

島袋　その罵り合いが終わるまでは、私は「頑張んなきゃ」とかも考えられないくらいなんですよ。頭では、そのまま怒鳴るだけだと音羽さんらしさが出ないし、聞いている側が慣れてきてしまうのかなと思って。「もしかして線香花火ですか」と怒鳴るんじゃなくて、ちょっと煽り気味で笑いながら「線香花火ですか～」みたいに、相手を小馬鹿にする要素みたいなものは入れなきゃいけないなって……練習の時までは思っていました。ただ、実際にアフレコで向かい合うと何も考えられなくなるという。

かれん　すごい裏話が聞けて貴重です。

結海　本番ならではのお芝居ですよね。すごく興味深いです。

――では最後に、クライマックスに向けて本作を楽しみにしている読者の皆さんにメッセージをお願いできますか？

かれん　アニメを観てくださっている方それぞれに夢があると思いますし、頑張っていることがあると思うので、アニメと私たちの楽曲のどこかに引っかかって、みんなが一歩を踏み出せるきっかけになれたらいいなと思います。

結海　これからこの2人がどうなっていくのか。どんな道に進み、どんな景色を見せてくれるんだろうというのは一視聴者として楽しみにしつつ、こんなに素敵な作品を自分たちの音楽で少しでも彩れていたら嬉しいです。

島袋　これまでもレッドファミリアという吹奏楽団の方たちと一緒に演奏したり、9話はビターガナッシュの皆さんと対決という形でパフォーマンスをするわけですが、その中で彼女たちはずっとむき出しで戦い続けて、命を散らすように音を奏でていて。そんなブレーキのない様が、彼女たちじゃない、外から見た人たちにどういう影響を与えるかっていうところも楽しみにしていただきたいです。そして、彼女たちのパフォーマンスや生き様を見て、今、熱くなるものがあるんだったら、それをあなたの好きなものにぶつけちゃってもいいんじゃないの？と思ったりもします。あとは、彼女たちがバンドになるのか、それとも環さんは去ってしまうのか……そういった物語も楽しんでいただければと思いますし、まだ見たことのない形のバンドの子たちが出てくれるので、その方たちの濃いキャラクターもすごく楽しみにしていただければと思います。

関根　今までも何度も爆発を起こしてきた彼女たちですが、この後のライブシーンにも注目していただき、さらなる爆発も楽しんでいただけたら嬉しいです。その輝きを見届けていただいた後に、改めてOPテーマやEDテーマの歌詞を噛み締めながら聴いていただけると、どちらもぐっと胸にくるものがあると思うので、ぜひ最後まで楽しんでけると嬉しいです！

●リリース情報
Little Glee Monster New Single
「夢じゃないならなんなのさ」
5月28日発売

【初回生産限定盤（CD+BD）】

品番：SRCL-13320～13321
価格：￥3,400（税込）

＜Blu-ray＞
SPACE SHOWER TV × J:COM Little Glee Monster Precious Live – 2024.09.23
DIVA
I Promise you
青春フォトグラフ
好きだ。
だから、ひとりじゃない feat.千葉県立幕張総合高等学校ダンス部DOHOPS
世界はあなたに笑いかけている feat.千葉県立幕張総合高等学校ダンス部DOHOPS
ECHO

【通常盤（CD）】

品番：SRCL-13322
価格：￥1,430（税込）

【期間生産限定盤（CD+BD）】

品番：SRCL-13323〜13324
価格：￥1,870（税込）

＜Blu-ray＞
TVアニメ『ロックは淑女の嗜みでして』ノンクレジットエンディングムービー

＜CD＞
01. 夢じゃないならなんなのさ（TVアニメ『ロックは淑女の嗜みでして』EDテーマ）
02. ひかめくとき
03. Pop Like A Star
04. 夢じゃないならなんなのさ – Lead Off ver. – ※初回生産限定盤/通常盤のみ収録
04. 夢じゃないならなんなのさ – TV Size – ※期間生産限定盤のみ収録

●作品情報
TVアニメ『ロックは淑女の嗜みでして』

毎週木曜よる11時56分からTBS系28局にて全国同時放送中
※放送日時は変更になる場合があります。
AT-X：毎週（土）23:30～／毎週（火）29：30～　※リピート／毎週（土）8:30～　※リピート
毎週金曜0時30分より各配信サービスにて順次配信中

【STAFF】
原作：『ロックは淑女の嗜みでして』福田宏（白泉社「ヤングアニマル」連載）
監督：綿田慎也
シリーズ構成：ヤスカワショウゴ
キャラクターデザイン：宮谷里沙
ビジュアルディレクター：ソエジマヤスフミ
助監督：安川央里
色彩設計：大塚眞純
美術監督：坂上裕文
美術設定：浅見由一
CGディレクター：坂口遥佳
撮影監督：渡辺実花
編集：齋藤朱里
音響監督：菊田浩巳
アニメーション制作：BN Pictures

【CAST】
鈴ノ宮りりさ：関根明良
黒鉄音羽：島袋美由利
院瀬見ティナ：福原綾香
白矢環：藤原夏海

●ライブ情報
全国ホールツアー Little Glee Monster Live Tour 2025 “Ambitious”
【東京】 4月6日(日)　J:comホール八王子
【滋賀】 4月19日(土)　滋賀県立劇場びわ湖ホール大ホール
【奈良】 4月20日(日)　なら100年会館大ホール
【北海道】 5月5日(月・祝)　カナモトホール(札幌市民ホール)
【広島】 5月10日(土)　呉信用金庫ホール
【山口】 5月11日(日)　KDDI維新ホールメインホール
【岩手】 5月17日(土)　奥州市文化会館Zホール大ホール
【山形】 5月18日(日)　やまぎん県⺠ホール大ホール
【千葉】 5月24日(土)　市原市市⺠会館大ホール
【群馬】 6月1日(日)　高崎芸術劇場大劇場
【京都】 6月8日(日)　ロームシアター京都メインホール
【熊本】 6月14日(土)　熊本城ホールメインホール
【福岡】 6月15日(日)　福岡サンパレス
【福井】 6月28日(土)　フェニックス・プラザエルピス大ホール
【長野】 6月29日(日)　ホクト文化ホール・大ホール
【愛知】 7月5日(土)　Niterra日本特殊陶業市民会館フォレストホール
【静岡】 7月6日(日)　富士市文化会館ロゼシアター大ホール
【大阪】 7月12日(土)　大阪フェスティバルホール
【大阪】 7月13日(日)　大阪フェスティバルホール
【東京】 7月21日(月・祝)　東京ガーデンシアター(有明)